35025 | 193.85 | 0.56% | 反発 | ||
RSI | 日足 | 34.8% | |||
週足 | 34.2% | ||||
動いた | フォロー銘柄 | (+1% | 以上) | ||
コード | 社名 | 週足 | 日足 | 株価 | 前日比 |
8316 | 三井住友 | C | 0 | 8968 | 321 |
5929 | 三和 | C | 0 | 2823.5 | 56 |
7011 | 三菱重工 | C | 0 | 1730 |
28.5 |
NQN◇東証大引け 日経平均、反発 米株高と円安支え 日中値幅1000円超え続く
9日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比193円85銭(0.56%)高の3万5025円00銭だった。前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継いだ。外国為替市場で円相場が円安・ドル高基調で推移したことも買い安心感につながった。朝方は上げ幅が一時800円を超えたが、午後に入ると3連休を前に持ち高調整売りや利益確定売りも出て下げに転じる場面があった。下げ幅は一時400円に迫り、日中値幅(高値と安値の差)は1225円と8日連続で1000円を超えた。
8日の米市場ではダウ工業株30種平均が大幅反発したほか、ハイテク株の上昇が目立った。8日発表の週間の米新規失業保険申請件数は前の週から減少したうえ市場予想も下回り、7月の米雇用統計をきっかけに広がっていた米景気後退への警戒感が和らいだ。リスク許容度の増した投資家の資金が日本株にも流入し、9日の東京市場でもソフトバンクグループ(SBG)などハイテク関連株の一角が買われ、日経平均を押し上げた。
もっとも買い一巡後は売りに押され、日経平均は午後に一時下落に転じた。過去最大の下げ幅を記録した5日前後に主力株を買ったヘッジファンドなどの海外短期筋が、3連休を前に利益確定売りを出したとの見方が聞かれた。市場では「週末に大きなイベントが控えているわけではないが、ボラティリティー(相場変動率)が高い局面では投資家の不安心理が強く、週末を挟まずに利益確定売りを出して現金化を急ぐ動きがみられた」(国内証券トレーダー)との声が聞かれた。
日経平均の予想変動率を示す日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は45と、前日から低下したものの投資家の不安心理が高まった状態とされる20を大きく上回る。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は21.60ポイント(0.88%)高の2483.30だった。JPXプライム150指数も反発し、6.76ポイント(0.61%)高の1115.12で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で6兆3348億円、売買高は25億4744万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1225。値下がりは392、横ばいは29だった。
リクルートやトレンドが大幅高。東エレクやフジクラが上昇した。一方、ネクソンや資生堂が大幅安。ダイキンやバンナムHD、ファストリが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕