株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5584.54 -49.37 -0.88%
ダウ工業株30種平均 39753.75 32.39 0.08%
ナスダック総合指数 18283.41 -364.04 -1.95%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 41,620.00JPY
ー 750.00 ー 1.77%
寄付きから9時7分現在
NY株式はナスダックが大幅安。225先物は大幅下落。
現物指数は反落のスタートです。銘柄は全般に安い。
RSI銘柄はSansan、AMG が高い。
日経平均は一時1000円超安、半導体株安も個別は値上がり銘柄多い=12日前場
株式新聞
12日午前10時22分の日経平均株価は、前日比836円安の4万1387円。一時下げ幅が1035円まで広がった。ただ、東証プライム市場では多くの銘柄が値上がりしているほか、東証グロース市場250指数も大きく上げている。
11日発表の米6月CPI(消費者物価指数)の予想以上の鈍化を受けて円高が進んだほか、同日の米国市場で半導体やハイテク株が下落。これを受け、日本の半導体株にも資金逃避の動きが広がった。また、株価指数先物も前日までの連日の大幅高の反動が強く、売り優勢となっている。
一方、プライム市場ではおよそ3分の2に相当する1100銘柄前後が値上がりしている。CPI鈍化に伴う米金利の急低下を背景に、小型株やネットサービスなどのグロース(成長株)を買う動きが加速した。
業種別では、全33業種のうち21業種が下落、12業種が上昇している。保険や銀行、電機、海運などは米金利低下や円高、半導体株安を反映。一方、金利低下がプラス材料の不動産が上昇し、水産・農林や建設も高い。
個別では地主<3252.T>、ローツェ<6323.T>、ディスコ<6146.T>、日東紡<3110.T>、7&iHD<3382.T>などが下落。半面、ベイカレント<6532.T>、タマホーム<1419.T>、PRTIME<3922.T>、イオンモール<8905.T>、三光合成<7888.T>などが高い。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 日経平均、反落 一時1000円安 半導体関連など利益確定売り
12日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、午前終値は前日比835円10銭(1.98%)安の4万1388円92銭だった。下げ幅は一時1000円を超えた。前日の米ハイテク株安や円相場の上昇など外部環境の悪化を受け、このところ上昇が目立っていた半導体関連株を中心に利益確定売りが出た。株価指数先物への断続的な売りも目立ち、日経平均に寄与度の大きいファストリなど値がさ株が軒並み下げた。
前日の米市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は8営業日ぶりに反落した。エヌビディアやアップルなどに短期的な過熱感を警戒した売りが出た。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も大幅安となった。東京市場でもソフトバンクグループ(SBG)が13営業日ぶりに反落したほか、東エレクやアドテストが大幅に下落した。
外国為替市場で円相場が対ドルで大幅に上昇したことも重荷となった。当局が為替介入を実施したとの観測に加え、日銀が対ユーロでレートチェックを実施したとの報道もあり、円高進行への警戒も輸出関連や海外事業比率の高い銘柄の売りにつながった。前日までの日経平均の上昇は、株価指数オプション7月物の特別清算指数(SQ)に向けて、株価水準を高く維持したい投機筋の思惑的な買いが主導していたとの見方がある。朝方のSQ算出を契機に、投機筋が利益確定売りを出した面もあったようだ。
前引け時点の東証プライムの値上がり銘柄数は1085と、全体の7割近くを占めた。値下がり508、横ばいは50だった。東証株価指数(TOPIX)の規模別株価指数では大型が1.50%安となったが、小型は0.55%高だった。りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャーは「きょうは大型株に利益確定売りが出ている半面、このところの株高局面で出遅れていた小型株に物色が向かう展開となっている。指数の下げは目立つが、循環物色的な色合いが強く、相場全体の地合いとしては悪くない」とみていた。
TOPIXは反落した。前引けは28.41ポイント(0.97%)安の2900.76だった。JPXプライム150指数は反落し、16.63ポイント(1.27%)安の1288.15で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆9720億円、売買高は9億9482万株だった。
セブン&アイが下げた。東京海上や第一生命HDも安い。一方、住友不や菱地所、ニトリHDは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕