株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5572.85 5.66 0.10%
ダウ工業株30種平均 39344.79 -31.08 -0.08%
ナスダック総合指数 18403.74 50.98 0.28%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 40,950.00JPY
+100.00 + 0.24%
寄付きから9時6分現在
NY株式はまちまち。225先物は小幅高。
現物指数は反発のスタートです。銘柄は小動きで高安まちまちです。
RSI銘柄はレゾナック、三和、ニッパツ、ブラザー、東京エレクトロン、AOKI、が高い。
日経平均は310円程度高、株価指数先物に断続的な買いで上げ幅拡大=9日前場
株式新聞
9日午前10時3分すぎの日経平均株価は、前日比310円程度高い4万1090円前後で推移する。現地8日の米国株式市場で、NYダウが反落したものの、ナスダック総合指数は5日続伸し連続で史上最高値を更新した動きを受け、朝方から買いが先行した。株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を拡大。午前9時29分には、同458円36銭高の4万1239円06銭を付け、連日で取引時間中の史上最高値を更新した。買い一巡後は、利益確定売りに上値は重いもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所清算値比60円高の4万910円だった。
業種別では、全33業種のうち17業種が上昇、16業種が下落している。アドバンテス<6857.T>、東エレク<8035.T>などの電気機器株や、三井金<5706.T>、古河電工<5801.T>などの非鉄金属株が上昇。信越化<4063.T>、富士フイルム<4901.T>などの化学株や、テルモ<4543.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も高い。ガンホー<3765.T>、トレンド<4704.T>などの情報通信株や、帝人<3401.T>、デサント<8114.T>などの繊維株も堅調。東ガス<9531.T>、大ガス<9532.T>などの電気・ガス株や、バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株もしっかり。一方、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、デンソー<6902.T>、トヨタ<7203.T>などの輸送用機器株が下落している。
個別では、WNIウェザ<4825.T>、フジクラ<5803.T>、プロレドP<7034.T>、レゾナック<4004.T>、KOKUSA<6525.T>などが上昇。半面、UNEXTH<9418.T>、タナベコン<9644.T>、ウエルシアH<3141.T>、クリエイトH<3148.T>、SGHD<9143.T>などが下落している。
東京外国為替市場では午前10時3分時点で、ドル・円が1ドル=160円台の後半(8日は160円90-91銭)、ユーロ・円が1ユーロ=174円台の前半(同174円37-41銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 日経平均、反発し606円高 米ハイテク株高追い風、取引中の最高値
9日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比606円10銭(1.49%)高の4万1386円80銭だった。米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測の強まりを背景に、前日の米株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継いだ。海外短期筋とみられる先物買いが断続的に入って日経平均を押し上げ、8日に付けた取引時間中の最高値(4万1112円24銭)を上回った。外国為替市場で円相場が円安・ドル高方向に振れたことも投資家心理を支えた。
8日の米株式市場では機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数と、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が連日で過去最高値を更新した。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も大幅高となった。きょうの東京市場では東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連のほか、ソニーGや日立といった電気機器セクターが買われ、日経平均を押し上げた。
週内は上場投資信託(ETF)による分配金捻出に絡んだ売りへの警戒もあるが、T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジストは「足元の円安基調を支えに企業業績の上振れ期待が高まっており、下落場面は買い場と捉える投資家が増えている」と指摘。さらに「株価の上昇に出遅れまいとする投資家の買いが買いを呼ぶ『FOMO(Fear Of Missing Out=取り残される恐怖感)』の様相が強まっている」とも話していた。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは17.76ポイント(0.62%)高の2885.37だった。JPXプライム150指数も反発した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆572億円、売買高は8億3522万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は990。値下がりは590、横ばいは64だった。
ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が高い。信越化やスクリン、ディスコが上昇した。NTTデータやキーエンス、フジクラが買われた。一方、トヨタやホンダ、SUBARUなど自動車株の一角が安い。三菱重や日立建機が下落した。三菱UFJも売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕