株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5061.82 -61.59 -1.20%
ダウ工業株30種平均 37735.11 -248.13 -0.65%
ナスダック総合指数 15885.02 -290.07 -1.79%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 38,660.00JPY
ー 570.00 ー 1.45%
寄付きから9時10分現在
NY株式はナスダック大幅安。225先物は大幅安。
現物指数は続落のスタートです。銘柄は全面安です。
RSI銘柄は全面安。
日経平均は663円程度安、売り一巡後は安値圏でもみ合い=16日前場
株式新聞
16日午前10時4分すぎの日経平均株価は、前日比663円程度安い3万8569円前後で推移する。きのう15日は、取引終了にかけて下げ渋る動きがみられたものの、現地15日の米国市場で好調な経済指標により金利が上昇、NYダウが6日続落、ナスダック総合指数も続落したことから、売りが先行した。東京外国為替市場で、ドルに対し円安に振れているが株価の反応は限られている。午前9時41分には同709円49銭安の3万8523円31銭を付けた後は、安値圏でのもみ合いとなっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比525円安の3万8705円だった。
業種別では、33業種のうち32業種が下落、1業種が上昇している。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が下落。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も安い。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、ディスコ<6146.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も軟調。ニトリHD<9843.T>、ファストリテ<9983.T>などの小売株や、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株も弱い。一方、テルモ<4543.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株が高い。
個別では、古野電<6814.T>、FPパートナ<7388.T>、HIOKI<6866.T>、SFOODS<2292.T>、ヒトコムHD<4433.T>などが下落。半面、テラスカイ<3915.T>、ヨシムラFH<2884.T>、東宝<9602.T>、フルマルHD<7128.T>、ダイヤHD<6699.T>などが上昇している。
東京外国為替市場は午前10時4分時点で、1ドル=154円台の前半(15日は153円90-91銭)、1ユーロ=163円台の後半(同164円02-06銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 日経平均、大幅続落 日米の金利上昇でリスク回避
16日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落し、午前終値は前日比827円22銭(2.11%)安の3万8405円58銭だった。日米の長期金利上昇を受けて株式の相対的な割高感を意識した売りが半導体関連をはじめとするハイテク株を中心に広がり、きょうの安値で午前を終えた。
日経平均は寄り付きから大きく下げて始まり、前引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。前日の米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が1.79%安となった。この日発表された3月の米小売売上高が市場予想を上回った。米経済が堅調で米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が一段と遠のくとの見方が広がり、米長期金利が約5カ月ぶりの水準に上昇し、ハイテク株の売りを促した。
国内でも長期金利が0.875%と約5カ月ぶりの高水準を付けた。足元で1ドル=154円台まで進行した円安・ドル高や原油高を背景にしたインフレ圧力の高まりで日銀が利上げを迫られかねないとの警戒感が広がっている。東エレクやアドテストが下げ幅を拡大し、日経平均を下押しした。トヨタなど自動車株もリスク回避の売りに押され、円安・ドル高を好感した輸出関連株の買いは目立たなかった。
中国国家統計局が16日発表した1~3月の国内総生産(GDP)は、物価の変動を調整した実質で前年同期比5.3%増と、市場予想を上回った。政府による財政出動の効果もあって、マンションや工場などの固定資産投資が伸びた。中国関連とされるファナックは統計発表後に強含んだが、全体の下支えにはならなかった。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは50.00ポイント(1.82%)安の2703.20だった。JPXプライム150指数は続落した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2910億円、売買高は9億5056万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1473と、全体の約9割を占めた。値上がりは169、横ばいは10だった。
ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、信越化、TDK、ニトリHDが下落した。一方、ニデック、テルモ、オリンパス、資生堂が上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕