株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5147.21 -64.28 -1.23%
ダウ工業株30種平均 38596.98 -530.16 -1.35%
ナスダック総合指数 16049.08 -228.38 -1.40%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 39,090.00JPY
ー730.00 ー 1.83%
寄付きから9時15分現在
NY株式は大幅安。225先物は急落。
現物指数は大幅安でスタートしました。銘柄は全面安です。
RSI銘柄はyutori、Laboro、が高い。
日経平均は780円程度安、リスク回避姿勢が強まる格好=5日前場
株式新聞
5日午前10時5分すぎの日経平均株価は、前日比780円程度安い3万8993円前後で推移する。午前10時1分には、同798円16銭安の3万8974円98銭と、3月18日以来、約2週間ぶりに3万8000円台を付けている。きのう4日は反発したものの、上げ幅を縮小して取引を終えていたことや、現地4日の米国株式市場で、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が、インフレが減速しなければ「年内の利下げが必要かどうか疑問が生じる」と発言し、利下げ期待感が後退。NYダウが4日続落し、ナスダック総合指数も反落したこともあり、リスク回避姿勢が強まったようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所清算値比700円安の3万9120円だった。
業種別では、33業種のうち29業種が下落、4業種が上昇している。東電力HD<9501.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株が下落。バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も安い。テルモ<4543.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、アドバンテス<6857.T>、東エレク<8035.T>などの電気機器株も軟調。ディスコ<6146.T>、SMC<6273.T>などの機械株や、デンソー<6902.T>、トヨタ<7203.T>などの輸送用機器株も弱い。一方、三井松島HD<1518.T>、INPEX<1605.T>などの鉱業株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が上昇している。
個別では、三協立山<5932.T>、ネットプロテ<7383.T>、ダイセキ<9793.T>、TOWA<6315.T>、ソシオネクス<6526.T>などが下落。半面、オンワードH<8016.T>、ハローズ<2742.T>、ハイデ日高<7611.T>、スルガ銀<8358.T>、アルインコ<5933.T>などが上昇している。
東京外国為替市場は午前10時5分時点で、1ドル=150円台の後半(4日は151円68-70銭)、1ユーロ=163円台の半ば(同164円67-71銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 日経平均は大幅反落、960円安 米株安や円高で利益確定売り
5日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、午前終値は前日比960円90銭(2.42%)安の3万8812円24銭だった。前日の米株式市場で主要株価指数が下落した流れを受け、東京市場では幅広い銘柄に利益確定売りが出た。外国為替市場で前日夕に比べて円高・ドル安が進んだことも輸出関連株の重荷となった。株価指数先物への売りが日経平均の下落に拍車をかけ、下げ幅は一時1000円に迫った。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要株式指数は下落した。米連邦準備理事会(FRB)高官が年内の利下げに慎重な見方を示したことや、原油高でインフレ懸念が意識されたことが響いた。米エヌビディアなど半導体関連の下げが目立ち、東京市場でも主力の半導体関連などへの売りを促した。
午前の中ごろから日経平均は下げ幅を拡大した。チャート上で日足の25日移動平均(4日時点で3万9796円)を下回ったことで先高観が後退し、売り圧力を強めた。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは49.53ポイント(1.81%)安の2682.47だった。JPXプライム150指数は反落した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2978億円、売買高は9億3067万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1460と全体の9割弱を占めた。値上がりは158、横ばいは34だった。
日経平均への寄与度が高い東エレクやファストリ、アドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)が売られた。トヨタや三菱UFJも安い。一方、協和キリンは高い。原油高でINPEXやENEOSも上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕