株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5104.76 26.11 0.51%
ダウ工業株30種平均 38661.05 75.86 0.20%
ナスダック総合指数 16031.54 91.95 0.58%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 40,350.00JPY
+270.00 + 0.67%
寄付きから9時10分現在
NY株式は小幅高。225先物は高い。寄り後の先物は上げ幅を拡大しています。
現物指数は反発で始まりました。銘柄は全般的に小高い銘柄が多い。
RSI銘柄は出光興産、ファーストアカウンティング、三菱UFJ、LaboroAI、SANKO、Anymind、AVILEN、任天堂、が高い。
日経平均は52円程度高、買い先行後は円高で伸び悩み=7日前場
株式新聞
7日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前日比52円程度高い4万143円前後で推移する。きのう6日は底堅い展開だったことや、現地6日の米国株式市場で、米10年物国債の利回りが低下(価格は上昇)し、NYダウ・ナスダック総合指数が3日ぶりに反発したこともあり、朝方から買いが先行。午前9時5分には、同381円33銭高の4万472円11銭を付けている。その後は、外国為替市場で、ドル・円相場が円高方向に振れていることもあり、戻り待ちの売りが優勢で、伸び悩む格好となっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比250円高の4万330円だった。
業種別では、33業種のうち28業種が上昇、5業種が下落している。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株が上昇。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も高い。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も堅調。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、KDDI<9433.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株もしっかり。一方、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、日産自<7201.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株が安い。
個別では、ツムラ<4540.T>、さくら<3778.T>、ネットプロテ<7383.T>、川重<7012.T>、JTEC<3446.T>などが上昇。半面、Vキューブ<3681.T>、新日本建設<1879.T>、インソース<6200.T>、マーキュリア<7347.T>、マツダ<7261.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前10時2分時点で、1ドル=148円台の後半(6日は149円53-55銭)、1ユーロ=162円台の前半(同162円41-45銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 日経平均は続落、日銀政策の思惑や円高で利益確定売り
7日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前日比359円61銭(0.90%)安の3万9731円17銭だった。日銀の金融政策を巡る思惑が市場心理に水を差し、足元の日本株の上昇をけん引してきた半導体関連株の一角などに利益確定売りが出た。円高・ドル安の進行も輸出関連株の売りを促し、日経平均の下げ幅は一時400円を超えた。朝方は前日の米株高の流れを引き継ぎ、4日につけた史上最高値(4万0109円)を一時上回ったが、買いは続かなかった。
日銀の中川順子審議委員は7日午前に島根県金融経済懇談会で挨拶し、国内経済について「賃金と物価の好循環が展望できる」と発言した。日銀が近い将来に政策正常化に踏み切るとの見方が一段と強まり、半導体関連の東エレクやアドテストなど過熱感が強まっていた銘柄への売りにつながった。
円相場が一時1ドル=148円台後半に上昇し、日産自など自動車株の下げも目立った。市場では「日経平均が4万円を上回ってきたなか、目先の売りのきっかけを探していた面がある」(国内証券)との声が聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは6.58ポイント(0.24%)安の2724.09だった。JPXプライム150指数は続落し、3.22ポイント(0.27%)安の1195.90で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆1752億円、売買高は10億9939万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は934。値上がりは670、横ばいは52だった。
ファストリやトヨタ、スクリンが下げた。一方、KDDIやリクルート、安川電は上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕