株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 4780.24 -3.21 -0.07%
ダウ工業株30種平均 37711.02 15.29 0.04%
ナスダック総合指数 14970.18 0.53 0.00%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 35,210.00JPY
ー 40.00 ー 0.11%
寄付きから9時16分現在
NY株式はまちまち、225先物は小幅安。
先物が寄り後にプラスに転じて、現物指数は大幅高でスタートしました。
銘柄は全面高です。日経平均のインデックスに影響する銘柄への買いが集中しているようです。
RSI銘柄は小動きで、住友林業、東京製鉄、三和、ディスコ、三菱電機、任天堂、住友商事が高い。
日経平均は408円高、買い一巡後は上値の重い動き=12日前場
株式新聞
12日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前日比408円程度高い3万5458円前後で推移する。きのう11日、連日で終値ベースのバブル崩壊後高値を更新し、33年11カ月ぶりに3万5000円台を回復した強い動きが継続。午前9時3分には、同789円79銭高の3万5839円65銭を付ける場面もみられた。現地11日の米国株式市場では、12月CPI(消費者物価指数)が市場予想平均を上回りながらも、NYダウが小幅続伸、ナスダック総合指数が小幅に5日続伸したことも支えのようだ。買い一巡後は、短期的な過熱感が警戒されているもようで、上値の重い動きとなっている。現地11日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所清算値比45円安の3万5205円だった。日経平均先物・オプション1月限SQ(特別清算指数)の市場推定値は3万6025円97銭。
業種別では、33業種のうち17業種が上昇、16業種が下落している。オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株が上昇。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も高い。NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、三井物産<8031.T>、三菱商事<8058.T>などの卸売株も堅調。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、イオン<8267.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株もしっかり。一方、王子HD<3861.T>、大王紙<3880.T>などのパルプ紙株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株が下落している。
個別では、三光合成<7888.T>、日コンクリ<5269.T>、トランザク<7818.T>、リテールP<8167.T>、UNEXTH<9418.T>などが上昇。半面、ディップ<2379.T>、わらべや日洋<2918.T>、C&R社<4763.T>、ビーウィズ<9216.T>、シュッピン<3179.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前10時2分時点で、1ドル=145円台の前半(11日は145円39-41銭)、1ユーロ=159円台の半ば(同159円63-67銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 続伸、ファストリ急伸など追い風に一時700円強上昇
12日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比373円09銭(1.06%)高の3万5422円95銭だった。連日の相場急伸を受け、投資心理が一段と強気に傾いた海外短期筋などの買いが先行し、寄り付き直後には700円あまり上昇する場面があった。前日に2023年9~11月期決算を発表したファストリの急伸も日経平均を押し上げた。
11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅高にとどまったが、半導体株の一角に買いが入ったことから、東京市場では運用リスクを取る動きが広がった。新しい少額投資非課税制度(NISA)開始に伴う株式需給の改善期待などから日本株を買う動きが続いており、日本株に資金をシフトする動きが続いているとの見方があった。きょうは株価指数オプションとミニ日経平均先物1月物の特別清算指数(SQ)値の算出日で、「SQ算出に絡んだ買いが上げ幅を大きくしたようだ」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との見方があった。
日経平均の指数寄与度が大きいファストリは、決算内容を好感した買いで一時7%近く上昇するなど急伸した。1銘柄で午前の日経平均を約210円押し上げた。
朝高後は次第に上げ幅を縮小する展開だった。日経平均は前日までの4営業日での上げ幅が1800円近くに達しており、短期的な過熱を意識した利益確定売りが上値を抑えた。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは4.54ポイント(0.18%)高の2487.41だった。JPXプライム150指数も続伸した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆7559億円、売買高は9億5801万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は417と全体の約25%だった。値下がりは1209、横ばいは31だった。
リクルートやソフトバンクグループ(SBG)、TDKが上昇した。一方、東エレクやエーザイ、セブン&アイは売りが優勢だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕