株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 4643.70 21.26 0.46%
ダウ工業株30種平均 36577.94 173.01 0.48%
ナスダック総合指数 14533.40 100.91 0.70%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 32,860.00JPY
+ 150.00 + 0.46%
寄付きから9時15分現在
NY株小幅高、225先物高。
現物指数は続伸のスタートです。構成銘柄は高安まちまちです。半導体関連が強い。
RSI銘柄は小動きです。
日経平均は209円程度高、日銀短観を支えに堅調推移=13日前場
株式新聞
13日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前日比209円程度高い3万3053円前後で推移する。きのう12日に続伸したことや、現地12日の米国市場で、NYダウ・ナスダック総合指数が4日続伸したことから、買いが先行。午前9時25分には、同245円58銭高の3万3089円28銭を付けている。取引開始前に日本銀行が発表した12月調査の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業・製造業の景況感を示す業況判断指数が、前回9月調査のプラス9から同12に上昇。市場予想平均の同10を上回ったこともあり、支えとなっているようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比155円高の3万2865円だった。
業種別では、33業種のうち17業種が上昇、16業種が下落する。SMC<6273.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株が上昇。ソニーG<6758.T>、アドバンテスト<6857.T>などの電気機器株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株も高い。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、SUMCO<3436.T>、リンナイ<5947.T>などの金属製品株も堅調。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株もしっかり。一方、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が下落している。
個別では、セルソース<4880.T>、クイック<4318.T>、ウシオ電機<6925.T>、フジHD<4676.T>、TBSHD<9401.T>などが上昇。半面、くら寿司<2695.T>、ポールHD<3657.T>、マーキュリア<7347.T>、インフロHD<5076.T>、東電力HD<9501.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前10時2分時点で、1ドル=145円台の前半(12日は145円43-45銭)、1ユーロ=157円前後(同156円74-78銭)で取引されている。
NQN◇東証前引け 続伸 米ハイテク株高と短観改善が支え
13日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比143円99銭(0.44%)高の3万2987円69銭だった。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ終了観測を支えにした前日の米株式相場の上昇や日銀短観の改善を受け、買いが優勢だった。
前日発表の11月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想通りで、緩やかながらインフレの減速傾向を示す内容となり、FRBの利上げ終了観測を後押しした。米長期金利低下を背景にハイテク株が買われ、主要な米半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は連日で今年の高値を更新した。東京市場でも東エレクやアドテストなど半導体関連の値がさ株が買われ、日経平均を押し上げた。
国内では日銀が13日朝方に発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業・製造業でプラス12と3四半期連続で改善した。半導体の供給制約の緩和が景況感の改善につながった。東エレクなどが上げ幅を広げると、日経平均は260円ほど上昇する場面があった。もっとも、日銀短観では先行きの業況判断は悪化する見通しが示され、買い一巡後は伸び悩んだ。
日本時間14日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えているほか、来週には日銀の金融政策決定会合も予定され、上値では持ち高調整の売りが出やすかった。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に反発した。JPXプライム150指数は小幅続伸した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆7897億円、売買高は7億233万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は773、値下がりは836、横ばいは50だった。
リクルート、ダイキン、テルモ、ソフトバンクグループ(SBG)が上昇した。一方、ファナック、デンソー、TDK、豊田通商が下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕