株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 4495.70 84.15 1.91%
ダウ工業株30種平均 34827.70 489.83 1.43%
ナスダック総合指数 14094.38 326.64 2.37%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 33,210.00JPY
+500.00 + 1.53%
寄付きから9時15分現在
NY株式急伸、225先物も大幅高。
つれて現物指数も大幅続伸のスタートです。構成銘柄は全面高です。
半導体関連が高いが、全般は小幅高の銘柄が多い。
RSI銘柄は住友林業、カバー、東京製鉄、ディスコ、豊田通商、総合商社、が高い。
NISA銘柄は、Anymind、楽天、Sansanが高い。
日経平均は651円程度高、投資家心理が好転もようで堅調推移=15日前場
株式新聞
15日午前10時3分すぎの日経平均株価は、前日比651円程度高い3万3347円前後で推移する。現地14日の米10月CPI(消費者物価指数)が、前年比3.2%上昇し市場予想平均の同3.3%上昇を下回った。米国株式市場では、インフレの鈍化期待からNYダウが3日続伸、ナスダック総合指数も反発。その動きを受け、朝方から買いが先行した。午前9時51分には、同671円67銭高の3万3367円60銭を付けるなど、心理的なフシ目の3万3000円を上抜いたことで投資家心理が好転したもようで、高値圏での動きが続いている。現地14日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比500円高の3万3210円だった。
業種別では、33業種のうち28業種が上昇、5業種が下落している。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、ニコン<7731.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株が上昇。ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も高い。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株も堅調。信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株もしっかり。一方、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株が下落している。
個別では、コプロHD<7059.T>、GLM<3486.T>、フォスタ<6794.T>、オロ<3983.T>、ギフティ<4449.T>などが上昇。半面、アウトソシン<2427.T>、エレコム<6750.T>、K&Oエナジ<1663.T>、ソースネクス<4344.T>、クロスマーケ<3675.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前10時3分時点で、1ドル=150円台の半ば(14日は151円63-65銭)、1ユーロ=163円台の半ば(同162円34-38銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 大幅続伸し3万3000円台乗せ 米金利の低下が支え
15日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸し、午前終値は前日比645円63銭(1.97%)高の3万3341円56銭だった。前日の米市場で長期金利が大幅に低下し、株式の相対的な割高感が薄れた。東京市場でもPER(株価収益率)の高い半導体関連株を中心に幅広く買われ、取引時間中としては約2カ月ぶりに心理的な節目の3万3000円を上回った。
14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比1.42%高、ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は2.37%高で終えた。朝方発表の10月の米消費者物価指数(CPI)の前年同月比の伸びが市場予想を下回り、米インフレの鈍化が意識された。米追加利上げ観測が後退し、ハイテク株を中心に買われた。この流れを引き継ぎ、東京市場でも東エレクやアドテスト、TDKなどが買いを集めた。
内閣府が15日に発表した7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比年率2.1%減だった。3四半期ぶりのマイナス成長となり、国内長期金利が一時低下したことも株式相場の支えとなった。
一方、日経平均が3万3000円台半ばに近づくと上値が重くなる場面があった。夏場から秋にかけて売買高が膨らんだ価格帯でもあり、戻り待ちや目先の利益を確定する売りが出たようだ。
東証株価指数(TOPIX)は続伸し、前引けは23.00ポイント(0.98%)高の2368.29だった。JPXプライム150指数は続伸し、15.62ポイント(1.52%)高の1046.36だった。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆4349億円、売買高は9億6344万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は998。値下がりが606、横ばいは52だった。
出光興産やテルモ、三井不が上げた。一方、電通グループや丸井Gが安く、前日に決算を発表した三菱UFJは朝高後に下げて前場を終えた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕