株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 4278.00 -36.60 -0.85%
ダウ工業株30種平均 33414.17 -250.91 -0.75%
ナスダック総合指数 13186.17 -128.13 -0.96%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 31,250.00JPY
ー150.00 ー 0.48%
寄付きから9時12分現在
NY株安、225先物安。現物指数も続落のスタートです。寄り後も下げ幅拡大しています。
銘柄別にも全面安です。半導体銘柄が売られています。
RSI銘柄も安い。
日経平均は239円安、米金利上昇・株下落で売り先行
株式新聞
20日午前10時時点の日経平均株価は前日比239円82銭安の3万1190円80銭。朝方は、売りが先行した。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が19日の講演で一段の利上げが正当化される可能性があると述べ、米国市場で長期金利が上昇するとともに主要株価指数がそろって下落。この流れを受け、日経平均は前場の早い段階で3万1093円90銭(前日比336円72銭安)まで下押しした。一巡後はいったん下げ渋り、一時3万1249円93銭(同180円69銭安)まで引き戻した。その後はもみ合い商状となっている。
業種別では、トヨタ<7203.T>、日産自<7201.T>、ホンダ<7267.T>、マツダ<7261.T>などの輸送用機器株が軟調。ダイキン<6367.T>、SMC<6273.T>、日立建機<6305.T>、ジェイテクト<6473.T>などの機械株も安い。川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などの海運株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株もさえない。東エレク<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、TDK<6762.T>、ソニーG<6758.T>などの電機株も売られ、HOYA<7741.T>、東精密<7729.T>などの精密株も値を下げている。
半面、米メルクと抗がん剤分野で提携した第一三共<4568.T>が急騰し、参天薬<4536.T>なども値を上げるなど医薬品株の一角が物色されている。INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も堅調。北越コーポ<3865.T>、大王紙<3880.T>などのパルプ紙・株も引き締まっている。
個別では、TOWA<6315.T>、DmMiX<7354.T>、タツモ<6266.T>などが値下がり率上位。半面、西松屋チェーン<7545.T>、NISSOH<9332.T>、三和HD<5929.T>などの上げが目立つ。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 続落 米金利上昇が重荷、ディフェンシブには買い
20日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比163円78銭(0.52%)安の3万1266円84銭で前場を終えた。下げ幅は300円を超える場面があった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長による金融引き締めに積極的な「タカ派」発言などを背景に、高金利の長期化懸念が強まり、前日の米株式相場が下落。東京市場でも主力株に売りが出た。
19日夕の取引で米長期金利が一時5%台に乗せる上昇となり、株式相場には売り圧力が強まった。20日の東京市場では日経平均のオプション価格から算出する日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が一時23.26と6月に付けた年初来高値(23.16)を上回った。金利水準に合わせて売買するCTA(商品投資顧問)や金融商品の変動率に着目して取引をするリスク・パリティー戦略を採る機関投資家からの売りが出たもようだ。
売り一巡後は下げ渋る場面も目立った。相場の変動率の高まりを受けて医薬などディフェンシブ銘柄の一角には買いが入った。市場では「海外短期筋が日経平均先物にしかけ的な買いを入れているようだ」(外資系証券)との観測もあった。
東証株価指数(TOPIX)、JPXプライム150指数はいずれも続落した。前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆6912億円、売買高は6億2243万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は978、値上がりは618、横ばいは62銘柄だった。
ソフトバンクグループが売られた。太陽誘電の下げが目立った。資生堂が下げた。一方、第一三共が急伸。INPEX、東ガスが高かった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕