株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 4330.00 -72.20 -1.64%
ダウ工業株30種平均 34070.42 -370.46 -1.08%
ナスダック総合指数 13223.99 -245.14 -1.82%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 32,020.00JPY
-390.00 - 1.20%
寄付きから9時10分現在
NY株式大幅安、225先物安。
NY株安を受けて、現物も大幅安のスタートです。構成銘柄も全面安。
RSI銘柄、NISA銘柄も全般的に安い。
日経平均は324円安、米株下落で広範囲に売り先行
株式新聞
22日午前10時時点の日経平均株価は前日比324円57銭安の3万2246円46銭。朝方は、広範囲に売りが先行した。21日の米国株式市場では、金融引き締めの長期化懸念が根強く長期金利の上昇とともに主要株価指数がそろって下落。この流れを受け、日経平均は前場早々に3万2154円53銭(前日比416円50銭安)まで下押しした。一巡後は下げ渋っているが、戻りは限定されている。
業種別では、東電力HD<9501.T>、関西電力<9503.T>、東北電力<9506.T>などの電気・ガス株が軟調。住友電工<5802.T>、フジクラ<5803.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株も安い。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株や、日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>、東製鉄<5423.T>などの鉄鋼株も値を下げている。丸紅<8002.T>、三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株や、日産自<7201.T>、トヨタ<7203.T>、三菱自<7211.T>、マツダ<7261.T>などの輸送用機器株も売られている。
半面、HOYA<7741.T>、ニコン<7731.T>などの精密株が堅調。空運株では、ANA<9202.T>が引き締まっている。
個別では、DDグループ<3073.T>、アーレスティ<5852.T>、ZHD<4689.T>などが値下がり率上位。半面、SANKYO<6417.T>がストップ高カイ気配となり、ピアラ<7044.T>、日テレHD<9404.T>は一時ストップ高。
NQN◇東証前引け 続落、米株安で売り優勢 売り一巡後は下げ渋り
22日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比283円57銭(0.87%)安の3万2287円46銭で前場を終えた。前日の米株式市場で金融引き締めの長期化観測から主要3指数がそろって下落し、東京市場では指数寄与度の高い値がさ株への売りが目立った。22日昼ごろに日銀の金融政策決定会合の結果が発表される見通しで、内容を見極めようと売り一巡後は一段と下げる展開にはならなかった。
21日の米株式市場では主要3指数が下落した。米金融引き締めが長期化するとの見方が引き続き重荷で、米長期金利が約16年ぶりの高水準まで上昇。ハイテク株比率が高い米ナスダック総合株価指数は1.8%安と下げが目立った。東京市場では東エレクなど値がさの半導体関連銘柄が売られた。
朝方には下げ幅を400円強まで広げる場面があったが、売り一巡後は下げ渋った。22日昼ごろに金融政策決定会合の結果公表を控える。いったん内容を見極めたいという投資家は多く、積極的に持ち高を一方向に傾ける動きは限られた。日経平均は前日までの3日間で1000円近く下落しており、きょうの安値圏では一定の底堅さもみられた。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。JPXプライム150指数も続落し、前引けは7.63ポイント(0.74%)安の1025.33だった。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆7922億円、売買高は7億4190万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1190と、全体の6割強を占めた。値上がりは580銘柄、横ばいは65銘柄だった。
ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が安い。ダイキンやアステラスの下げも目立った。一方、HOYAやニデックが高い。ヤマトHDやOLCも買われた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕