前場の株式市況  | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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寄り付きから9時15分現在

先週末のNY株式の大幅高から、225先物も大幅高で始まり、つれて寄り付きは全面高で始まりました。寄り付き後はやや伸び悩みとなっています。

 

RSI銘柄、NISA銘柄では、7972イトーキ、8002丸紅、8058三菱商事、2767円谷、3984ユーザーローカル、4063信越化学、5240MONOAI、8306三菱UFJ、9470学研、5253カバーが高い。



 5日の東京株式市場で日経平均株価は、前営業日比521.61円高の32045.83円で午前の取引を終えた。東証株価指数(TOPIX)は同29.18ポイント高の2211.88で終えた。
 

◇東証前引け 続伸、3万2000円上回る 米株高や円安で
 5日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比521円61銭(1.65%)高の3万2045円83銭だった。取引時間中に3万2000円を上回るのは1990年7月以来、およそ33年ぶり。前週末の米株式相場の急伸を受けて投資家が運用リスクを取りやすくなり、東京市場では幅広い銘柄に買いが入った。上げ幅は一時550円を超えた。
 米連邦政府の債務上限を停止する法案は1日までに上下両院で可決された。米国の債務不履行(デフォルト)が回避されたことが好感され、前週末の米株式市場でダウ工業株30種平均は今年最大の上げ幅となった。投資家心理が強気に傾き、海外勢が日経平均先物への買いを強めた。
 東証業種別では33業種中、電気・ガスを除く32業種が上昇した。外国為替市場では円相場が1ドル=140円台の円安・ドル高に振れ、採算改善を期待して自動車や機械など輸出関連株に上昇が目立った。
 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」が4日に協調減産の延長を決め、原油先物相場が急伸。石油関連株にも買いが集まった。
 東証株価指数(TOPIX)は続伸した。午前終値は前週末比29.18ポイント(1.34%)高の2211.88だった。
 前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9049億円、売買高は7億3552万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1590と、全体の約87%を占めた。値下がりは221銘柄、変わらずは23銘柄だった。
 ファストリやファナック、信越化が上昇した。朝方に売りの先行した東エレクやアドテストは、上昇に転じて前場を終えた。半面、ニデックや楽天グループ、東電HDは下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕