前場の株式市況 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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寄り付きから9時20分現在

NYダウ下落もナスダックは小幅安。225先物の小幅高で現物も堅調なスタートです。

決算発表が一巡してプライム銘柄買いも一服となりました。3万円台接近で、高値警戒感もあり、全体的に一進一退の展開のようです。

 

RSI銘柄、NISA銘柄では、2762SANKO、3093トレファク、4375セーフィー、5240MONOAI、5027NYMIND、5253カバー、が高い。

 

前場引け

NQN
◇東証前引け 続伸、1年8カ月ぶり3万円台 円安進行が支え
 17日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比196円42銭(0.66%)高の3万0039円41銭で前場を終えた。大引け以外の3万円超えは2021年9月28日以来1年8カ月ぶり。上げ幅は一時200円を超えた。外国為替市場で円安・ドル高が進行し、輸出株の追い風になった。決算発表が一巡し、目先は日本株固有の悪材料が少ないとの見方から国内外の投資家の買いが集まった。
 日銀による金融緩和策が継続するとの期待感が強い日本は米欧などと比べ、金融不安や景気減速懸念が起こりにくいとする声が強まっている。「海外投資家が日本株に強気になっている」(国内証券トレーダー)といい、株価上昇に弾みがついた。東京証券取引所のPBR(株価純資産倍率)1倍割れ企業に対する改善要請などを受け、積極的な自社株買いを打ち出した企業が目立つのも海外勢に好感されているという。
 内閣府が17日朝発表した2023年1~3月期の国内総生産(GDP)は実質年率換算で前期比1.6%増だった。QUICKが集計した民間予測の中央値(0.7%増)を上回り、投資家心理を支えた。新型コロナウイルス禍からの経済正常化でサービスなどの個人消費が伸びた。
 前日に33年ぶりの高値をつけた東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
 前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆6039億円、売買高は7億1566万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は801と、全体の約4割だった。値下がりは925、変わらずは106銘柄だった。
 岸田文雄首相が18日に米台韓の半導体大手と面会し、日本への投資や拠点開設などについて意見交換すると伝わり、東エレクやアドテストなど半導体関連株が高い。ファストリやソフトバンクグループ(SBG)といった値がさ株の上昇も目立った。一方、テルモが安い。ファナックや安川電、オリンパスの下げが大きかった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕