COVID-19 検査統計 東京都陽性者 ワクチン内のステンレスは安全か? | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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COVID-19 陽性者   検査統計 東京都        
月日 報告数 確定1 実施人数 陽性率 増減RSI 確定2 7日MA
8月11日 4200 4665 18927 24.6  58.4  5674 4064 
8月12日 4989 4298 17269 24.9  56.3  5730 4236 
8月13日 5773 4054 18359 22.1  54.4  5043 4259 
8月14日 5094 3350 13249 25.3  53.4  4237 4278 
8月15日 4295 1545 5731 27.0  50.9  2338 4264 
8月16日 2962 3672 16551 22.2  51.8  4518 4630 
8月17日 4377 4956 21775 22.8  53.6  6034 4796 
8月18日 5386 4465 19680 22.7  53.0  5599 4786 
8月19日 5534 3871 17985 21.5  50.7  4937 4672 
8月20日 5405 4046 19496 20.8  50.7  5202 4695 
8月21日 5074 2931 14005 20.9  49.6  3818 4635 
8月22日 4392 1355 6363 21.3  49.0  2138 4607 
8月23日 2447 3387 18378 18.4  56.3  4122 4550 
8月24日 4220 3855 20786 18.5  49.6  4589 4344 
8月25日 4228 3490 19017 18.4  45.6  4602 4201 
8月26日 4704 3035 16275 18.6  45.3  3831 4043 
8月27日 4227 2916 17109 17.0  45.7  3589 3813 
8月28日 3581 2198 12611 17.4  45.7  2930 3686 
8月29日 3081 1038 5513 18.8  48.0  1595 3608 
8月30日 1915 2374 15308 15.5  44.5  2875 3430 
8月31日 2909 2464 17101 14.4  38.3  3171 3228 
9月1日 3168 2034 13801 14.7  38.6  2746 2962 
9月2日 3099 1490 10389 14.3  38.8  1738 2663 
9月3日 2539 0 0 #DIV/0! 37.7  12 2152 

 

 

武田薬品は1日、異物混入で使用見合わせ対象となっているモデルナ製の新型コロナワクチン3ロットについて、ロット番号3004667のバイアル内から得られた粒子状物質が316ステンレススチールであると同定されたと発表した。モデルナ社が委託した独立調査機関が分析したもの。同混入異物は、ROVI社が実施した原因調査報告書とも一致した。
 武田薬品およびモデルナ社が医療・安全性上の評価を行った結果、「ワクチン薬液内にステンレススチールがごく少量存在したとしても、被接種者の健康・安全に過度のリスクやワクチンのベネフィット・リスク評価に悪影響を及ぼすことはない」としている。
(中略)
医療上の安全性の評価については、注射針を通過できる大きさの粒子状金属が仮に筋肉内に注入されてしまった場合、接種された局所における反応をひきおこす可能性があるが、注射部位以外での副反応を起こす可能性は低いと考えられている。
(中略)
ワクチン接種後の2件の死亡事例の調査は、現時点では、死亡事例とモデルナ社製ワクチン(ロット番号3004734)接種の因果関係は確認されていない。現在のところ相互の関係なく偶発的に生じたものと考えられている。武田薬品では、今後も、因果関係の有無に関する正式な調査を実施していく(『モデルナ製コロナワクチンの混入異物はステンレススチール 武田薬品が報告』 医薬通信社、2021.09.02)。

 「疑問」

ステンレスは、手術の体内固定デバイスとして使用されていますが、体内で固定した局所に炎症をもたらすことはすでに報告されています(Immuno-inflammatory tissue reaction to stainless-steel and titanium plates used for internal fixation of long bones. Biomaterials. 2003 Jan;24(2):247-54.)。
しかし、体内に挿入したステンレスのような金属は、必ずマイクロおよびナノ粒子として体内に溶け出して血流に入り、全身に分布していきます(Metal release from stainless steel particles in vitro-influence of particle size. J Environ Monit. 2007 Jan;9(1):74-81.)(Bioaccessibility studies of ferro-chromium alloy particles for a simulated inhalation scenario: a comparative study with the pure metals and stainless steel. Integr Environ Assess Manag. 2010 Jul;6(3):441-55)。
ステンレスから漏出するフリーの鉄が増えることで様々な慢性病を引き起こされます(COVID-19: Attacks the 1-Beta Chain of Hemoglobin and Captures the Porphyrinto Inhibit Human Heme Metabolism. ChemRxiv. 2020 doi: 10.26434/chemrxiv.11938173.v5)(Pathophysiology of worsening lung function in COVID-19. Rev. Bras. Fisiol. Exerc. 2020 doi: 10.33233/rbfe.v19i2.4058)。
さらにクロムは発がん物質です。過剰な活性酸素種・窒素種を発生させて、強い細胞毒性(cytotoxicity)及び変異原性(遺伝毒性、genotoxicity)を持ちます(Effects of chromium on the immune system. FEMS Immunol Med Microbiol. 2002 Sep 6;34(1):1-7)。
このような強力な細胞毒性を持つコンビが血管内に入るということです。
近年では、その個々の金属の毒性以外にも、ナノ粒子そのものが炎症を引き起こす発がん物質であるというメカニズムも解明されています(Nanoparticle-induced inflammation can increase tumor malignancy. Acta Biomater. 2018 Mar 1;68:99-112)( Safe Nanoparticles: Are We There Yet? Int J Mol Sci. 2021 Jan; 22(1): 385)。
つまり、ステンレス破片から体内で溶け出したナノ粒子が体内に入るだけで炎症を引き起こすということです。

 

以上のように、武田薬品の発表が本当だとしても、ステンレスだから安全ということはありません。