RSI投資法について
1.市場の方向性の判断
225株価の週足RSIで中期トレンドを判断、補助的に日足RSIで短期の調整の判断を加える。また長期的なトレンドについては月足RSIも参考にする。
RSI(Relative Strength Index %)=X÷Y×100 (X=直近n週間の値上がり週の前週比値幅合計、Y=直近n週間の前週比変動幅(前週比の絶対値)の合計、RSI週足(14週)を採用)D>70%>C>50>B>30>A
50%を基本的な判断ラインとする。50%以上を上昇トレンド、50%未満を下降トレンドとする。
70%を超えると、短期的な急騰局面に入る。70%を割り込むとピークアウトの可能性が強い。
上昇期では上昇銘柄範囲は拡大する。下降トレンドでは活躍銘柄範囲は絞られてくる。
2.個別銘柄の判断
買いシグナル
週足RSIが50%ラインを超えて、安定したと判断したときが、中期投資のタイミング
70%を超えてきたときは、短期の急騰を狙う、短期売買のタイミング
売りシグナル
利食いのタイミング
週足70%以上のレベルで、日足RSIがピークアウトをしたとき
撤退のタイミング
週足RSIが50%ラインを下回ってきたとき
3.意味するところ
「過去を振り返らず、未来を願いゆかず。なぜなら過去は、今はもうない脳内の幻。未来はまだない脳内の妄想。現在、目の前に新たに立ち現れる現象を、瞬間瞬間ありのまま見つめるなら、何の憂いがあるだろうか。」賢善一喜経、自由訳)
岐路に立ち、未来や過去の幻影にとらわれそうならば、未来も過去も幻、と切断。すると霧が晴れたようにさえてまいります。現在に日がな専念していると、心配事は晴れ、ご飯がすこぶるおいしいのです。
以上は朝日新聞に連載されていた、小池龍之介氏の心を保つお稽古「岐路の迷い”幻”と切断」より引用させていただきました。
RSIはまさに現在をあるがままに捉えることで、過去や未来への観念、期待から切断して、不安な心を断ち切るわけであります。
以上