桜島大噴火(1914年1月12日) | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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岳 真也 著 「災害の日本史」より


20世紀に日本で発生した最大の火山噴火


午前10時5分ごろ 西山腹の引ノ原から噴火

10時25分ごろ 東山腹の鍋山上方が噴火


噴煙の高さは10キロに達する


午後6時30分 マグニチュード7.1の地震発生


噴火はひと月続き、流出した溶岩は1.5立方キロ、溶岩流は桜島の西側および南東側の海上に流れ込んだ


西側では沖合500メートルの鳥島が埋没、南東側では400メートル離れた大隅半島を陸続きにした


噴出した溶岩、火山灰、軽石の総量は32億トン、東京ドーム1600個分に相当


桜島噴火は、764年、1471年、1779年に次ぐ135年ぶりの噴火


被害は10年間続き、道路、鉄道、電話にまでおよび、南九州全域に広範な地盤沈下をもたらした。


水が汚染され、赤痢、チフスなどの伝染病が流行した。