文化祭2日目の出来事 | 子宮頸がんワクチンの副反応と闘うkerorinnのブログ
高校生活の中でまともに文化祭に参加できた事が無かった。
文化祭の1日目は激痛でバス停から朝戻って来たいとだったが、次の日の2日目最終日は何とか朝起きてから話しもできたし、可愛がっている後輩のダンスだけでも見たいと言って笑顔も見れた。
ところが出発5分前
突然てんかん発作に襲われた。

完全に全身が硬直し痙攣。

てんかん発作なんてワクチン接種前は数年間で数回しか起きた事がなかった。
このサーバリックスを接種して21日後にそれまでに経験したことが無いような大きな痙攣があり、それから徐々に回数が増えていった。
今は月二回も起こるようになっている。

車椅子に乗ったままになっているいとをえいっとベットに降ろし、ドタバタと家中走り回り処置を終え、発作が治まったいとの顔を見たら、今か?今発作起きなくてもいいだろうと怒りに似た燃料が燃え尽き、ガクンと私の心が落ちた。
発作が止まり正気を取り戻したいとに、いつもの様にこのまま寝てしまうよう促した。
発作の後はそのまま起きていると、必ず酷い頭痛に襲われるからだ。

するといとは発作が治まったばかりなのに、笑顔を見せこう言った。
「ママ、こうなったらさ、起きたらなんかしよっか?ママが見たがっていたあれ、やろうか?」

文化祭に見学に行く事を楽しみにしていた私に気をつかっている。

参りました。
いとさん、あんたは凄いよ。