「お店の人が言ってたけど、すごい人気ですぐ売り切れるスパイスだって」
妻が、好日山荘で買ってきてくれました。
妻は知らなかったようで、「こういうの好きでしょ」とプレゼントしてくれました。
さすがツボをよくご存じで。
アウトドアスパイス ほりにし
もちろん、ワタクシは皆様のブログで存在を知ってました。
原材料名の表記は多く入っている順に記載されてます。
食塩、ガーリック、黒コショウ、レッドベルペッパー、粉末醤油、ミルポアパウダー、コリアンダー、植物油脂、チキン調味料、パセリ、パプリカ、オニオン、赤唐辛子、陳皮、ジンジャー、バジル、オレガノ、マジョラム、ローズマリー、ローレル、セロリシード、調味料(アミノ酸等)、リン酸Ca
食塩とガーリックがメインで、コショウとペッパー、粉末醤油等々。
ミルポアは玉ねぎ、にんじん、セロリのこと。
陳皮はミカンの皮、七味にも入ってますね。
さすが和歌山の商品です。
美味しいスパイスの本来の旨味を表に出したいブレンドなのですね。
これはコストがかかってます。
100gでメーカー希望小売価格842円も納得です。
透明の細長い結晶は「調味料(アミノ酸等)」。
つまりグルタミン酸ナトリウム。
安い商品だと、多く入れてコストダウンしてるので割と上位に記載されるのですが、こちらの商品はほぼ最後の表記なので味をまとめる微調整程度に入れてるのでしょう。
更に「リン酸Ca」はpH調整剤。
これがあるおかげで常温でも腐敗や変色せずに長期保存できるのです。
さて、実食です。
やはりアウトドアスパイスなんで、肉や魚を焼く料理が思いつきます。
検索すると・・・
想定通り、豪華な食材で映える料理写真がオンパレードのネットニュースサイトが多いです。
同じことやっても面白くないので、ワタクシ流にいろいろ試してみました。
アウトドアのシチュエーションで。
おかずを忘れたか作るのを失敗して、ご飯だけ炊けたときを想定。
ただ、ご飯にかけただけ。
おお~、フリカケとしても美味しいです。
何だろう、このご飯との一体感というか完成度の高さは。
程よい塩味でご飯がススミます。
アウトドアのシチュエーションで。
湯を沸かしたのはいいが、スープの素を忘れた時を想定。
お湯にふりかけただけ。
これ丁度いい塩味になるまで入れると、スパイスが効きすぎて辛いスープになってしまう。
でも辛党のワタクシにはうれしい味。
何だろう、知っている味?
そうだ、焼き肉屋のスープだ!
ワカメスープにいいかも。
お湯に乾燥ワカメとほりにしを入れると、立派なスープになります。
ワカメ多め、ほりにし少な目がオススメです。
アウトドアのシチュエーションで。
豆腐を持って行ったのはいいが、醤油を忘れた時を想定。
粉末醤油の香りがありますからね~。
豆腐にも絶対合うはずです。
うんうん、思った通り。
液体じゃない粉末の調味料で食べる豆腐も美味しいです。
ガーリックの風味とちょっとスパイシー、夏の冷奴に最適ですなあ。
和とも洋ともどっちともとれる味。
知っている味なんだけど奥行きが深い。
日本人好みの美味しい味。
夜のおつまみ編
長ネギを刻んで、
ごま油と、ほりにし。
よく混ぜ混ぜ。
これだけで「ほりにし味ネギ」が出来上がり。
もちろん、これだけで十分美味しいオツマミになりますが、
焼いた厚揚げにのせてみました。
うんうん、こりゃあ牛タンとかにのせる焼き肉屋の味ネギそのものだ!
ごま油の風味と相まって、このスパイスの良さが更に引き立つ~。
こうなったら、やっぱり肉系が恋しくなる。
炒めた砂肝に「ほりにし味ネギ」。
こりゃあ、いい~!
最高の酒の肴なのはもちろん、ご飯にも間違いなく合うと思います。
ワタクシ、夜は糖質を摂りません。
登山やキャンプなどの限られた荷物で、最小限の調味料で済ませたいとき、これ一本で味が決まるわけですね。
なるほど、アウトドアスパイスとは良く言ったものです。
絶妙なブレンドです。
ヒット商品になるわけですね。
こうなると「ほりにし辛口(レッド)」も試したくなっちゃいます~!