┐(かね)+上(じょう)の屋号。
かねじょうの日本味噌株式会社。
HPのお知らせで工場直売を知りました。
毎月、最終土曜日とのことです。
そんなに遠くないので車で行ってみました。
駐車場もあります。
初めて入ります。
受付でピッと検温、手のアルコール消毒。
本社兼工場のプラットホームのところが直売所です。
いろんな味噌がいっぱいです。
案内では「15種類の味噌 味見して決めてください」とありましたがコロナ関係でしょうか、味見や試食のコーナーはありませんでした。
ここに来たお目当ては・・・
写真中央の江戸甘味噌。
グッサンさんのブログを拝見いたしまして、初めて知った興味津々の味噌です。
どうしても味を知りたくて買いに行った次第であります。
直売所の雰囲気って、ついついいろんなものを買っちゃうんだよなあ・・・。
しかも大好きな発酵食品なんでテンション上がっちゃう。
これ以外に海産物も売ってたのでたくさん買いました。
野菜や米もありましたよ。
案内に書いてあった「もれなく粗品進呈」は醤油米こうじでした♪
さて江戸甘味噌です。
通販のみの販売でスーパー等では取り扱っておりません。
混ぜ物無しの味噌。
酒精は味噌の発酵を止めるアルコール成分ですね。
参考までに江戸甘味噌のwikiです。
要約すると、
●大豆も使うものの、米を信州味噌に比べて約3倍も原料として用いる贅沢品である。
●第二次世界大戦の戦時統制で大量に米麹を用いる醸造が禁止されたため、製造が一時途絶えた。
●塩分が少ないことから夏期には10日間程度しか保存できなかった。
(今は冷蔵庫あるけど確かに普通の味噌よりも賞味期限が短いです)
ちょっと味見。
う~ん、味噌のいい香り!
なるほど「甘」というのはsweetの意味の砂糖などの甘さではなく、塩辛くないという意味ですね。
しょっぱすぎないので逆に味噌の甘さや深みが良くわかります。
そのまま食べても美味しいです。
赤味噌のような色ですが、赤味噌ほどの酸味ではありません。
なんていうんでしょう、正しい味噌を贅沢にした味と表現したらいいのかな。
これだけでも極上の味噌汁がつくれそうですね~。
味見してたら合いそうな料理を思いついたんで今度じっくり作ってみます。
とりあえず、晩酌にお手軽に食べれる「ピリ辛みそ」を楽しみました。
いえね、こう暑いと火を使う料理を作りたくないんですよ。
良く冷えた冷奴が一番の肴です。
これもいいですなあ。
辛子酢味噌の酸味を穏やかにした感じ。
こちらはsweetの甘味もあっていろいろお手軽に使えそうです。
しばらく味噌の世界を楽しめそうです~!