この5月は掃除がはかどりました。
ケルヒャー(高圧洗浄機)で風呂場のタイルの目地や天井を掃除したりベランダをきれいにしたり。
ある意味コロナ禍で家の中がピカピカになりました。
それと仕事場のコロナ石油ファンヒーター。
もう寒くなるまで使わないので片付けようと眺めてたのですが
注意ラベルってダサダサ
PL法(製造物責任法)もありますのでそんなことまで書かなくてもと思えるのもあります。
しかも良く見えるところに貼ってますから不本意な位置でデザイン台無しってこともあるんです。
そこでダイソーのシール剥がしスプレー。
100円+税。
自己責任で剥がします。
炭化水素と有機溶剤は種類の記載がないで詳細不明です。
リモネンは柑橘類の皮に含まれている成分ですね。
ミカンの皮の汁を火に飛ばすとバチバチと燃えますしゴム風船にかけると割れます。
これが発泡スチロールを溶かしたりプラモデルの接着剤にも使える毒性の低い物質です。
台所用洗剤にも使われてます。
それで接着成分を溶かすという仕組みですね。
紙のラベルはふやけて千切れるんで地道に剥がしてはスプレー。
乾きかけたらまたスプレー。
強力な成分ではないので即効性はないけど下地を全く痛めません。
時間をかければきれいに剥がれます
前面のラベルにも。
あれ、塩化ビニールのラベルだ。
これは染み込まない。
端っこちょっと剥がして隙間にスプレー。
これは簡単に剥がせる。
あースッキリ
このファンヒーターのデザインは横方向の線を基調とし左右対称の構成で美しさを引きたたせてます。
ラベル無しがデザイナーが目指した本来のスタイルでしょう。
せっかくのデザインを台無しにしてしまう注意ラベルですが剥がさないほうがいい物(型番、年式、定格電圧とか)もあります。
側面と背面のラベルは残したままにしました。
あと自動車のリヤガラスに貼ってある「低排出ガス車」等の楕円ステッカーもカッコ悪いですよね。
あれ剥がしても問題ありませんので剥がしました。
もちろんこのスプレーを使いましたよ。
では、なんでもかんでも
「スッキリシンプル」
がいいのか?
というとそうでもないのです。
セブンカフェのコーヒーメーカーが残念と話題 ←NAVERまとめ
スタイリッシュさを求めすぎて操作性をわかりにくくした行く末です
製品デザインする上で不特定多数の人に使わせるのならば、
「どう使わせるか」
「操作をうまく誘導できるか」
を優先してアプローチすべきものです。
そこよりも外観のおしゃれイメージを最優先しコスメティック(お化粧)デザインに走りすぎて肝心のインターフェース(操作)デザインを犠牲にしちゃ元も子もありません。
この手の自己満足の芸術作品はオシャレ家電好きの個人に向けた製品として販売するにはいいでのしょうけど。
あ、皮肉です。
そして最近新モデルに置き換わりつつあるようで。
ところで
戦闘機などの警告ラベルがありますね。
三角
や矢印
や文字で「CAUTION」「DANGER」「RESCUE」などがあります。
搭乗したり整備したり救助しにきた人、
要するに特定の人(それぞれのプロ)に対して、
重要箇所や危険箇所を視認性よく示してわかるようにしてるのです
北米では「ANSI」、欧州では「ISO」、日本だと「JIS」などの規格になってます。
そしてこのラベルのせいで戦闘機のデザインが台無しかというと?
逆にマニアにはカッコよく見えるのですよ
まあ戦闘機に限らずミリタリー系はこれがないと締まりません。
そしてガンダムなど架空の戦闘メカにそれらしい警告ラベルつけると現実感を帯びてくるのです。
実物大ガンダム ←手持ちの画像がなかったので画像検索のリンクです。
形状の成り立ちや造作の意味合いや整備するのならこの辺りに必要だろうなあという背景設定まで見えてくるようで想像が膨らむのです。
こういうリアル感がオタク達の心をくすぐるわけです
ワタクシもその気がありますけど・・・