味ぽんマヨネーズ、じゃないですよ。

味ぽんマヨネーズ。

市販されてませんからなんのこっちゃですよね。

そう!

味ぽんマヨネーズを作ってみたんです。

●サラダオイル120~150cc

●全卵1個

●味ぽん 大さじ1(約15cc)

これだけ。

味ぽんって酸味、塩味、甘味、旨味が既に絶妙なバランスです。

つまりこれだけで味が決まるのです。

ハンドブレンダーがあるとブイ~ンと数秒で出来上がります。

無ければボウル泡だて器で手でシャカシャカとかき混ぜても割とすぐにマヨネーズになります。

 

完成!

バッチリ、乳化してます。

むほほ~!

このまま舐めても美味しい~!

冷蔵庫で冷やすと固くなって使いやすいです。

 

カツオのたたきの玉ねぎ和え

とあるグルメマンガで有名になったカツオのたたきに醤油とマヨネーズ

やってみた人多いでしょうね。

確かに美味しいです。

 

でもカツオ味ぽんは結婚してもいいくらいもっと相性がいいんですよね。

そこにマヨネーズを足すと更に美味しくなります。

検索すると味ポンマヨネーズを混ぜ合わせる方法が出てきます。

 

でもそうすると酸味塩味が強くなりすぎるんです。

 

そこで味ぽんマヨネーズそのものを作ってみたわけです。

絶妙に粒子レベルで玉子油分味ぽんが混ざり合ってますので、尖った酸味や塩味がマイルドになるのです。

かといって物足りない味ではないのは油分のおかげでしょう。

減塩調味料として使うのもいいですね。

油分注意ですけど・・・。

舌触りも滑らかでカツオの表面にもよく絡みバッチリ合いました。

 

炒めた鶏肉にもこのマヨネーズ

これも止まらなくなります。

もちろん焼き鳥にも合います。

いろいろ万能に使えるので晩酌のお楽しみが増えますよ。

 

酒のあてばかりではなくランチにも使いました。

鯖水煮缶の汁だけで味付けしたペペロンチーノを先に作ります。

炒めた後のフライパン。

余熱に鯖水煮味ぽんのマヨネーズを和えます。

フライパンの温度が高いとマヨネーズが溶けちゃいますので火にかけないで下さい

鯖マヨペペロンチーノ

これレストランに売り込みたくなるような美味しさです。

洋風なのに和を感じる美味しいパスタになります。

 

このマヨネーズを作るとき、

●レモン汁を更に足しても、美味しいです。

●油を220~250ccに増やすと、市販のマヨネーズくらいの硬さになります。

●そもそもはマヨネーズは酢の殺菌力で長期保存できるものですが、なにせ手作りです。

冷蔵庫で2~3日持つという情報もあれば、5日は大丈夫という情報もありますが、早めに消費しましょう。

一回に玉子1個分の量でこまめに作るのが良いかと思います。

あまりの美味しさにすぐ食べちゃうこと間違いなしです。

 

「手作りマヨネーズ」で検索すると、油の種類がいろいろだったり黄身だけ使ったりと出てきます。

オリーブオイルワインビネガーというのもありますね。

マヨネーズって簡単に失敗しないで作れるので、自宅籠城中のこの機会に自分の好みを模索して楽しむのもいいかもしれませんよ。

そうだ、ツナ缶のオイルとか鶏皮の脂とかでもマヨネーズ作れるかな?

 

ワタクシ、プロダクトデザイナーなんで、物の成り立ちを分解するようにほどいて組立直す、という考え方が好きなんです。

それでこんなもの作ってみました。

食のデザインをするっていうのも面白いなあ。