佐助稲荷神社の上に登る道で大仏ハイキングコースへ。

雨降ったら滑りそうな道を登ります。

大仏ハイキングコースに合流し長谷方向へ。

どんどん歩きます。

あれ?下ってしまいなぜか住宅地。

おかしいなあ。

どうやら道を間違えた・・・。

 

下の舗装道で次の目的地の「樹ガーデン」へ。

レンガ造りのテラス席があり天空のカフェとも呼ばれてます。

樹ガーデン ←公式ページが開きます。

自然の原風景を大切にしたいとの考えに基づき、テラス席も山の地形に沿った形にしてあります。(HPより)

 

なるほど大仏ハイキングコース側から来ていきなりこの景観が見えたら楽しい。

日が差してますが時折吹く強い北風が寒い!

壁に囲まれた席へ移動。

富士山ばっちりのロケーション!

左上、生ビールジョッキ¥850。

陶器のジョッキがおしゃれで美味しい。

 

右上、鎌倉ソーセージ・有機ポテトのオーブン焼き¥1,200。

 

下、手前の皿はクラムチャウダーのスープセット¥1,000。

  奥の皿はアップルパイ¥700。

 

こちら、皆様のブログでお見かけしてたのでいつか行きたいと思ってました。

なかなかおしゃれですぞ、家族で行くよりもデートで行くところかな!?

 

今度は間違えずに大仏ハイキングコースを歩きました。

コンクリートの階段になり大仏ハイキングコースの終点(逆コースの場合は起点)です。

ここから車道沿いに歩きます。

高徳院の大仏は2年前に見ているので今回は長谷寺へ。

初めて入ります。

入場料大人¥300、小学生¥100。

 

観音堂の本尊を見たかったのです。

ちなみに中は撮影禁止で写真はありません。

観音堂の暗い空間に幻想的にライトアップされた十一面観音菩薩。

この演出も像の魅力を引き出し美しくてすばらしい。

 

「長谷観音」は一本のクスノキの霊木から削りだされたと伝えられ金箔仕上げの高さ9.18メートルの巨像です。

HPでは写真があります。

長谷寺 ←公式HPが開きます。観音堂の詳細で写真が出てきます。

 

写真で見るより断然カッコイイ。

緻密な彫刻や迫力は当時の職人の技術力の高さを感じ取れます。

ちなみに

当山は、観音山の裾野に広がる下境内と、その中腹に切り開かれた上境内の二つに境内地が分かれており、入山口でもある下境内は、妙智池と放生池の2つの池が配され、その周囲を散策できる回遊式庭園となっております。また、その周辺にとどまらず、境内全域は四季折々の花木に彩られ、通年花の絶えることのないその様相は、「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ぶに相応しい風情を呈しております。

見晴台で鎌倉の海と街並みが一望できたり、眺望散策路で登山を体験したり。

弁天窟で洞窟探検ができたり。

道が迷路みたいになって探検気分です。

窟内壁面には弁財天と十六童子が彫られています。

昔はろうそくの灯りが頼りだったのでしょうね。

160cmも無さそうな低さ。

かがんで進みます。

奥には小さな弁天様がいっぱい。

裏に名前と願い事を書いて奉納します。

これ木のようですが良く見るとプラスチック成型品でした。

(すいません興醒めなことを。こんなとこが気になるのは職業病です・・・。)

昔は一体一体木の手彫りだったんでしょうね。

 

そして神社仏閣には和菓子。

「大吉だんご」¥160。

みたらし団子です。

ほんのり温かくで美味しい。

売店のテーブルで食べているとヒヨドリがやってきた。

はじめは恐る恐る近づいてきてたけど、なんか近いところにくる。

娘が買ったアイスもなかの皮を差し出すと食べにきます。

こんなに近く!

鳥にもててます。

さっそく佐助稲荷神社の参拝の恋愛運アップの効果でしょうか?

 

実際はヒヨドリってなつくらしいですよ。

ここで何かもらえることを知っているのでしょうね。

さすがに手のりは無理でしたがかわいいです。

 

境内は季節ごとの花散歩も楽しめます。

そういえばアジサイでも有名でしたねえ。

ご利益を求めるありがたい仏像の参拝のみでなく、

登山体験、

洞窟探検、

見事な建築、

宝物の拝観、

すばらしい見晴らし、

食事処、

四季が楽しめる植物園、

きれいな水が湧き出る池、

見事に手入れされた庭園。

 

テーマパークであり娯楽のスポットだったのでしょうね。

あ、他の娯楽がいっぱいある現在人だって十分楽しるスポットです。

 

そもそも鎌倉は今もにぎわう観光地。

はるか昔から参拝旅行で人が集まり神社仏閣が潤いその資金でこのようなテーマパークへと発展。

 

江戸の町からのきた旅人は江戸に帰って楽しそうに話す。

それで更に話題を呼んでたくさん人が集まる。

テレビ、ラジオなどの宣伝媒体がない時代、口コミが有力だったんでしょうね。

人が集まれば宿場やお土産屋、飲食店なども潤います。

結果街全体が盛り上がるという人間が作った観光産業の好循環ですね。

それで「鎌倉の西方極楽浄土」となったのでしょう。

 

でもそこに至るまでには根底にある土地や神の力など何か説明できない魅力があったからと思わざるを得ません。

長谷という地名の由来は長谷寺から。

江ノ電の開通でますます人気となったんですね。

 

ブラタモリでも

「長谷寺は奈良時代から続く古寺で、門前は江戸時代に宿場町として栄えていたそうです。」

と言っていたようで。

実はその放送のころまだブラタモリを見てなかったんです。

再放送しないかなあ。

 

もっと鎌倉を知りたくなりました。