先月、大菩薩嶺を目指したのですが・・・
めったに車に酔わない娘が峠道で気分が悪くなってしまい、途中で休み休み行きました。

上日川峠に着いたのは8:30。
既に第1から第3駐車場は満車。

誘導員の方が地図を配ってました。

3km+1.5km、計4.5km下った臨時駐車場(第四)へ行ってくださいとのこと。
車でぐるっと回って10分4.5kmですがそこから歩道で10分でここ(上日川峠)に登れますと。

 

やっと着いたのにまた4.5km車で戻らなくてはなりません。
結局また車移動、娘は臨時駐車場に着くなり嘔吐してしまいました。

30分ほど様子を見ましたが結局体調が戻らず、山登りを断念しおとなしく帰りました。



11月5日土曜日、仕切りなおしです!
一日中晴れの予報。

7:15
上日川峠の第三駐車場にぎりぎり入れました。
あと30分遅ければまた臨時駐車場だったでしょう。
紅葉のピークは過ぎたのですがやはり人気の山です。

 

第三駐車場はロッヂ長兵衛まですぐです。

ロッヂ長兵衛の前の温度計。
気温6℃。
私はこのくらいが好きです

大菩薩嶺登山道。
秋の済んだ空気と朝日を浴びながらスタートです。

登り始めの標高が低いところは紅葉してました。

真っ赤だな~♪

福ちゃん荘から唐松尾根コースで登りました。

まもなく雷岩です。振り返ると富士山!

冠雪しているところにジグザグ登山道も見えます。
白いなあ、もう冬ですな~。

夏にあの山頂へ登ったんだよなあ・・・。

眺望のない大菩薩嶺!2,057m。

眺望の良い雷岩に戻っておやつタイム。
さすがに稜線に出ると風があります。

そして賽の河原方向のこの景色、大好きです。
絵ハガキの世界ですね。

途中の岩場で。
うしろの木を見るとばれてしまいますが、カメラ傾けて撮ってます。

すごそうな岩場を登っている雰囲気に。

いい天気~!最高!

賽の河原は風が遮られるので穏やか。
ここでランチタイム。

娘はブタメン、妻は赤いきつねミニ。

私はカップヌードルリッチ、牛テールスープ味。

リッチシリーズってどれ食べても美味しいですね。
牛テールスープ味、スープのとろとろ感も細縮れ麺によく絡んで、とても美味しいです。
ちゃんとリッチです。

親不知ノ頭から見た賽の河原。
この景色も好きだなあ。

「賽の河原」は三途川の河原。

現世と死後の世界の境目です。

山の中に死後の世界があるという「山中他界観」という考えによると、たしか立山信仰のことが書いてある本で見ました。

生きている人間が山の中に入るということは死後の世界と同時に神仏の住む世界を体験するということ、そして山で他界を見たのだから下山すれば生まれ変わったとなる。

つまり山で穢れを祓ったという感覚を得ることができた。

金峰山にも「賽の河原」がありましたね。

この世界、昔の人が見たらやっぱりあの世かと思っちゃうかも。

大菩薩峠と介山荘が見えてきました。

おっとトイレに行きたくなってきた。

スタート地点の福ちゃん荘のそばか大菩薩峠の介山荘のそばにしかトイレがありません。

しかも尾根道は開けすぎてお花摘みなんて不可能です。

介山荘のとなりの公衆トイレですっきりしたらお土産めぐり。
介山荘は日の入と日の出が両方見れるロケーション、いつか泊まってみたい。

宿泊受付している方がいましたよ、うらやましいなあ!

あらためて大菩薩峠!
首無し地蔵さん、一年ぶり!

近くに首がありました。(多分そうだと思う・・・)


帰り道は介山荘から福ちゃん荘へは林道歩き。
介山荘の軽トラックが物資輸送に使う道で特に歩きにくいところはありません。

途中にある朽ちていく富士見山荘。
乗れないブランコ。きれいに葉脈だけになった葉っぱ。
影がアートです。

ロッヂ長兵衛に戻ってきました。

体が季節についていっておらず、まだ夏の延長気分。
11月とわかっているのですが最近の急な寒さで、やっと体が秋を感じました。

秋の日差しときれいな景色、一年ぶり。
なんだか月日の流れることの早さを実感しております。

去年と同じ約8kmの周回ルートでした。