波浮港から車で出発。
さっき行ったところを拡大すると、
マグマの通り道の固まった岩石だけ残し周囲が浸食されて残った島です。
海中からの高さ30mほどとのことですが、海面からはそんなに高くないように見えます。
以前、妻の知人のアメリカ人があの頂上でバグパイプを演奏したかったようで、頭にのせ泳いで渡ろうとしたことがあるそうです。
結局、登れたかどうかは未確認とのことですけど。
裏砂漠は時間的にスルーし岡田港方面を周って、当時妻の住んでいたところや職場、知人への挨拶など回りました。
まだ記憶に新しい2013年10月16日、台風26号伊豆大島土砂災害がありました。
その傷跡がはっきり残ってます。
つばき小学校の校庭から見た三原山方向です。
三原山に通じる「御神火スカイライン」沿いに大崩落が発生、今でも通行止めです。
えぐられた表面に植物が生えて緑色になりつつあります。
復興作業の重機も見えました。
この橋の下を流れる沢沿いに土砂が流れてきたのです。
写真右側が山、左側は海方面です。
右から左へ土砂が流れました。
橋の欄干がゆがんだままです。
献花台もありました。(写真撮るのが申し訳なくって画像ありません。)
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
もう瓦礫や土砂、樹木は取り除かれてましたが、家の基礎だけ残った痕跡などを見るとその規模のすごさが見て取れました。
グーグルマップでホテル椿園など施設の名称は出てくるのですが、表示を航空写真に切り替えると土台だけになってます・・・。
さて本日の宿にチェックイン、ホテル白岩です。
ここは被災せず、当時のマスコミ取材陣が基地にしたホテルです。
当時断水にもかかわらずホテルの人たちが買ったり汲んだりした水で普段通りの食事も提供したそうです。
そして気持ちのいい接客でした。
夕食は外で食べるので荷物を置いてまた出ます。
妻の友人が予約してくれました。
人気の店で予約必須です。
伊豆大島といえば!べっこう寿司!
べっこうとは?
『唐辛子醤油につけた魚の切り身が、つややかなべっ甲色になるためそう呼ばれる。旬の魚を島とうがらし醤油に漬ける。それは先人たちが離島という環境のなかで考え出した保存食でもあるのです。その味は代々受け継がれ、家庭やお店により異なり、それぞれの味がある。』
とのこと。
これ本場で食べたかったのです。
めっかりとは?
『伊豆大島の磯場でよくとれる貝である「めっかり」や「せせり」はいわゆる地方名。標準和名は「めっかり」は「くぼがい」、「せせり」は「よめがかさ」とのこと。中の身を取り出すには爪楊枝などで、クルクルと上手に取り出して食べます。』
とのこと。
これちまちまと爪楊枝で中身を出すのですが妻は手馴れて上手にクルクルと身を取り出します。
美味しさにハマってしまいました。
地魚の刺身
このあたりから酔っ払いです・・・。
どれを食べても美味しく地元民に好かれている人気のお店です。
いろいろ食べたけど写真撮り忘れです・・・。
大好きな「くさや」も食べました。
うまーい。
しゃべるとくさーい。
手でちぎりながら食べると。手がくさーい。
でもくさいもの大好き!
こうして4月2日土曜日が過ぎて行きました。
次へ続きます。