4月1日金曜の夜から伊豆大島へ旅行に行きました。

1日金曜22:00竹芝発
  ↓ 船中泊
2日土曜06:00大島元町港着
  ↓ 大島泊
3日日曜14:30大島元町港発
      18:00横浜港着

船中1泊、島で1泊の旅行です。

妻は私と知り合う前、大島で仕事をしていました。
大島の友人が遊びにきたりそのころの話もよく出るので、いつか家族で訪ねてみたいと思ってました。


竹芝客船ターミナル。
妻は懐かしがってます。
私はここを利用するのも伊豆諸島に行くのも初めてです。

天気予報は曇りでしたが雨になりました。
東海汽船のさるびあ丸。
全長120m、4,973トン。旅客定員816名。1992年に就航した2代目。
毎日、竹芝~横浜(週末のみ)~大島~利島~新島~式根島~神津島を往復してます。


特二等で予約しました。

2段ベッド、カーテンで個室気分です。
妻が島に住んでたころと同じ船ですが、当時はここは二等の雑魚寝スペースだったそうです。

雑魚寝は自由席だったので場所取りに気を使ったとのこと。

現在は改造して特二等にしてベッドで快適にしたのですね。
そのため定員が大幅に減ったようです。


我が家3人は迷路のような通路を通って、一番奥の4人用スペースでした。
ラッキーにも4人スペースに我が家3人。

知らない人が近くにいないのでリラックスです。
喫水線よりも上なのですが窓はありません。

緊急時の脱出のときは道に迷いそうです。

ちなみに毛布一枚のみで布団はありません。

ベッドはカーペットです。
有料で毛布一枚100円で借りられます。

敷き布団代わりにしました。
登山用マットレス持ってくればよかった・・・。


レストランは24:00まで営業中。
乗船前に食事を済ませてきたので利用しませんでした。アルコール類の自販機。

免許証を読み取って成人認識をします。
良心的な価格です。

これならわざわざ買って持ち込まなくても冷え冷えのルービーが手に入ります。

1時間45分で行ける速いジェット船(水中翼船)もあるのですがのんびり客船も好きです。
長く乗船してみたかったので家から近い横浜ではなく、竹芝まで行っての乗船にしました。

23:10横浜港へ入港し23:30出港です。
雨なので甲板に出ずベイブリッジをくぐったのも見ませんでした
24:00に消灯になります。
通路の暗い照明のみでベッドは真っ暗です。ヘッデン持ってくればよかった・・・。
東京湾を出ると揺れが大きくなりました。

あまり深く眠れないうちに5:30。
船内の照明の点灯とともに入港予定の元町港は荒れているので岡田港へ変更との館内放送、音量が大きいのでビックリします。
この後の利島入港も欠航で新島直行とのことでした。
6:00岡田港到着です。
小雨が降っていました。
手配していたレンタカー屋さんが岡田港に車を回送してくれてました。
港の変更はよくあることだそうで手馴れています。
 

とりあえず車で移動です。
まだ早朝、どこもやってません。
まずは、元町方面へ行き早朝営業している「御神火温泉」。
朝風呂と朝食に行きました。
船が到着する日は6:30からの営業です。
通常¥1200ですが早朝は¥500で利用できます。

地元の人の利用も多い印象でした。
風呂からあがったら畳の休むスペースがあり、軽食が食べれます。


おかゆ¥600。
雨があがって明るくなってきました。
これからぐるっと反時計回りに島一周へ出発です。
周囲が約50km、面積が約91㎡の伊豆諸島の中で一番大きい島、人口約9千人です。

巨大バウムクーヘン(地層大切断面)
自然に轢断したわけじゃなく道路を広げる工事で偶然断面がでたので、噴火の歴史がわかるように法面工事をしてないそう。
植物が生えてくるので定期的に除去してこの地層を見えるように維持しているそうです。
ガードレールから地層までは結構間があいていて、そこは立ち入り禁止です。

南下して波浮(はぶ)港へ。

かつては遠洋漁業の風待ちの港として賑わい、多くの文人も訪れた波浮の集落。

川端康成「伊豆の踊子」のモデルとなった踊子もかつてここで暮らしており、風情溢れる景観が今なお残っています。
とのことです。


波浮港、地図で見ると噴火湾ということがわかる形状です。


このオブジェ、右から順にハンマーで叩くと音楽になります。


でも、知らない曲・・・1928年の曲です。

すぐそばにコロッケ屋さんがあり有名だそう。


有名人のサインがいっぱい。

安い!
コロッケ、メンチカツ、ハムカツを注文しました。
注文してから揚げてくれます。
5~10分ほどでしょうか。


揚げたてホクホク。

サクサクの衣!ソースつけなくっても最高の美味しさです。
※あとから調べたら¥20でソースの小袋も売っているようです。でも是非ソースなしで食べてみてください。ホント美味しいですよ~!

次は波浮散策へ続きます。