ブログネタになるような面白いことがあまりなくてちょっとさぼり気味でした。
そこでまた食べ物ネタです。
久しぶりにランチで山田うどんへ行きました。
ご存知うどんのチェーン店。
「埼玉県内を中心に関東地方1都6県で183店舗を展開している。」

山田うどん(wiki)


最近はコシを売りにしているうどん屋が勢力を見せてますが、
「コシ?なんじゃそりゃ」と昔ながらのふわふわの麺を貫き通してる。

ブレなく変わらないそのスタイル。
なぜかたまに食べたくなるのです。

行ったのは水曜日。
日替わりはソースハムカツ丼セット。


「丼いっぱいの大きなハムカツ!サクサク衣にソースがよく合います。」と。
私は母親が揚げ物が好きではなかったので揚げ物が食卓に出る頻度が極端に少なかったです。
(そのおかげで今でも揚げ物好き!って感じではないので体には良いのかもしれません。)
なのでハムカツなるものを知ったのは大人になってからでした。


それは新卒で就職した某一部上場企業の社員食堂で。
2000人以上いる事業所で建物ひとつがまるごと食堂棟。

なにせ人数が多いので定食は朝から準備をしてるのでお昼には冷めた状態。
温かいのはご飯と味噌汁だけ。

今なら食べログに載ったら星がマイナスになってしまうのではないかと心配になるようなレベル。
だけど格安で食べられました。

そこで肉からハムへと加工された食材にもう一度衣を付けて揚げて一品料理にしたハムカツなるものに出会ったのです。
なんとなあ薄いハム一枚を定食のおかずにするとは!

ある意味感心したものです。
いつも一緒に食べる上司も「貧乏くさいメニューだよなあ」と言いながら選択肢があるメニューの中でこの冷めたハムカツをわざわざ選んで食べてました。

今思えば安くて冷めても硬くならないハムを使うというのは理にかなっていたのでしょう。
よくメニューに出てきたのは私より上の世代はハムカツ好きが多かったからかも知れません。

近年は居酒屋などでハムが厚くてグレードアップされたものがメニューにあります。

揚げたてサクサクを食べるたびに社員食堂のあの冷めたチープな味も思い出すのです。

※当時勤めていた会社(電機メーカー)ですが不況で事業所も土地売却で移転。

 早期退職者制度で人員整理もしてなかなか大変なようです。

さて本題の山田うどん、ソースハムカツ丼セットを注文しました。

ハムカツは厚く大きく、硬い衣で覆われて食べると「ザクッ」と音がします。
断面の写真は撮り忘れですが厚さ1センチくらいです。
これにはチープな感じはありません。
揚げたてとしっかりした厚みでリッチなハムカツです。
ソースが多くかかりすぎて味が濃いのでハムの味がよくわかりませんがご飯がすすみます。
キャベツも敷いてあるのですが・・・せめてソースの量は調整できたらありがたいのにと思いました。


セットの麺はたぬきそば。

うどん同様そばも安定のコシの無さです。

これ食べた日、夜になってもお腹が空かず・・・。
丼と蕎麦という炭水化物同士の組み合わせ・・・腹持ちが良すぎです。
しばらく糖質オフです。

このハムカツだけの単品があればなあ。
ビールのおつまみが一番合いそうです!