ダイエットのリバウンドも無くすっかり身も心も軽いです。

思えば13年前に仕事中に右足首を骨折したのですがそのころから運動もしなくなり、ちょうど仕事も独立して自宅兼仕事場で通勤をしなくなったのも太った原因でした。


欲を言えば今の体重よりあと更に10kg体重を落とたいところです。




私は学生時代山岳部でした。

夏山縦走合宿では南アルプスにも行きました。

夜叉神峠から鳳凰三山、早川尾根、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳という縦走ルートです。

そのとき長距離歩行と最後の下り道で飛ばしすぎたのか足の爪が真っ白になりました。

今思えば靴も良くなかったのかもしれません。

下山して数日経つと爪と指の間に大きな水ぶくれができ浮いてきました。

病院に行ったら「ああ、爪が死んでるねえ」と言われて左足の指2枚、右足の指3枚の爪をペンチのような器具でパッパッと剥がされました。

一瞬でしたが麻酔無しで痛みもなくあっけなく剥がれたを覚えてます。

それから半年くらいの間、新しい爪が生えきるまで足に力が入らず歩くのも走るのもいまいちの感触でした。

「指の爪がないと力が入らない」って誰かから聞いたけどこのことかあ、なんてつくづく思いました。



その後は就職して車を買って乗り回すようになると山からすっかり遠ざかりました。

もっぱら海ばかり遊びに行ってました。






今回の件で歩くのが楽しくなったので5月31日に高尾山の稲荷山コースを妻と娘とゆっくり登ってみました。

なんだか懐かしい記憶がよみがえってきました。

「ああ、山登りってこういう感じだよなあ」って約30年ぶりの感触。

心地よい山道、辛かったことも楽しかったことも当時の思い出とともによみがえってきました。


妻もあまりの山道の気持ちのよさにすっかりご満悦。



翌日、妻が図書館に行って登山関係の本をたくさん借りてきました。

どうやらはまった模様です。



その中の一冊で、鈴木みきさん著の「悩んだときは山に行け!」

はるか昔に登山していた私の心の琴線にも触れるすばらしい内容です。

読みながら「そうそう、こうだよねえ」なんてだんだんと山が好きだったころの自分が戻ってきました。


よし今年の夏は海ではなく山へ登りに行こうっと!