今日のテーマは、「すべての現実は正しい」です。
どんな現実もそのように認識する原因や背景が必ずあります。
例えば 「人を殺す」ということ。
現代の日本では、法律に反する行為であり、絶対に許されるべきではない、と考えるのが一般的です。
しかし、戦国時代では、敵の武将の首を取るのは栄誉であり、ヒーローでもあったのです。
現代では悪。過去では栄誉。
同じ日本であったとしても、時代によって何が正しいか何が間違っているかなどは流動的だということです。
これは、場合によっては「犯罪も仕方ないよね」と言っているわけではありません。
物事は、時代背景・文化・状況・価値観・ 信念体系などで、正しくもあれば間違いでもあるのです。
前のメールで「許容」の話をしましたが、「許す」ということを実践するための重要な概念が、この「すべての現実は正しい」ということです。
あなたにとっては、たとえ受け入れがたい現実でも、それを正しいと思っている人にとっては、その現実が正しいとする理由や原因がある、ということです。
「こいつマジむかつく、ありえねえ」と怒る前に、その人はなぜこんな事をするのだろうか?
なぜその現実が正しいと思っているのだろうか?
と、一歩立ち止まって考えることで、より相手のことが理解できるようになり、より多くの人と生産的な人間関係を築くことができるようになります。
特に、私もそうだったのですが、親や兄弟、恋人、嫁など、近い人と確執がある場合ほど、「こいつは絶対に間違っている!」という感情が芽生えてくるのですが、そうであったとしても、「いや、この人が正しいとする現実は何だろうか?
そしてなぜそう思うのだろうか?」と一歩立ち止まって考えることで怒りそのものをコントロールできるようになってきますので、すぐに否定するのではなく、一歩立ち止まって考えてみましょう。
自分の気の合う人とだけ付き合うのではなく、ちょっと苦手だな、と思う人とも良い人間関係が作れるようになると、見える世界のステージは激変しますのでぜひ実践していただければ幸いです。