パリ旅行 その③
7月17日
10時にホテルを出て、地下鉄に乗ってロダン美術館 へ。
美しい庭園。思った以上に長く時間を過ごしてしまった。
常設展示のゴッホの「ダンギー爺さん」はやっぱり
良かった。あとムンクがロダンの「考える人」を油彩で
描いた作品などもあったりして面白い。
写真上 ロダン美術館
下 ロダン美術館庭園
その後、昼食をとってからオルセー美術館 へ。
印象派のマスターピースの数々。どれも凄いわ~!!
特にゴッホとセザンヌの部屋が良かったです。
それと企画展示のマックス・エルンストの白黒の
コラージュの作品展示。これは非常に面白かった。
今回のパリ旅行の収穫の1つにもなりました。
エルンストというとデカルコマニーのシュールな風景画
の油彩イメージが強かったのですが、今回初めて彼の
コラージュ作品をまとめて観ることができました。
実はマーズ・ヴォルタの「フランシス・ザ・ミュート」を
出した後のライブツアーのデザインシートには
エルンストのコラージュ作品が使われていたんですね。
鷹の頭をもつ男が全裸の女性の足にナイフを刺して
いる作品なんですが、この作品が図録の表紙にも
使われていました。
45ユーロもしたのですが、この創造的イメージは
今後手元に持っておくべきだと思ったので即購入
しました。エルンストのように鑑賞者が創造的イメージ
を膨らませ、自由に作品を解釈できる作家の作品を
観ると、こちらの制作意欲も上がってきます。
写真上 オルセー美術館
下 マックス・エルンスト