ドイツ絵画旅行
10月16、17日と2日間かけてライクスのエクスカージョン
でドイツのデュッセルドルフとボンを中心に美術館と
ギャラリーを周ってきました。
今回のエクスカージョンはペインターの展示がメインでして
僕にとっては願ってもないグットチャンスになりました。
簡単に観てきた展示を紹介します。
まずは、デュッセルドルフにあるK21 。
企画展示のWilhelm Sasnal は今、のりにのっている
若手ペインターでART NOWにも紹介されている有名
作家です。僕も前々から気になっていたので今回、
実物を見れてよかったです。
写真を元に絵を描いているのだけれども、描く前に
どう筆を動かすか、コンポジション、色を考え非常に
計算された具象、抽象絵画両方が展示されていました。
僕はタブローを制作する時、あまり考えなしで描き
始めてしまう癖があるので、ふむふむと大変参考に
なりました。それにしても色感がよい作家です。
翌日17日、まず朝からKunstmuseum に行きました。
企画展示のRaoul De Keyserの展示も良かったの
ですが、この美術館の常設展示が最高でした。
ピーター・ドイグとダニエル・リヒターの展示ルームに
アンゼルム・キーファー、ジグマール・ポルケ、
ゲリハルト・リヒター、ヴォルグガング・ティルマンスに
バナード・フライスと・・・。もう、挙げれば切りがない
ですが現代美術、今生きている作家の作品を目の前
に凄すぎて、ため息ばかりついていました。衝撃!!
とってもいい美術館なので、是非Bonnに来られた
際には足を運んでみてくださいね。
最後にCologneにあるMuseum Ludwig 。
企画展示のIsa Genzkenは蛍光カラーの
ごちゃごちゃした立体作品の展示であまり好きで
はありませんでしたが、この美術館はとても広くて
コレクションの幅もピカソのコレクションに近代絵画~
ポップ・アート、現代美術までドイツの作家を中心に
とても充実していました。
16日の夜は、美味しいドイツビールを飲みすぎて
しまい朝はぐたぐたでしたが、美術館の展示がどれも
最高で今回も充実した旅行になりました。