美術作家 肥沼義幸の制作日記 -1004ページ目

オランダのランドアート

ライクスが企画してくれた、ランド・スケープツアーに

参加しました。一番の目的はロバート・スミッソンと

ロバート・モリスのランドアートを見ることでした。


美術の教科書や画集などでスミッソンのランドアート

(スパイラル・ジェティ)は拝見していたのですが、

実際に作品を見るのは初めての経験になります。

オランダで制作された作品を紹介します。


「ブロークン・サークルースパイラル・ヒル」

(オランダ、エメン近郊の採石場、1971)



美術作家 肥沼義幸の制作日記



美術作家 肥沼義幸の制作日記



中央に置かれた石


エメン近郊から車で約1時間半ほど移動した場所に

あるロバート・モリスの「オブザバトリ」



美術作家 肥沼義幸の制作日記


雑木林の道を抜けていくと、全景を写真で撮る

ことはできませんでしたが、こんな感じ↓




美術作家 肥沼義幸の制作日記



美術作家 肥沼義幸の制作日記




美術作家 肥沼義幸の制作日記




美術作家 肥沼義幸の制作日記



内部は音が反響し、不思議な空間が広がって

います。


この2作品は共にオランダで1971年に開催された

Sonsbeek’71に出展された作品で歴史的な

ランド・アート作品として、現在も見ることができます。



美術作家 肥沼義幸の制作日記



山がない平坦なオランダで見る夕日。