幼虫の観察 | ダバオも良いけどタグムもね

ダバオも良いけどタグムもね

ミンダナオ島TAGUM CITYでの生活とフェスティバルを紹介しています
2019年8月からフィリピンでストーマ生活しています。

今日から5月いよいよ選挙も活況に入りますね。

スポーツフェスティバルやはり延期で5月17日からだそうです。

選挙が終わってからという事ですね。

どこでも今は選挙期間中ですから選挙に集中すると言う事でしょうね。

従って5月はスポーツ・フェスティバルに、フローレス・デ・マヨと二つのフェスティバ

ルがあり忙しくなりそうです。


ところで幼虫の観察というとオーバーなんですが幼虫に餌をあげてました。

その幼虫というのはこの間草刈をしていて見つけたものなんですが、私は初めて見

珍しいなと思ったものです。

幼虫というと好き嫌いがありますから幼虫と聞いただけでダメな人はスルーしてくだ

さい。


その幼虫とは毛虫なんです。

大きさは2~3センチの小さなものです。

では写真いきますよ。


イメージ 1
NO1
普通の毛虫と違って頭に触覚のような毛束があり胴体横と上、しっぽの方にも毛束があります。
小さいし動きも遅いので怖い事は全くありません。



イメージ 2
NO2
黄色い台の板厚は1センチですから幼虫は2センチぐらいですかね。
これは4月の10日に捕まえて1リットル程のプラスチック広口ビンに入れてました。
餌はマルンガイの新芽の部分、水分の多いところをあげてました。


毎日餌をあげて朝晩元気かどうか見ていました。


変化があったのは4月22日でした。


イメージ 3
NO3
頭の部分と胴体の毛束のある部分を脱皮しました。
これは頭の部分です。
胴体の部分は風で飛ばされて写真はありません。



イメージ 4
NO4
胴体の毛束があった部分が変わりました。背中の毛束は黒色で二山だったのですが、白色の毛束になり四山になりました。
NO3,4,5は4月22日に撮った写真です。




イメージ 5
NO5
広口ビンの淵に掴まっているところです。
前足というのか知りませんが尖った足が3対あります。後ろ足?は丸い吸盤のような形で5対あります。
よく見ると面白い形をしています。



イメージ 6
NO6
これは4月25日に撮った写真です。
この頃から動き回るのが減って来ました。餌もあまり食べません。
次の変化が始まるのかなと思っていました。



イメージ 7
NO7
これも4月25日に撮ったものです。
大きさは4センチぐらいになりました。背中の毛束の色が白色から少し汚れた色に変化してます。




ところで大きくなったらなんになるのか気になって調べました。

蝶ではないんですね。

日本の図鑑に頭の毛束、胴の毛束、しっぽの毛束が同じ形のがいました。

なんと、毒蛾でした。

ヒメシロモンドクガ、コシロモンドクガ、と似ています。

毒蛾になっていますが毒はないそうです日本のものは。


しかしフィリピンのですから分かりませんね。

これ以上飼うのはやめようかとも思いましたが更に変化するところも見てみたいと

飼うことにしました。

が、昨日4月30日の朝死んでました。

ひょっとしてこれは抜け殻かとも思ったのですが抜け殻ではなかったです。


20日間の観察、成虫になるのを見届けられませんでした。

自然に住むものを相手にするのは難しいですね。