
怪しい部分は3ヶ所です。
まず、怪しい部分が2ヶ所ついてるIN側のパイプをはずしてみました。

パイプをはずして見ると中に何か入っていますがカタカタはしません。
中で引っ掛かっている感じでした。
手でとんとんショックを与えると少しずつ出てきて取れました。
壊れてますね。

最初からこんな形ではない筈です。
プラスチックの先端部分が取れて中の物が錆びて膨張しプラスチック部分に亀裂が入っています。
後端部分も亀裂が入って先端部分のように取れそうです。
プラスチックの中の物はマグネットでした。
これは何かと考えると、これが水が流れているかどうかを感知する物の一部だと
思います。
この部品を感知するものはNO1の写真の①でパイプの上に基盤が取り付けられて
る部分でしょう。
わざわざ水パイプの上に基盤を取り付ける理由はそれしか考えられないです。

これは水が流れてない時を想定したものです。
パイプの中にプラスチック部品が入っています。
水が流れてない時はプラスチック部品は下に落ちています。

これは水が流れた時を想定したものです。
水流で押し上げられプラスチック部品はパイプについた基盤の真下に来ます。
こうなるとヒーターのスイッチが入っていればヒーターをオンしてもいいぞと信号が出るんでしょう。
このパイプをはずした時はカタカタしてませんでしたから、割れた部品が挟まって
プラスチック部品が動けなかったのだと思います。
それでヒーターのスイッチを入れてもヒーターが入らなかったのでしょう。

これは①の水パイプに取り付けられた基盤です。
真下に来たマグネット入りのプラスチック部品を感知する物でしょう。

②の部品もはずしました。
少し汚れがついているだけで問題は無いと思います。

②の部品、端子をはずしました。これも問題ないですね。
これはいったい何なのか、おそらく加熱防止の感知器ではないかと思います。

少し焼けた基盤の部分です。
ここも異常ありですね、

基盤の裏側です腐食が見られます。
読者で電気専門の方からこの部品を交換した方が良いと言うアドバイスも貰っています。
今後どうするか?
この温水ヒーターはメイドイン・インドネシアで、メーカーはイングランドのメーカーでした。
1、プラスチック部品についてはメーカーにメールして部品を送ってもらえないか
聞いてみます。
2、他には似たようなマグネットを探し、まわりを樹脂で固め削り出して作る。
この方法はフィリピンらしくて楽しそうだ。
3、感知装置の近く水パイプの外側にマグネットを付けてしまう。
これはちょっと危ない方法なので却下ですね。

これはマグネット入りのプラスチック部品の両端部分です。
形が違います。
右は水が当たって浮き上がる工夫がしてあり、左は水がよく流れる工夫がしてあります。面白いですね。
まずはこの部品を手に入れてから焦げた基盤の部分も対処しようと思っています。
今回の写真はコンデジのマクロ機能を使って撮影しました。
結構良いですね、他にも使ってみようと思いました。