「うちわ」問題より、もっと深刻な「政治とカネ」の問題を考えよう | ドリームエイトマンさんのブログ

ドリームエイトマンさんのブログ

  ふりかけのヒーロー「エイトマン」。 私はいつも、夢(ドリーム)をイメージ,八月生まれでラッキーナンバーが8(エイト)の男(マン)で,「ドリームエイトマン」
 

「うちわ」問題より、もっと深刻な「政治とカネ」の問題を考えよう

2014.10.26 ザ・リバティWEBより⇒こちら


閣僚の相次ぐ不祥事で、安倍内閣の支持率は急落している。だが、この種の足の引っ張り合いには、何か釈然としないものを感じる。

第2次安倍改造内閣の目玉だった女性閣僚のうち、小渕優子経済産業相が「おカネ」、松島みどり法相が「うちわ」がらみで20日に相次いで辞任した。

23日には、後任の宮沢洋一経産相も、地元の秘書が、政治活動費を広島市内のSMバーに支出していたことが発覚。翌24日には、御法川信英(みのりかわ・のぶひで)・副財務相が、有権者にカレンダーを無料配布していたことが分かり、松島氏と同じく公職選挙法違反の疑いがあると指摘されている。

ルールはルールとして、「不祥事」が発覚した人々は、政治家としての脇の甘さを反省すべきだろう。しかし、あまり細かい問題で政治家の足元をすくうことが、本当にその国や国民を幸せにするか、という疑問がある。

例えば、今回の松島氏の「うちわ」問題を厳しく追及した民主党の蓮舫氏自身も、過去に「うちわ型ちらし」を配っていた。それには、「骨」がないため、法的にはうちわではないそうだが、有権者にとってはどちらも同じ。にもかかわらず、「骨」の有無の違いだけで、徹底的に人を批判し、かたや辞任を余儀なくされたわけだ。

そもそも、「公職選挙法」や「政治資金規正法」の趣旨は、票の買収や資金力の差による不公平を防ぐことなどにある。ここから考えれば、「うちわ」問題は、非常に些細な問題であり、法律が「政争の具」として利用されているようにしか見えない。国民の政治不信とは、こういうところから始まるのではないか。

本当に「政治とカネ」を問題にするなら、もっと深刻な問題がある。各政党は、選挙で票を得るために、国民への「バラマキ政策」を競い合う。だが、その中には、税金を使った「票の買収」と言えるものも多く潜んでいるはずだ。

例えば、民主党が政権を奪取する際に掲げた「子ども手当て」などはあやしいが、国民から自助努力の精神を奪い、経済成長や税収増に結びつかない単なる出費で、国の借金を増やすことは、長い目で見て、国民を不幸にする。また、消費増税分の財源が充てられる社会保障においても、年金が「ネズミ講」と化し、事実上破綻している。

こうしたことは規模が大きすぎて問題として認識されにくいが、国民の幸福や未来の発展を損なう、壮大な「買収」「詐欺」と言ってもいいだろう。

「うちわ」問題のような些末なことを解決してもらうために、国民は国会議員に血税を払っているわけではない。もし国会議員が、小学校の学級会レベルの論争で満足しているならば、それこそ「カネ」の無駄だ。その陰にもっと大きく深刻な「政治とカネ」の問題が潜んでいる現実に、有権者は気づかなければいけない。




D.8マンのコメント

 本来、政治家は、政策を論議すべきである。その論議を聴いて、国民はベターな政策を判断する。今の日本の政治状況は、民主主義が全く発達せず堕落して、左傾マスコミの扇動する衆愚政治に陥っておる。またそれが大好きな民主党などにより、政策より政局、スキャンダルの追及が国会の一義的な論点になっている。ほんとうに腹立たしい。

 だいたい松島氏の「うちわ」問題を追及した民主党の蓮チャンは、過去に「うちわ型ちらし」を配っていてうちわとして使ってもらうことを期待している。それにもかかわらず、「骨」がないだけで自分はセーフだと徹底的に人を批判し、かたや骨があった松島氏は辞任などおかしい。五十歩百歩ではないか…

 今度の大臣辞任騒動で安倍内閣の支持率が落ちたなどと喜んでいるテレビ局があるが、国民も問題の軽重を正しく判断すべきでありこんな民主党や左傾マスコミに染められてはならない。ささいな問題を判断の大本にしてはいけない。

 左傾マスコミや民主党に乗っていては国を滅ぼす。

 拉致問題や国防問題、歴史問題、朝日新聞ねつ造報道問題、スパイ防止、エボラ出血熱対応など喫緊の日本の課題がたくさんあるではないか。

 

 なお上記にある、民主党が政権を奪取する際に掲げた「子ども手当て」など、お金で国民を買収して票を盗ったのと同義である。国民から自助努力の精神を奪い、経済成長や税収増に結びつかない単なる出費であり、これこそ「政治とカネ」の真の問題だ!