横浜の妹から、メールがあった。私は、ビールを飲みながら女子のバスケットボールを観ていた。もう20分もしたら、宇宙ステーションが見られると言うメールだった。久しく観ていないから、外に出て見る事に決めた。午後7時25分から北西に見えると言う。そうして、南東に消えると書いてあった。

 

バスケットは今まで余り関心がなかった。男子のスロヴェニアとの戦いを真剣に観た。それからまた他の競技もあって観る事はなくなっていた。

 

3クオーターになると、差は10点前後に広がった。それでも、まだ逆転は可能な差ではある。3ポイントショットがどちらも良く決まった。あの距離でよく決まるものだと感心する。最大13ポイント差を付けられていた。愈々4クオーターとなって、同点になっては数点離された。85対83となって、時間は後16秒となった。万事休すかと思った時、日本は3ポイントショットを決めた。そして85対86で勝利を得た。こんなスリリングな事があるのだ、と興奮を隠せなかった。

 

24分には外に出た。7時半と言ってもまだ明るい感じだ。北西の方に目を向けた。いい天気だ。空に邪魔をするものはない。雲1つなかったのだ。周りは家で囲まれているが、それでも空は広く見えている。最高の天体ショー日和ではないかと思われた。だが、見えても良い筈のISSは、目に入らない。目がやっと慣れたのだろう。するとポッと動く小さな星を目にした。それからは、ずっと目で追っていた。弧を描くかのように、ゆっくり進んで行った。

 

こんなに長く、家の前で見られる事はなかった。家の陰に隠れるまで、4分は観る事が出来た。体は右に回転し、見えなくなった時それは90度も回っていた。ビールのほろ酔いも、一気に消えた気がした。美しい空への憧れが、また芽生え始めたようだった。

 

卓球男子団体準決勝は始まっていて、ドイツとの最初のダブルスは、惜しくも負けた。後4つシングルマッチが続くが、張本は自分のリズムを取り戻し、勝利した。今9時を過ぎているが、水谷がボルと闘っている。1セットを11対8で取った所だった。

 

NHKで日本と韓国が準決勝を戦っている。卓球を観たり、ちらっと野球を観たりしていたが、野球は2対0でリードしていた。今NHKに戻ったが、ニュースをやっていてチャンネルは替わっていた。6回の裏だが、2対2になっている。韓国とはいつも接戦だ。後3イニングだが、どうなるか分からない。卓球を観たり野球を観たりしなくてはならない。日本が勝てば、決勝戦に進む事が出来る。何とか、金メダルを獲って欲しいと思っている。

 

無職の私でも、やらなくてはならない事があるのだが、なかなか気持ちがそこに入って行かない。やっぱり日本に勝って欲しいと思っているのは、私だけではないだろう。

 

家に籠っている毎日ではあるが、今日は昼前に床屋さんに行って来た。やっぱり、ちょっとはスッキリするものだ。カブトムシのゼリーの餌を交換しているが、中々腐葉土に潜り込んだ2匹は、出て来ない。私が眠っている間にゴソゴソ体を現し、朝が来るまでじっとして餌にしがみ付いている事だろう。成虫になってから2、3カ月が寿命だと言う。まさか、カブトムシの寿命がそんんなに短いとは知らなかった。そう言えば、朝になると元気に鳴いているセミの命は凡そ7日だと教えられたのは、ずっと昔の子供の頃の事だった。

 

野球は8回裏2アウトで満塁になり、山田哲人の3ベースヒットなのだろう、3点が入り5対2となっていた。そうして、そのまま日本は優勝戦に進んで行く事になった。卓球は、2対2となり、最後に惜敗を喫し、3位決定戦が韓国と行われる。今の時刻は、11時20分とTVが表示している。