ASAHIスーパードライ生ジョッキ缶
7月13日。それは獲得出来た。1ケースだが、24本入っている。次の限定販売日8月3日まで、家に残っている筈もない340mlの缶ビール。
私が聞くまで、イオンの係の人は分かっていなかった。私はないと諦めていたが、ビールは今日の販売を今か今かと待ち侘びていた。若いその係員は倉庫紛いの場所だろう所に行って、1ケース、籠に乗せて持って来た。私が聞かなかったら分からなかったと言いながら。それで、1ケースをゲットして家に戻った。
夜は、1缶をあてと共に飲んだ。すぐになくなった。それでは酔わないので、その後はヤエガキ酒造の純米大吟醸「無」を飲む事にした。1合以上残っていて、空っぽにしようとグラスに入れたら、略一杯になった。
横浜の妹からメールが来ていて、20時33分南西の方向に宇宙ステーションが見えると言うのだ。テレビを観ていたが、右下の時刻が気になっていた。33分になった。ビールと日本酒のお蔭でいい気分になっていたが、33分。
星は疎らだったが、晴れている事は分かった。南西は分かったが、ISSは分からない。少し高い方向に、それは動いていた。久し振りの空に星を見て感動し、ISSを見付けて思わず頬が綻んだ。消えるまで、進路を手を振って見送った。
神戸文化ホールでのオカリナフェスティバルは、7月10日(土)と11日(日)の2日間。第20回目のファイナルとなった。去年で20回目の筈だったが、コロナの為に已む無く中止となっていた。人数は縮小され、出場者は前面にその席は設えられ、その場所からステージに上がった。時々、換気の時間が設けられ、暫く休憩時間となった。そんな中で、兎に角お仕舞いとなった。
私は、10日の挨拶をした。4番目には演奏だ。S.Sさんのピアノ伴奏で、それは始まった。自作の曲だが、簡単なもので、最初の「幸せは夢の中」は特に簡単だった。2曲目は「夏が逝く」で少し長いが、これも難しくはない。どちらも暗譜して、皆さんにじっくり聴いて貰う筈だった。暗譜で始めた曲は、何処かで飛んでしまった。上がるとかそんなのではなく、何故か分からなかった。あれだけ練習して、自信があったのにだ。
楽譜は譜面台に乗せてはいるが、見る事はなかった。S.Sさんの言葉は考えさせられた。「暗譜で間違うより、楽譜を見ながら演奏する方がいいね」と。その通りで、楽譜を見ていたら、別の意味で完璧だったのだ。しかも、ファイナルのこの場で。
人も、私を避けるようだった。話し辛かったに違いない。きっと、どう言っていいか分からなかったのだ。称える言葉は準備していても、慰める言葉は考えていなかったのだろう。悔しい気持ちが体を覆った。全く、間違えるとか飛ぶとかは、1ミリも考えに無かったからだ。
2日目は、諦めはしていたが、悔しい気持ちは残っていた。これがトラウマになるだろうと思った。朝早く会場の部屋が開くのを係の者は待っていた。そんな時に限って、挨拶に感動したとか、何処かで教えているのかとか、間違った演奏をした私にそんな事を言うのが不思議だった。だが、気持ちは少しハイになった。
10日のゲスト演奏はオカリナが森下知子さんでピアノ伴奏が大島忠則さん。11日は茨木智博さんと山本奈央さんがオカリナで、ピアノ伴奏は森悠也さんだった。どちらも素晴らしい演奏で、流石プロと思わされた。それと共に、自分のレベルがはっきりと分かった。アマチュアは所詮それだけのものだと、やっと悟った気がした。
凄い演奏の真似は出来はしないが、それでもやるか止めるか。そう問われる。あんな演奏、出来る訳がない。オカリナは自分を楽しませてくれる。吹いていて、これだけ楽しいものはない。ならば、私は今の自分のレベルを認め、それをやって行くしかない。素晴らしい人の演奏を聴き、学習するしかない。
オカリナが自分のレベルをはっきり知らせてくれ、自分はどんな人間かを教えてくれる。止めるのは簡単だが、それは寂しい事だ。折角掴んだ生き方さえも捨てる事だからだ。だったらやろう。そう自分を励ましてやって行こうと思と思った。上手くならなければそれでもいい。毎日やって行く事が、その人を育てるのではないかと思ったのだ。
もう、悔しさなど何処にもない。ありのままの自分がいて、悔しさなどはオカリナ道の通る1部ではないかと思うことにした。オカリナをやる人の中にいて、きっと何かが起こるかも知れない。良い事があっても悪い事があっても、オカリナ道を歩こう。オカリナを通して、また色んな人に出会うだろうと思うからだ。
これを以て、21年携わったオカリナフェスティバルは、終わった。
※ 私の演奏は ①「幸せは夢の中」 ②「夏が逝く」でした。①はブログにも書いたように、大失敗をしました。 その動揺を引き摺って②を演奏しているので、これも恥ずかしい演奏になっています。ですが、そらの陽さんが②「夏が逝く」だけYouTubeに挙げて下さっています。美しい花などをあしらったとても綺麗な編集です。
※ 「そらの陽」で検索すれば視聴出来ます。良かったらご覧下さい。そらの陽さん、ありがとうございました。