中学2・3年生程度の英語なので何とか分かるのですが、皆さんは楽々でしょうね。何の英語か察しがつくと思います。先ずは、読んでみて下さい。
This is for Denis...This is the only things I could do...As a skater, as a friend, to not forget him...You will live in our heart forever...Miss you and love you...And thank you for everything what you done and showed us your passion, heart, fight, smile...I am really lucky to had you in my life. Rest in Peace...
スケーターとしてできること...これしかない...デニスへ想いをのせ...同じ空の下...ありがとう...デニスに出会えた事は本当に幸せです! 安らかに...
スケーター安藤美姫の言葉だ。これだけで込み上げて来るものがあった。やさしい英語だったから、英語からも感動した。しかし、彼女は上下黒の衣装に身を包み、リンクに立った。アメイジング・グレイスに合わせて、現役さながらに滑った。涙が溢れて来た。
デニス・テンは、サイドミラーを盗もうとしていた2人組に注意して、太腿を刺された。病院に運ばれたが出血が多く、遂に帰らぬ人となった。25歳は余りにも若過ぎる。ソチ五輪では銅メダルを獲った世界的なスケーターだった。
安藤美姫の直向きな追悼のスケート。自分の気持ちを一番示せる行動を取った。何と素敵な滑りだろう。デニス・テンへの最高のパフォーマンスだった。私は涙が流れた。泣けて仕方がなかった。涙脆くなったと言うのとは、少し違った気がするのだが。
サイドミラーと命との重さは比べようもない。まさかの事件だった。
別件を付記するが、哀しい出来事に反して、御嶽海の14日目での優勝は感動的だった。
「どんな事が頭を巡りましたか」
そこで、彼は目頭を押さえ、暫く無言で必死に涙を堪え、そして泣いた。
「緊張したんですけど、優勝しなければと言う感じになって・・。何とか勝てました」
感極まって泣いた御嶽海には、色んな思いが巡ったのだろう。
私はインタビューの受け答えや優勝が決定してからの彼の微妙な動きから、優しくて、謙虚な人柄を感じた。自分の事のようにドキドキしていた彼の優勝を喜びたいが、明日は、豊山に勝って、有終の美を飾って欲しい。