ローソンにコーヒーS(100円)を買いに行って、ひょっとおにぎりの棚を見た。しばらく頭に浮き沈みしていたおにぎりがあるではないか。朝9時半頃の話である。
数日前、朝10時頃コピーしに行って、店員さんに恥ずかしさを忍んで聞いてみた。とっても感じのいい2人の女性店員さんだった。
「吉永小百合の握ったおにぎりありませんか。小百合さんが握ったおにぎりを売る訳ではないですけどね」
「ありますよ。でも、すぐに売り切れてしまいます。お昼2時半から3時頃に来て貰ったら、ひょっとして手に入るかも知れません」
これだけ聞くのがやっとだった。
期待はしていなかったが、2つあったピンクのパッケージに、微かに胸が躍った。古稀を過ぎた爺さんの胸が躍るなんて、笑止千万。私は何処まで好奇心が強く、ミーハーなんだろうか。
実は北の三部作の最終章がこの3月10日に全国公開される。「北の桜守」だ。吉永小百合出演の一作目は、2005年の「北の零年」。二作目は、2012年の「北のカナリアたち」。
「北の桜守」で、吉永小百合演じるてつは食堂を営んでいた。それをイメージしたおにぎりがそうだ。「北の桜守 てつさんのおにぎりおかずセット 税込み380円」である。おにぎりは小ぶりで、「北海道産 生漬たらこ」「北海道産 日高昆布」の2つ。おかずは「ザンギ(鶏唐揚)」「玉子焼」「沢庵2枚」が付いている。
何故買うのかは性格なのだろうか。だが、イメージしながら食べるのか、美味いと感じるのだから変な爺さんだ。
太平洋戦争も末、1945年に日本の領土だった樺太を追われ、2人の息子を連れて網走まで辿り着いた。何もあらすじを借りてまで書き写す気はないし、それが目的でもない。
因みに、吉永小百合は1945年3月13日生まれだそうで、私とは3ヶ月違うが、学年は私の方が1つ下になる。それでと言う訳でもなく、てつが握っていたおにぎりは吉永小百合が握ったと錯覚させてしまう、そんな錯覚マジックによって買ってしまったと言ってもよい。
ずっと続けて売られるとは思わないが、もう1度食べてみたいと思っている。でっかい「おかか」や「明太子」や「昆布」のおにぎりを3つ買っても、それよりも高めではあるけれど・・。この「北の桜守」で120作目だそうだ。
もう1つは、レトルトのカレー。色々試してきたが、どれもどこか特徴があり美味いと思うが、最近嵌まったカレーがある。グリコのカレーだ。一通り食べて見たが、どれも私の気持ちを惹くのには十分だった。300円台とか500円台とか1,000円台とか値が張るものは沢山あり、それは肉の塊も大きくて上質なものが入っている。
私が1日に1度は食べるレトルトは、高価なものではない。これは、箱に入って税抜き78円だったり98円だったりする。今食べているのは「カレー職人シリーズ」で「スパイシーチキンカレー辛口」「なすとトマトのカレー中辛」「老舗洋食カレー中辛」「バターチキンカレー中辛」「ビーフカレー中辛」の5種だ。
これが、スパイスが効いているのか、どれを食べても美味いのである。以前のものはなく、今はこのシリーズが台所の小さな棚の一角を席巻した。どれを取っても美味い。なすも数切れ入っているのが憎い。今日も買いに行ったが、家には1週間は食べられる程ストックされている。吃驚したのは、ある1種類のこのレトルトが、ごっそりなかった事だった。
ついこの間から売られ始めていたのに、もうこの人気には開いた口が塞がらない。人の視覚や嗅覚は凄いものだと思う。
またいつ書くか分からないので、テレビで観た玉子焼きを実践したのでその味の事を書いて置きたい。少し甘めではあるが新鮮な味がする。
玉子焼き器に油を引いて、3個の卵を溶き塩を一つまみ入れる。それに麹から作った甘酒を大匙4杯入れて混ぜる。3回位に分けて中火より弱い火で出汁巻きのように巻く。ラップに包んで形を整えるかどうするかは自由だが(笑)。それで出来上がりだ。その上に醤油を垂らすとかの調味料は試したが、私には必要なかった。
何て不思議な味だろう。私の食への拘りは、今は朝昼うどんかカレー。夕方は水戸黄門を観乍ら焼酎を飲んでいる。あては何でもいいが、玉子焼きか秋刀魚や鯖の缶詰、またはその両方と言う事にしている。たまにもやしをケチャップで炒め、ソースをかけて食べる事もある。キュウリが食べたくなると、2センチくらいに切ってその上に味噌を乗せ、そのまま食べる。
あてだけはあまり拘らない。極たまにノドグロの一夜干しを貰ったりする事もあるので。仄かなピンク色の「てつさんのおかずセット」を見て、今日がひな祭りの日だと言う事を知る。