Sさん宅にお邪魔したのは24日の午前10時前。押しかけたのは7名だ。

お昼になる少し前まで、11月19日(日)1時から4時半頃まで神戸生田会館で開催する「YOSOMI好きなヤツ」コンサートでの演奏の練習をした。当日はまだ遠方から加わる。この場にいるのは、Sさん、S.Sさん、シマさん夫婦、オカリナママさん夫婦、Nさん、そらの陽さん、私で、9名になる。

2曲を数回練習した後、オカリナママさんにピアニカ演奏をお願いした。両手で鳴らす迫力のある技法に喝采だ。大ベテランのシマサンの三線と唄も、折角なので。流石に安定した演奏とこの歳でこの艶はない声。2人の演奏は、ちょっと得した気分だった。

SさんがBBQの準備をしている。皆も外に出る事にした。S.Sさんも何かと準備が大変だったと思う。

肉やウインナーや鶏肉がどっさり。サラダがいっぱい。おにぎりまで。サッポロビールで乾杯。焼くのとお喋りが同時に始まった。気の置けない仲間なので、和気藹々だ。この天気は何だと思うほど、空は晴れていた。

暫くするとすぐ上の路地の家の人が、S.Sさんに連れられてやって来た。美味い赤白のワインを2本持って。Uさんと言う。

最初はどんな人か分からないが、話も陽気で薀蓄もありそうだった。それも、50年来グリークラブとかカルテットで歌っている人。仕事は聞き損ねたが、バリトンだったかな。

以前、神戸市男声合唱団にも所属していたそうだ。指揮者の1人だったKikuさんの名前を出したら、これも知っていた。黒い衣装を着たら、きっと似合うだろう。出合いには、何らかのドラマガあるのが面白い。

この場所は所有者がいて、暫くしたら使えなくなると言う話だった。それで、これからはSさん宅のすぐ横のこの場所でのBBQが出来なくなる。そんな理由で、最後のBBQに呼んで貰ったと言う訳。

用事があると言って、Uさんは暫くしたら帰って行った。

大きな出窓。周囲の壁は薄いピンク色。石段の反対側正面に見えるよその家は白壁。その間は畑で、緑色がお互いの色彩を盛り上げる。まるで、ここはカナダあたりの洒落た空間のようだ。空も青く、燦々と日は注ぎ、BBQの最後は、そんな景色を刻む事になった。

いっぱい話し、好きなだけ飲み、食べ、記憶は頭と胃袋に残った。S.Sさんは残り、オカリナママさんの旦那さんは帰り、私達7人はカフェでお茶を飲んで別れ、三ノ宮では、それぞれが散り散りになった。

私は1人、この日の命名をした。

フェアウエル BBQ!