晴れのち雨のち晴れのち雨あられ。あの忘れられない天候の4月6日に、ライブで頂いた花束の花の甘い香りが、まだ玄関や廊下中に満ちている。もう2週間経つのに、特にカサブランカの匂いは甘いけれど強烈だ。カーネーションやカスミソウは匂わないけれど、あの時の素敵な雰囲気が未だに甦り漂うのだ。

もう夜の9時半だが、今日の事を書く事にしよう。娘や娘のような3人に、ブログに書く事を口走ってしまったから。

その前に、今日の私の3食をお知らせしておこう。

朝。カリー屋カレー(House)。

昼。家で作られたカレー。

夜。カレーメシ(NISSIN)。

昼のカレーが残っていたが、ご飯が炊けていなかったので待ち切れず、数日前に2つ買っていたこのチンするだけの、笑い飯ならぬカレーメシの一つを食べた。「トマトかれーらいす」とある。米も入っていて水を入れ、掻き混ぜて6分程チンする。急を要する時などには、特に最適と思われる。もう一つは「ビーフかれーらいす」だ。結構行ける。

サントリーから雑穀のビールが発売になったように思って、コープに行くと、よく似た缶だったと思うがが、それはカロリーゼロ、糖質ゼロのノンアルコールのビールテイスト飲料だった。試しに買ったが、確かにビール味はする。泡も出る。だが、少し味が違う。まあ耐えられない程ではない。大きな違いは酔わない事だ。

仕方なく、前に買っていたキリンの一番搾りを飲んだ。あては昼の残りのカレールーである。今日だけは、1日華麗の市民でいた。


さて、ここからが本番だ。

娘が友達と3人で、それぞれ違う分野の展示物を置いているのだ。その場で買えるものはすぐに買う事が出来るが、そうでないものは注文に応じている。

写真でお見せ出来ないのが何ともじれったいのだが、4月19日(土)から25日(金)までの期間で。12:00から20:00まで。最後の日は17:00までだ。

私は4時前に行ってみたのである。

電話をして場所を確かめて行く事にしていたが、嗅覚と言おうか、自力で辿り着いた。私の姿を見るなり娘は急に姿を見せたので吃驚したが、後の2人はサプライズみたいで驚きを隠せない風だった。とても喜んでくれた。

一級建築士事務所を借りての展示会なのである。神戸市中央区海岸通3-1-14大島ビル3Fで、JR元町駅西口より南へ徒歩5分とある。大体そんなとこだが、もう少し詳しく言うと、駅より少し西寄りの道を南に下る。

南京町を通り抜けて、大通りを南に渡り西に歩くと広島銀行と兵庫県信用組合があり、その間の道を南に。そしてすぐ左の路地に入れば、3階建ての古びたビルがある。

「こんな所でお客さんが来るの」

と聞くと、

「うん、来てくれるよ」

と答えた。フェイスブックなどで宣伝したと言った。宣伝しなかったら誰か行くのだろうかと思うけれど、私でも探し当てられたから、きっと誰でも来られる場所だと思う。行けば至って楽しく、素敵な品々で飾られている。私も、思わず宣伝したくなる。

3人の女性客があり、今日のワークショップを楽しんでいた。今日の担当デザイナーはちかりーぬ。一応明日も明後日も14:00から16:00となっているが、それは余り制約はないように思われた。もうこの女性客の3人は、3時間かかっているそうだから。

ちかりーぬは、アフリカンダンサーである。ワークショップはサンキャッチャー作りで、それは太陽を浴びたら虹色の光が部屋中に広がるアクセサリーの意味だ。彼女は鮮やかな衣服も展示している。

22日のワークショップは歌って踊る、ちひろ。ドリームサンキャッチャーで、これはネイティブ・アメリカンのオジブワ族のお守りとサンキャッチャーを組み合わせたものだ。

どちらも、私が女性なら欲しいと思える素敵なアクセサリーである。手作りのピアスも置いてある。

3人共ずっと一緒にいるので、いつ行っても会う事は出来る。

23日は私の娘のワークショップだが、YURIと言う。同じくアフリカンダンサーもしている。ワークショップは、好きな色のスエード革を選んでキーホルダーを作ると言うものだ。

兎に角、これらのアクセサリー群は、見ていて飽きないのは決して贔屓目ではないのだ。革で作った3本脚の簡易椅子も作って置いてある。

娘はこれらの他に子供(3歳位まで)の柔らかな可愛い靴を作っていて、お孫さんのいる方々には是非薦めたいものだ。このブログで書いていても沢山の人が見る訳ではない。ブロ友の方々が見て下さる位だろう。けれど、それでも神戸方面(元町や三宮)にこの期間に出掛けられるのなら、是非覗いて頂けたら有り難い。

ひろこさんは遠い。マリーさんは尚の事遠過ぎる。オカリナママさんとそらの陽さんだって遠いけれど、もし興味と序でがあれば覗いて頂けると嬉しい。全く強制ではなく、これは宣伝である。

「何か飲み物でも」

「酒がいいな」

「じゃあ、買って来ます」

など冗談を言い合った。いや、本気で買いに行く積もりだったかも知れない。

ちかちゃんは何度か私の家に来た事があり、ちひろちゃんは1度だけちかちゃんと来ていて、私もちょっとの時間、楽しく話した事がある。2人とも本当に明るくて、可愛い娘のようだ。ちひろちゃんは、今度来る時にお酒を持って行くから一緒に飲もうと言っている。造り酒屋をしているとか言っていたような。責任感なんて感じなくていいから。

「ケーキがある」

「あっ、それはいいよ。太るし、お酒じゃないから」

しつこく、まだ冗談を言っている。

「赤ワインが染み込んでいますよ」

「えっ? それなら食べます」

と言った。わざとらしいけど、お客さんもクスッと笑ったようだった。

紫蘇の汁に漬けた蕪のように見える。聞き違いだったのかケーキではなかった。パイナップルと林檎と葡萄が漬かっていた。私には初物だが、これは簡単に漬けられて結構美味しかったので、今度私も・・。

あっ、と皆驚いた。ちかちゃんのお父さんが階段を上がって来たのだ。私も初めて対面した。凄く感じのいい人だった。こんな事あるんだ、と皆思った。ちひろちゃんが、この親子達4人を写す寸前に、しゃがみ込んで笑った。それほど可笑しかったのだなあ。

「ひょっとして、ちひろちゃんのお父さんも来るかもよ」

「それは無理。だって石川だもの」

「絶対ないとは思わないよ。サプライズなんて突然だから」

でも、やっぱり無理かとは思う。

ちかちゃんのお父さんは手土産を持参していた。私も手ぶらは何ぼ何でもと思い、小さなお菓子を元町で買って持って行っていた。あるとないとでは、やっぱり印象が違うと思う。

手前味噌になってもとは思うが、今見ている娘の作ったチラシは、とても良く出来ていると思う。見ているだけで綺麗で可愛い。身内を褒めるなんて絶対に有り得ない私ではあるが、これは力作だと思った。

長居をしないで退散したが、でっかい娘たちが3人、私にバイバイと手を振った。

「荷物これだけ?」

「来た時はお土産持っていたけど、それがないし~」

と言って、下りる階段の背後からキラキラと娘達の笑い声が圧し掛かり、遠ざかった。


南京町は私を言葉で染めた。頭の中だけで、言葉が弾けている。

「これ、美味いあるよ。ひとちゅ、食べるあるか」

老祥紀の豚まんをよっぽど買って帰ろうかと思った程だ。

辛抱して家に帰るや、顔はビールの顔に赤く染まった。今11時10分だが、娘が玄関の戸を開ける音がした。宣伝ブログも、丁度終わった所だ。