凄いものを観た。いや、聴いた。いやいや、同時に観て、聴いた。芸文センターでの事なのだ(1日)。
中ホールを出る所に、今日のプログラムが貼り出されていた。デジカメで写したが、もう満タンで写っていない。仕方なく速記のように、手帳に書き写した。
1部
Douce Ambiance
Double Jen
Relayin at Camarillo
After you’ve Gone
Si Tu Savais
For Sephora
Micro
2部
In a Sentimental Mood
Blues for Burnie
Tim Solo
Stochelo Solo
How High the Moon
R-26
Nuages
Coqette
Pent Vp House
アンコール
Les Yeux Noirs
Minor Swing
プログラムにはR-26の他は日本語の文字で、予定される演奏曲として9曲が書かれていた。飽く迄も予定と言う事で、その中の「オール・マン・リヴァー」と「アイ・ガット・リズム」は演奏されなかったし、順番も全くバラバラだったし、しかも実際には18曲演奏された。
何を聴いたか。マヌーシュ・スウィングと言うジャンルで、これはジプシー・ギタリストのジャンゴ・ラインハルト(1910―1953)が、土着のジプシー音楽とアメリカ生まれのスウィング・ジャズをミックスさせて生み出したものだ。
今日は、「ストーケロ・ローゼンバーグ・トリオ」の演奏を聴いたのである。
ストーケロ・ローゼンバーグ(リード・ギター)
モゼス・ローゼンバーグ(リズム・ギター&リード・ギター)
ジョエル・ロッヒャー(ダブル・ベース)
これにヴァイオリンのティム・クリップハウスが4曲目から加わった。
超絶技巧を超越する位の超絶技巧がヌマーシュ・スウィングから繰り出される。バック・スクリーン一杯に、その指の動きが拡大されて写し出される。ストーケロ・ローゼンバーグのこのギター捌きはどう言ったらいいだろう。凄い速さで6本の弦が巧みに、フレットの間に押し込まれる。私の体はスイングしていながら、興奮の坩堝に落とし込まれて行く。
メンバー紹介の中に、ストーケロ・ローゼンバーグは現在のマヌーシュ・スウィングの世界最高峰ギタリストとある。凄いとしか言いようがない言葉の貧困。
ダブル・ベースも上手かったが、リズム・ギターもヴァイオリンも、特にヴァイオリンの超絶技巧には舌を巻く。ストーケロ・ローゼンバーグとティム・クリップハウスのそれは、さぞ、生まれて生きていて良かっただろうと思った。
比較するのが良いのか悪いのか分からないが、カントリー・ウエスタンつまりブルー・グラス・ミュージックの心地よいテンポと結び付く気がする。だが、ギターの超絶技巧に就いては、今迄にここまで凄いものを私は聴いた事がない。
もっと速いかもしれないが、1秒間より短いと思われる時間に8分音符が8個並ぶ速さ、とでも言えばいいのだろうか。おったまげてしまった。上の曲目の殆ど全部が、超絶技巧でスイングされていた。
どの曲もずっと聴いていたかった。1部の終わりのMicro(ジャンゴ・ラインハルト作曲のとてもテンポの速い代表作の一つ)も素晴らしかったし、アンコールのLes Yeux Noirsが又素敵だった。これはあの「黒い瞳」なのだ。これがまたテンポを速く、マヌーシュ・スウィングで演奏された。これぞ、ギターの神様に出会ったかのようだった。
3日前は、Sさんのお宅で音楽を楽しんだ。8人が集ったのだが、これはとても楽しいものだった。演奏する者も聴く者も、皆大満足だったと思う。私もそうだったから、全てが終わって力が抜けた。だから、ブログを改めて書くと言う気力が起こらなかった。その時感じた満足や喜びや楽しさを、只管感じたらいいとさえ思った。感動した後、言葉少なになるのと同じである。
参加した人達がそれぞれにブログに認めているので、それを楽しく読ませて貰っている。次回のバーベキューは、大いに気力を奪回して、しっかりブログに書いてみようかなと、今の時点では考えている。
アンサンブルもコラボも楽しいものだった。ピアノにリコーダーにオカリナ。こんな組み合わせもあるのだ。これは前にS.SさんとSさんと私で演奏を楽しんだ事がある。
今回は10時から2時半までの長時間。演奏と飲食の時間を分けないで、いきなりワインを飲み、焼酎を飲み、日本酒を飲んだ。アンダギーを食べ、マカロンを食べ、ケーキを食べた。
最高だったのは、ポトフ、ビーフストロガノフ、ボルシチ。これはSさんが2日前から作って下さっていたものだ。そこら辺の料理店のものより美味い。3種類も食べられて、皆幸せだった。S.Sさんのサラダはあっさりした美味さで、料理のアンサンブルと言った感じだった。
オカリナママさん夫婦、シマさん夫婦、そらの陽さんも、楽しかったと言っていた。シマさんは三線を披露してくれ、皆奄美のシマ唄を生で聴けて喜んでいた。私は飲んでばかりで、真っ赤な顔をしていた。
大満足ではあったが、立つ鳥後を濁したまま、Sさん宅を辞した。
三宮まで戻るとシマさん夫婦とオカリナママさんと私の4人は、シマさん推薦の「えびす」でまた飲んだ。
楽しい時はあっと言う間に過ぎてしまう。それは猛烈な速さで過去の世界にへばり付く。そして嬉しい事に、花粉が終わった頃にまたバーベキューをする事になった。それは、ゆっくりとしたスピードで、自分の方へ向かって来る。待って待って、やがてその時が来たら、一瞬の内に過去へと流されてしまうのは経験から分かっている。だからこそ、それが「今」を大切にしなければならない所以なのだろうと思う。
音楽と飲食の楽しみは去り、今日の超絶技巧の演奏は終わった。
集いとロマ(ジプシー)の演奏とに共通するのは、どちらも何度でも出会いたいと言う事。それに、どちらも音楽が絡んでいると言う事だった。
遅まきながら、SさんとS.Sさんには心より感謝したい。また、Sさん宅を訪問した仲間とは、楽しみを共有出来た事を共に喜びたい。
中ホールを出る所に、今日のプログラムが貼り出されていた。デジカメで写したが、もう満タンで写っていない。仕方なく速記のように、手帳に書き写した。
1部
Douce Ambiance
Double Jen
Relayin at Camarillo
After you’ve Gone
Si Tu Savais
For Sephora
Micro
2部
In a Sentimental Mood
Blues for Burnie
Tim Solo
Stochelo Solo
How High the Moon
R-26
Nuages
Coqette
Pent Vp House
アンコール
Les Yeux Noirs
Minor Swing
プログラムにはR-26の他は日本語の文字で、予定される演奏曲として9曲が書かれていた。飽く迄も予定と言う事で、その中の「オール・マン・リヴァー」と「アイ・ガット・リズム」は演奏されなかったし、順番も全くバラバラだったし、しかも実際には18曲演奏された。
何を聴いたか。マヌーシュ・スウィングと言うジャンルで、これはジプシー・ギタリストのジャンゴ・ラインハルト(1910―1953)が、土着のジプシー音楽とアメリカ生まれのスウィング・ジャズをミックスさせて生み出したものだ。
今日は、「ストーケロ・ローゼンバーグ・トリオ」の演奏を聴いたのである。
ストーケロ・ローゼンバーグ(リード・ギター)
モゼス・ローゼンバーグ(リズム・ギター&リード・ギター)
ジョエル・ロッヒャー(ダブル・ベース)
これにヴァイオリンのティム・クリップハウスが4曲目から加わった。
超絶技巧を超越する位の超絶技巧がヌマーシュ・スウィングから繰り出される。バック・スクリーン一杯に、その指の動きが拡大されて写し出される。ストーケロ・ローゼンバーグのこのギター捌きはどう言ったらいいだろう。凄い速さで6本の弦が巧みに、フレットの間に押し込まれる。私の体はスイングしていながら、興奮の坩堝に落とし込まれて行く。
メンバー紹介の中に、ストーケロ・ローゼンバーグは現在のマヌーシュ・スウィングの世界最高峰ギタリストとある。凄いとしか言いようがない言葉の貧困。
ダブル・ベースも上手かったが、リズム・ギターもヴァイオリンも、特にヴァイオリンの超絶技巧には舌を巻く。ストーケロ・ローゼンバーグとティム・クリップハウスのそれは、さぞ、生まれて生きていて良かっただろうと思った。
比較するのが良いのか悪いのか分からないが、カントリー・ウエスタンつまりブルー・グラス・ミュージックの心地よいテンポと結び付く気がする。だが、ギターの超絶技巧に就いては、今迄にここまで凄いものを私は聴いた事がない。
もっと速いかもしれないが、1秒間より短いと思われる時間に8分音符が8個並ぶ速さ、とでも言えばいいのだろうか。おったまげてしまった。上の曲目の殆ど全部が、超絶技巧でスイングされていた。
どの曲もずっと聴いていたかった。1部の終わりのMicro(ジャンゴ・ラインハルト作曲のとてもテンポの速い代表作の一つ)も素晴らしかったし、アンコールのLes Yeux Noirsが又素敵だった。これはあの「黒い瞳」なのだ。これがまたテンポを速く、マヌーシュ・スウィングで演奏された。これぞ、ギターの神様に出会ったかのようだった。
3日前は、Sさんのお宅で音楽を楽しんだ。8人が集ったのだが、これはとても楽しいものだった。演奏する者も聴く者も、皆大満足だったと思う。私もそうだったから、全てが終わって力が抜けた。だから、ブログを改めて書くと言う気力が起こらなかった。その時感じた満足や喜びや楽しさを、只管感じたらいいとさえ思った。感動した後、言葉少なになるのと同じである。
参加した人達がそれぞれにブログに認めているので、それを楽しく読ませて貰っている。次回のバーベキューは、大いに気力を奪回して、しっかりブログに書いてみようかなと、今の時点では考えている。
アンサンブルもコラボも楽しいものだった。ピアノにリコーダーにオカリナ。こんな組み合わせもあるのだ。これは前にS.SさんとSさんと私で演奏を楽しんだ事がある。
今回は10時から2時半までの長時間。演奏と飲食の時間を分けないで、いきなりワインを飲み、焼酎を飲み、日本酒を飲んだ。アンダギーを食べ、マカロンを食べ、ケーキを食べた。
最高だったのは、ポトフ、ビーフストロガノフ、ボルシチ。これはSさんが2日前から作って下さっていたものだ。そこら辺の料理店のものより美味い。3種類も食べられて、皆幸せだった。S.Sさんのサラダはあっさりした美味さで、料理のアンサンブルと言った感じだった。
オカリナママさん夫婦、シマさん夫婦、そらの陽さんも、楽しかったと言っていた。シマさんは三線を披露してくれ、皆奄美のシマ唄を生で聴けて喜んでいた。私は飲んでばかりで、真っ赤な顔をしていた。
大満足ではあったが、立つ鳥後を濁したまま、Sさん宅を辞した。
三宮まで戻るとシマさん夫婦とオカリナママさんと私の4人は、シマさん推薦の「えびす」でまた飲んだ。
楽しい時はあっと言う間に過ぎてしまう。それは猛烈な速さで過去の世界にへばり付く。そして嬉しい事に、花粉が終わった頃にまたバーベキューをする事になった。それは、ゆっくりとしたスピードで、自分の方へ向かって来る。待って待って、やがてその時が来たら、一瞬の内に過去へと流されてしまうのは経験から分かっている。だからこそ、それが「今」を大切にしなければならない所以なのだろうと思う。
音楽と飲食の楽しみは去り、今日の超絶技巧の演奏は終わった。
集いとロマ(ジプシー)の演奏とに共通するのは、どちらも何度でも出会いたいと言う事。それに、どちらも音楽が絡んでいると言う事だった。
遅まきながら、SさんとS.Sさんには心より感謝したい。また、Sさん宅を訪問した仲間とは、楽しみを共有出来た事を共に喜びたい。