「Hyogo X’mas Jazz Festival」が12月14日から24日までの内に6公演ある。私は今日、15日の「山下洋輔スペシャル・ビッグバンド ボレロ&展覧会の絵」に行って来た。
芸術文化センターの大ホールは2,000人ちょっと入るが、午後5時からの公演は満員だった。
チケットには1階席と書いてあったったが、実際は2階の横に並んだ席だ。斜交いに見下ろすようになる。
山下洋輔のスペシャル・ビッグバンドのメンバーは凄い。初めて彼のピアノを生で聴いた。誰にも出せないだろう音もあって、心の琴線が鳴った。
山下洋輔他15人の凄いメンバー達の名前を紹介しよう。こうして全メンバーが集まったのは、2年に一度位なものだそうな。
ピアノ:山下洋輔
ベース:金子健
ドラムス:高橋信之介
トランペット:エリック宮城、佐々木四郎、木幡光邦、高瀬龍一
トロンボーン:松本治、中川英二郎、片岡雄三、山城純子
サックス:池田篤、米田裕也、川嶋哲郎、竹野昌邦、小池修
テレビでは何度か見た山下洋輔だが、このステージで初めて実物を見た。
高橋信之介はニューヨークに住んでいて、この日の為に帰って来ていた。凄い拍手の嵐だから、相当なドラマーなのだろう。ジャズに疎い私は、この人の名前を知らなかった。
エリック宮城は一度聴いているが、流石と言う他はない。ソロだけを聴きたい。または、規模を縮小したグループでのトランペットを。
4人並んで一人ずつ鳴らしたが、4人とも音が違うのが私なりに感じられた。好き好きもあるかも知れない。だが、エリック宮城の音は別物である。
松本治のトロンボーンも味があったが、それだけではなく、アンコールも含めて今日の演奏曲の全ての編曲が、彼に拠るものだった。
素晴らしかった。そう言って、このブログを閉じよう。説明のしようがないからだ。だが、曲名は挙げておかなければならないだろう。
第1部は1時間程で、20分の休憩の後第2部がアンコールを入れて50分程度だった。
松本治編曲の表示は割愛する。
第1部
Rockin’ in Rhythm 作曲:デューク・エリントン
All the Things You are 作曲:ジェローム・カーン
Groovin’ Parade 作曲:山下洋輔
Memory is a Funny Thing 作曲:山下洋輔
Bolero 作曲:モーリス・ラヴェル
第2部
Picutures at an Exhibition 作曲:モデスト・ムソルグスキー
第1部の「ボレロ」と第2部の「展覧会の絵」は面白く、特に40分掛けた「展覧会の絵」は、その有名なファンファーレのような部分、その主題はその通り残し、後は松本治の指揮で区切られてジャズとなった。これは1枚1枚の絵を意味していたのかも知れなかった。このアレンジは、もう一度聴きたいと思う。
アンコールは、デューク・エリントン作曲の It Don’t Mean a Thingだった。
もっと聴いていたかったし、出来れば1階の3分の1までの席で、もう少し音を大きく感じながら聴きたいと思った。が、贅沢は言っていられない。10日ばかり早いけれど、素敵なクリスマスの贈り物だったのだから。
コートを着て行ったが午後は暑い位だった。演奏が終わると気温は下がり、すこしだけ寒い感じがした。それに、7時20分過ぎに外に出た時は、雨が降っていた。芸文センターの広場に設えられた大きなクリスマスツリーは電飾が美しく、暫し見惚れていた。
何が凄いかって、この一人ひとりが一つの楽器で人生を掛けて、ここまでの凄い演奏家になっている事だ。サックスの数人はフルートも吹いていたが、そんな事より、一つの楽器をものにするだけでなく、世界的なレベルまでに持ち上げていっている所が凄い。
これぞ自分のものだ、と言うものを持ち、生涯掛けて作り上げる所に人生の素晴らしさがある。誰もが世界一日本一になれる訳ではないが、何でもいい、自分がやりたい事を、生涯掛けてやっていったらいいと思う。学問だって、スポーツだって、音楽だって、何だっていいのだ。教育だって、子育てだって、自分らしさを見つけ、いずれ朽ち行く体を使った自分が表現出来たらいい。
芸術文化センターの大ホールは2,000人ちょっと入るが、午後5時からの公演は満員だった。
チケットには1階席と書いてあったったが、実際は2階の横に並んだ席だ。斜交いに見下ろすようになる。
山下洋輔のスペシャル・ビッグバンドのメンバーは凄い。初めて彼のピアノを生で聴いた。誰にも出せないだろう音もあって、心の琴線が鳴った。
山下洋輔他15人の凄いメンバー達の名前を紹介しよう。こうして全メンバーが集まったのは、2年に一度位なものだそうな。
ピアノ:山下洋輔
ベース:金子健
ドラムス:高橋信之介
トランペット:エリック宮城、佐々木四郎、木幡光邦、高瀬龍一
トロンボーン:松本治、中川英二郎、片岡雄三、山城純子
サックス:池田篤、米田裕也、川嶋哲郎、竹野昌邦、小池修
テレビでは何度か見た山下洋輔だが、このステージで初めて実物を見た。
高橋信之介はニューヨークに住んでいて、この日の為に帰って来ていた。凄い拍手の嵐だから、相当なドラマーなのだろう。ジャズに疎い私は、この人の名前を知らなかった。
エリック宮城は一度聴いているが、流石と言う他はない。ソロだけを聴きたい。または、規模を縮小したグループでのトランペットを。
4人並んで一人ずつ鳴らしたが、4人とも音が違うのが私なりに感じられた。好き好きもあるかも知れない。だが、エリック宮城の音は別物である。
松本治のトロンボーンも味があったが、それだけではなく、アンコールも含めて今日の演奏曲の全ての編曲が、彼に拠るものだった。
素晴らしかった。そう言って、このブログを閉じよう。説明のしようがないからだ。だが、曲名は挙げておかなければならないだろう。
第1部は1時間程で、20分の休憩の後第2部がアンコールを入れて50分程度だった。
松本治編曲の表示は割愛する。
第1部
Rockin’ in Rhythm 作曲:デューク・エリントン
All the Things You are 作曲:ジェローム・カーン
Groovin’ Parade 作曲:山下洋輔
Memory is a Funny Thing 作曲:山下洋輔
Bolero 作曲:モーリス・ラヴェル
第2部
Picutures at an Exhibition 作曲:モデスト・ムソルグスキー
第1部の「ボレロ」と第2部の「展覧会の絵」は面白く、特に40分掛けた「展覧会の絵」は、その有名なファンファーレのような部分、その主題はその通り残し、後は松本治の指揮で区切られてジャズとなった。これは1枚1枚の絵を意味していたのかも知れなかった。このアレンジは、もう一度聴きたいと思う。
アンコールは、デューク・エリントン作曲の It Don’t Mean a Thingだった。
もっと聴いていたかったし、出来れば1階の3分の1までの席で、もう少し音を大きく感じながら聴きたいと思った。が、贅沢は言っていられない。10日ばかり早いけれど、素敵なクリスマスの贈り物だったのだから。
コートを着て行ったが午後は暑い位だった。演奏が終わると気温は下がり、すこしだけ寒い感じがした。それに、7時20分過ぎに外に出た時は、雨が降っていた。芸文センターの広場に設えられた大きなクリスマスツリーは電飾が美しく、暫し見惚れていた。
何が凄いかって、この一人ひとりが一つの楽器で人生を掛けて、ここまでの凄い演奏家になっている事だ。サックスの数人はフルートも吹いていたが、そんな事より、一つの楽器をものにするだけでなく、世界的なレベルまでに持ち上げていっている所が凄い。
これぞ自分のものだ、と言うものを持ち、生涯掛けて作り上げる所に人生の素晴らしさがある。誰もが世界一日本一になれる訳ではないが、何でもいい、自分がやりたい事を、生涯掛けてやっていったらいいと思う。学問だって、スポーツだって、音楽だって、何だっていいのだ。教育だって、子育てだって、自分らしさを見つけ、いずれ朽ち行く体を使った自分が表現出来たらいい。