訳が分からなくなって、早速インターネットで調べた。京都から家に着いたのは、午後9時20分だった。烏龍妃茶を飲みながら帰った。
三条木屋町ビル3階にある「たくみや」は、手打ちそば処である。
「ひと月に2度満月が見られるのを何と言ったかなあ。ブルー月とラジオで言っていたようだったけど」
「うるう月じゃやないの。今日が満月だから、9月に2度見られる事になるけれど」
私は、ラジオで、確か昨日の31日が満月と言っていて、そんな2度見られる状態をブルー月と言っていたと思っていた。だが、意見が割れた。
長月コンサートを終え素敵な顔になっているブロ友ますえさんとマネージャーさん、年上の妹さん、それにシマさん夫婦と私の6人が、ざる蕎麦や天ブラざる蕎麦、にしん蕎麦、すだち蕎麦を食べながら話していた。
すだち蕎麦の出し汁などはしつこくなく、全部飲んでしまった位美味しかった。ますえさんお薦めの店だった。何しろ京都で食べる蕎麦。それも毎日食べているコープの68円の蕎麦とは違う。
「一緒にしないでよ」
ますえさんの流し目が可愛らしい威圧感を私に与えた。それは比べられるものではなく、今日は待望のほんまもんの蕎麦を食べていると言った実感があった。生ビールもストレートの蕎麦焼酎も、蕎麦の味に潤いを与えた。
「私は昔、よく神戸に行ったのよ。元町にも」
そう年上の妹さんが言った。背丈のある品のある女性である。
そうそう、ひと月に2度満月が見られるのを何と言うか。それは、「ブルームーン」だった。昨日がそうで、8月の31日と2日の8月が「ブルームーン」だったのである。青い月・・。何だかいい響きだ。
今日の本題は、ますえさんのコンサートである。
「加藤ますえ長月コンサート」
場所は京都府立府民ホールアルティー。JR京都駅から地下鉄烏丸線で国際会館行に乗って今出川駅で降りる。6番出口から地上に出ると、右手側へ歩き5分の所にある。途中道の反対側には京都御苑があって、いつかゆっくり見学したいと思った。
1部では着物姿で「東京ブギウギ」を歌いながら、会場から出て来た。いつものように艶やかな姿である。声にも艶があり、その優しさは、目と姿と溶け合って絵になっている。
年代の古いものから並べていると言った。「丘を越えて」は昭和6年。「みかんの花咲く丘」は21年、と言った具合だ。丘をテーマに語る流暢な話にも引き込まれながら、1部は知っている日本の歌で終わった。
1部
東京ブギウギ
丘を越えて
みかんの花咲く丘
月がとっても青いから
アカシアの雨が止む時
見上げてごらん夜の星を
黄昏のビギン
これだけ歌うのに30分ばかりだった。みんなオカリナでも演奏出来るものばかりだった。
「みかんの花咲く丘」は私の大好きな歌で、昔はハーモニカやリコーダーでよく吹いていた。勿論、よく歌った。これは、オカリナのレパートリーでもある。
驚いたのは「黄昏のビギン」だった。私は小野リサや小林エミの歌で聴いていたが、加藤ますえの歌では聴いた事がなかった。彼女は確か7月のランチコンサートで歌ったようだった。私は是非聴きたいと、ますえさんのブログにコメントしていた。
このプログラムでは、やや違った流れの印象を受けたが、その曲が目に入った時は流石に驚いたのだった。ますえさんはこの曲を特に歌いたかった訳ではないだろうのに、しかも1部のとりにあるのは、私が聴きたいと言っていたから聴かせてくれたのではないかと思った。
その2人とはまた違った味がした。最後の「♪並木の陰の 初めてのキス」では思いが篭っていて痺れた。その「キス」は、3人とも同じではなかった。
思いやりのある、優しい繊細な心の持ち主だと言う事が、とてもよく分かった一コマであった。
ピアノ:坂下文野。テナーサックス:里村稔。ドラムス:木村優一郎。ゲスト:横山剛(テノール)。
ここでは詳しくは書かないが、4人とも素敵な力量の持ち主だった。
いよいよカンツォ-ネへと。
2部
ソラメンテ・ウナ・ヴェス
ベサメ・ムーチョ
カンツォーネ
コン・テ・パルティロ(共演)
フニクリ・フニクラ(横山剛)
ガラスの部屋
トスティーのセレナータ
マレキャーレ
2部の前半では、白いウエディング衣装のような目を見張る姿で歌った。本領発揮である。
後半はもう一度衣装を換えて現れた。これもそんなに派手なものではなく、3つの衣装に共通しているのは、ぎらぎらした衣装ではないのに華やかさを感じさせるものだった。私は前から3列目にいたから、とてもよく観る事が出来た。
髪も飾りも、それに更に豪華さを与えた。聴くだけでいいならCDを聴けばいいが、ライブの良さと楽しさは、聴いて、観て、周りの空気を感じ、自分と言う受信機の感度を十分に上げて捕らえる所にある。ライブならではの醍醐味だ。
またきっと聴きに行く事だろう。この素敵な歌と表情と衣装とに出会う為に。それに、ブログで知り合った歌手と、友達として生きた触れ合いをしているのだから。
昨日のますえさんのブログに、蕎麦の食べる量では五分五分だと書いた所、決着を付けなければなりません、と返事があった。何も競争しようと思って書いた訳ではないが、それが今日、ますえさんから誘われる事になろうとは。
こんな付き合いもいいものだが、前向きで、好奇心旺盛で、積極的なますえさんは、素敵な女性である。
毎年梅干を漬けるような人だとはとても思えないが、それもますえさんだ。そうして、人を魅了する歌い手であるのもますえさんなのである。歌う時は、全く梅干と結び付かないのが何とも可笑しいし、プロ意識が凄いと思う。
天真爛漫、縦横無尽、三面六臂、美人秀麗。これからも京都の町を、愛する自転車ロシナンテに乗って颯爽と走り回る事だろう。
今日の月も、まん丸だった。
三条木屋町ビル3階にある「たくみや」は、手打ちそば処である。
「ひと月に2度満月が見られるのを何と言ったかなあ。ブルー月とラジオで言っていたようだったけど」
「うるう月じゃやないの。今日が満月だから、9月に2度見られる事になるけれど」
私は、ラジオで、確か昨日の31日が満月と言っていて、そんな2度見られる状態をブルー月と言っていたと思っていた。だが、意見が割れた。
長月コンサートを終え素敵な顔になっているブロ友ますえさんとマネージャーさん、年上の妹さん、それにシマさん夫婦と私の6人が、ざる蕎麦や天ブラざる蕎麦、にしん蕎麦、すだち蕎麦を食べながら話していた。
すだち蕎麦の出し汁などはしつこくなく、全部飲んでしまった位美味しかった。ますえさんお薦めの店だった。何しろ京都で食べる蕎麦。それも毎日食べているコープの68円の蕎麦とは違う。
「一緒にしないでよ」
ますえさんの流し目が可愛らしい威圧感を私に与えた。それは比べられるものではなく、今日は待望のほんまもんの蕎麦を食べていると言った実感があった。生ビールもストレートの蕎麦焼酎も、蕎麦の味に潤いを与えた。
「私は昔、よく神戸に行ったのよ。元町にも」
そう年上の妹さんが言った。背丈のある品のある女性である。
そうそう、ひと月に2度満月が見られるのを何と言うか。それは、「ブルームーン」だった。昨日がそうで、8月の31日と2日の8月が「ブルームーン」だったのである。青い月・・。何だかいい響きだ。
今日の本題は、ますえさんのコンサートである。
「加藤ますえ長月コンサート」
場所は京都府立府民ホールアルティー。JR京都駅から地下鉄烏丸線で国際会館行に乗って今出川駅で降りる。6番出口から地上に出ると、右手側へ歩き5分の所にある。途中道の反対側には京都御苑があって、いつかゆっくり見学したいと思った。
1部では着物姿で「東京ブギウギ」を歌いながら、会場から出て来た。いつものように艶やかな姿である。声にも艶があり、その優しさは、目と姿と溶け合って絵になっている。
年代の古いものから並べていると言った。「丘を越えて」は昭和6年。「みかんの花咲く丘」は21年、と言った具合だ。丘をテーマに語る流暢な話にも引き込まれながら、1部は知っている日本の歌で終わった。
1部
東京ブギウギ
丘を越えて
みかんの花咲く丘
月がとっても青いから
アカシアの雨が止む時
見上げてごらん夜の星を
黄昏のビギン
これだけ歌うのに30分ばかりだった。みんなオカリナでも演奏出来るものばかりだった。
「みかんの花咲く丘」は私の大好きな歌で、昔はハーモニカやリコーダーでよく吹いていた。勿論、よく歌った。これは、オカリナのレパートリーでもある。
驚いたのは「黄昏のビギン」だった。私は小野リサや小林エミの歌で聴いていたが、加藤ますえの歌では聴いた事がなかった。彼女は確か7月のランチコンサートで歌ったようだった。私は是非聴きたいと、ますえさんのブログにコメントしていた。
このプログラムでは、やや違った流れの印象を受けたが、その曲が目に入った時は流石に驚いたのだった。ますえさんはこの曲を特に歌いたかった訳ではないだろうのに、しかも1部のとりにあるのは、私が聴きたいと言っていたから聴かせてくれたのではないかと思った。
その2人とはまた違った味がした。最後の「♪並木の陰の 初めてのキス」では思いが篭っていて痺れた。その「キス」は、3人とも同じではなかった。
思いやりのある、優しい繊細な心の持ち主だと言う事が、とてもよく分かった一コマであった。
ピアノ:坂下文野。テナーサックス:里村稔。ドラムス:木村優一郎。ゲスト:横山剛(テノール)。
ここでは詳しくは書かないが、4人とも素敵な力量の持ち主だった。
いよいよカンツォ-ネへと。
2部
ソラメンテ・ウナ・ヴェス
ベサメ・ムーチョ
カンツォーネ
コン・テ・パルティロ(共演)
フニクリ・フニクラ(横山剛)
ガラスの部屋
トスティーのセレナータ
マレキャーレ
2部の前半では、白いウエディング衣装のような目を見張る姿で歌った。本領発揮である。
後半はもう一度衣装を換えて現れた。これもそんなに派手なものではなく、3つの衣装に共通しているのは、ぎらぎらした衣装ではないのに華やかさを感じさせるものだった。私は前から3列目にいたから、とてもよく観る事が出来た。
髪も飾りも、それに更に豪華さを与えた。聴くだけでいいならCDを聴けばいいが、ライブの良さと楽しさは、聴いて、観て、周りの空気を感じ、自分と言う受信機の感度を十分に上げて捕らえる所にある。ライブならではの醍醐味だ。
またきっと聴きに行く事だろう。この素敵な歌と表情と衣装とに出会う為に。それに、ブログで知り合った歌手と、友達として生きた触れ合いをしているのだから。
昨日のますえさんのブログに、蕎麦の食べる量では五分五分だと書いた所、決着を付けなければなりません、と返事があった。何も競争しようと思って書いた訳ではないが、それが今日、ますえさんから誘われる事になろうとは。
こんな付き合いもいいものだが、前向きで、好奇心旺盛で、積極的なますえさんは、素敵な女性である。
毎年梅干を漬けるような人だとはとても思えないが、それもますえさんだ。そうして、人を魅了する歌い手であるのもますえさんなのである。歌う時は、全く梅干と結び付かないのが何とも可笑しいし、プロ意識が凄いと思う。
天真爛漫、縦横無尽、三面六臂、美人秀麗。これからも京都の町を、愛する自転車ロシナンテに乗って颯爽と走り回る事だろう。
今日の月も、まん丸だった。