6月5日のブログは、皆を驚かせてしまった。
タイトル「仙台から来た女」は、Tさんに失礼だったかも知れない。
また、ひろこさんにもそうだったかも知れない。もしそうなら、飼い主に叱られた犬のように、肩を竦め、上目遣いに頭を垂れるしかない。
だが、ひろこさんとは2日の夕方から3日は終日、何人かと一緒だった。その場に居合わせた者には、きっと納得する文章に違いない、と自負している。従って、よしんば愛おしい気持ちがあったとしても、反省の気持ちなど、全くない。
さてさて、6月2日はどう過ごしたか。
マリーさんが1日に旦那と奈良周辺の寺社巡りをして、それから神戸にやって来た。この日は誰もマリーさん達と出会っていない。
2日は朝8時45分に、JR元町駅西口で出会った。早い時間大変だっただろう。だが、2人とも疲れを全く感じない姿で現れた。旦那とは初めての対面だった。会った瞬間、いい人だと感じた。本当に素晴らしい人だ。
それから予約していたとある会館の地下にある部屋へと入って行った。9時から12時まで借りてある。
マリーさんは旦那のギターに合わせてオカリナを吹いた。カンターレはそう簡単に吹けるオカリナではないが、マリーさんの音は、すっかりその良さを表現していた。マリーさんにしか出せない、素敵なビブラートと息遣いだった。
私も吹き、マリーさんも吹き、旦那もギターを弾いた。3人の音楽室。とても広い空間で、しかもよく響いた。こんな時、時間は過ぎるのが速い。
私はオカリナ10本位と、ラジカセを入れたコロコロを引いて来ていた。MDの伴奏をバックにしても、吹いて楽しもうと思ったからだ。
かくして、楽しい時は、時間の制約に後ろ髪を引かれるようにして費えた。
マリーさんは一昨年体験した事を、旦那にも体験させたい気持ちがあったのだろう。昼食はチャーシューで麺が隠れてしまう、もっこすのチャーシュー麺を食べたいと言った。元町から神戸まで電車で行き、駅のロッカーに荷物を入れた。
「ダイエット式案内をしますから」
と言っていたが、何の事はない。兎に角歩く事に専念した。旦那と私は喋りっ放しだ。旧知の友のようだった。マリーさんはこの速さにも付いて来たが、大変だったかも。
湊川神社に参拝して、チャーシュー麺を食べて、また神戸駅に戻る。途中、去年マリーさんがフェステイバルで演奏した神戸文化ホールを見ながら。
ロッカーから荷物を取り出すと、再び電車で元町駅へ。
元町商店街を歩き南京町へ入った。そこで大正4年に創業だったか、日本初の老祥記のぶたまんをマリーさんが3つ買った。1個ずつ食べたが、余りにも小さく、あっと言う間に食べ終わった。3個以上からしか売ってくれない。
それから、当たり前のようにヤマハに行った。地下には規模は小さいけれど、楽器を売っている。旦那は1階のギターを見ている。
今までにない事だが、アケタのオカリナは並んでいても、オオサワオカリナが並んでいる事などなかった。ラッキーな事に、種類の違うオオサワトリプルオカリナが3本並んでいた。マリーさんは躊躇なく白いアニバーサリーオカリナをウインドウから出してもらうと、ブースで試奏し始めた。
私はちょっと席を外していたが、その内旦那がブースに来ていて、マリーさんの吹くオカリナの音を聴いていた。
「このオカリナ、私を呼んでいるみたい。私を待ってくれていたんだね」
と言って、ついに購入した。この行為は、はっきり言って、都合さえ付くのなら大正解である。私でさえ、欲しくて堪らないのだが、都合が付かないだけの事である。きっとあの時のマリーさんの顔が、本当の嬉しい顔だったに違いない。
元町商店街での主な目的は、コンサートを聴く事にあった。マリーさん夫婦と、今は叔父さんをなくして徳之島に帰っているシマさん夫婦と私の5人で聴く事にしていた。だが、3人で風月堂の地下のホールへと足を運んだ。略満員状態で、ばらばらに座った。
「測量の日記念イベント第16回ゆかいなコンサート」
ブログのBO夫婦さんが奏でるESPERANZAの演奏がある。B夫さんは知る人ぞ知るベーシストなのだ。O妻さんの吹くフルートやオカリナを支える伴奏である。と言うか、共演かな?
O妻さんが2001年にフジテレビ「アンビリーバボー」で「クローン病との闘病と再出発」を放映された事をきっかけに、ESPERANZAが結成されたと言う。
フルートやオカリナの気持ち良く揺れる豊かな音は、素敵なMCと共に聴く者の心を打つ。自分の経験を通して、夢・希望・勇気・生きる幸せを伝えている。
4人の女性が歌うアンサンブルBellの演奏を少しだけ聴くと、4時過ぎからESPERANZAの演奏が始まった。
「G線上のアリア」「放課後の音楽室」「ふるさとメドレー」「情熱大陸」など、いい曲が続く。
「私は、1日に3回、幸せを見つける事にしたのです。ご飯が美味しかった。電車に乗って席に座れた。どんな小さな事でも、3つ見つけるようにしたのです。そうしたら、本当に幸せになって行くんですよ。幸せが幸せを呼ぶんです」
幸せが幸せを呼ぶ。こんな素敵な言葉を紡ぎ、当たり前のように話すO妻さんは、素晴らしい。忘れられない言葉だった。人間って、何でも思うようになるんだと思った。すぐならなくても、見えない糸がそこまで繋がっていると言う事が分かったような気がした。同時に、悲観的に、マイナスに考えたりする事は、とても悲しい事だと思った。
人間皆、色々あるのだけれど。
ついこの前まで、全国でも演奏に行っていないのは沖縄だけだ、と言っていた。だが、もう全国制覇は達成された。
このBO夫婦さんが、何と今晩の懇親会に来てくれると言うのだ。やっぱり、幸せが幸せを呼んでいるのかなあ。
集合は午後6時15分、JR三ノ宮駅中央口である。その時間まで、お茶を飲む事にした。珍しく3人とも、コーヒーではなくジュースを飲んだ。
マリーさん夫婦の来神の大きな目的の一つは、シマさんの三線と唄を聴く事だった。そして、BO夫婦さんの演奏が聴ける事も、十分その目的の中に入っている。
マリーさんは一度O妻さんには会っている。それが、ここで聴ける事は、しっかり歯車が噛み合っている事の証明にもなる。今日はBO夫婦さんの演奏。明日はシマさんの演奏。これは、幸せが幸せを呼んだのだ。
「この演奏の会場に、秋田からも聴きに来て下さっています。今、この何処かで聴いてくれています。一度は会っても、二度会う事はなかなかありません。これからは大切なお友達になると思っています」
そうO妻さんは、ステージから呼びかけていた。
タイトル「仙台から来た女」は、Tさんに失礼だったかも知れない。
また、ひろこさんにもそうだったかも知れない。もしそうなら、飼い主に叱られた犬のように、肩を竦め、上目遣いに頭を垂れるしかない。
だが、ひろこさんとは2日の夕方から3日は終日、何人かと一緒だった。その場に居合わせた者には、きっと納得する文章に違いない、と自負している。従って、よしんば愛おしい気持ちがあったとしても、反省の気持ちなど、全くない。
さてさて、6月2日はどう過ごしたか。
マリーさんが1日に旦那と奈良周辺の寺社巡りをして、それから神戸にやって来た。この日は誰もマリーさん達と出会っていない。
2日は朝8時45分に、JR元町駅西口で出会った。早い時間大変だっただろう。だが、2人とも疲れを全く感じない姿で現れた。旦那とは初めての対面だった。会った瞬間、いい人だと感じた。本当に素晴らしい人だ。
それから予約していたとある会館の地下にある部屋へと入って行った。9時から12時まで借りてある。
マリーさんは旦那のギターに合わせてオカリナを吹いた。カンターレはそう簡単に吹けるオカリナではないが、マリーさんの音は、すっかりその良さを表現していた。マリーさんにしか出せない、素敵なビブラートと息遣いだった。
私も吹き、マリーさんも吹き、旦那もギターを弾いた。3人の音楽室。とても広い空間で、しかもよく響いた。こんな時、時間は過ぎるのが速い。
私はオカリナ10本位と、ラジカセを入れたコロコロを引いて来ていた。MDの伴奏をバックにしても、吹いて楽しもうと思ったからだ。
かくして、楽しい時は、時間の制約に後ろ髪を引かれるようにして費えた。
マリーさんは一昨年体験した事を、旦那にも体験させたい気持ちがあったのだろう。昼食はチャーシューで麺が隠れてしまう、もっこすのチャーシュー麺を食べたいと言った。元町から神戸まで電車で行き、駅のロッカーに荷物を入れた。
「ダイエット式案内をしますから」
と言っていたが、何の事はない。兎に角歩く事に専念した。旦那と私は喋りっ放しだ。旧知の友のようだった。マリーさんはこの速さにも付いて来たが、大変だったかも。
湊川神社に参拝して、チャーシュー麺を食べて、また神戸駅に戻る。途中、去年マリーさんがフェステイバルで演奏した神戸文化ホールを見ながら。
ロッカーから荷物を取り出すと、再び電車で元町駅へ。
元町商店街を歩き南京町へ入った。そこで大正4年に創業だったか、日本初の老祥記のぶたまんをマリーさんが3つ買った。1個ずつ食べたが、余りにも小さく、あっと言う間に食べ終わった。3個以上からしか売ってくれない。
それから、当たり前のようにヤマハに行った。地下には規模は小さいけれど、楽器を売っている。旦那は1階のギターを見ている。
今までにない事だが、アケタのオカリナは並んでいても、オオサワオカリナが並んでいる事などなかった。ラッキーな事に、種類の違うオオサワトリプルオカリナが3本並んでいた。マリーさんは躊躇なく白いアニバーサリーオカリナをウインドウから出してもらうと、ブースで試奏し始めた。
私はちょっと席を外していたが、その内旦那がブースに来ていて、マリーさんの吹くオカリナの音を聴いていた。
「このオカリナ、私を呼んでいるみたい。私を待ってくれていたんだね」
と言って、ついに購入した。この行為は、はっきり言って、都合さえ付くのなら大正解である。私でさえ、欲しくて堪らないのだが、都合が付かないだけの事である。きっとあの時のマリーさんの顔が、本当の嬉しい顔だったに違いない。
元町商店街での主な目的は、コンサートを聴く事にあった。マリーさん夫婦と、今は叔父さんをなくして徳之島に帰っているシマさん夫婦と私の5人で聴く事にしていた。だが、3人で風月堂の地下のホールへと足を運んだ。略満員状態で、ばらばらに座った。
「測量の日記念イベント第16回ゆかいなコンサート」
ブログのBO夫婦さんが奏でるESPERANZAの演奏がある。B夫さんは知る人ぞ知るベーシストなのだ。O妻さんの吹くフルートやオカリナを支える伴奏である。と言うか、共演かな?
O妻さんが2001年にフジテレビ「アンビリーバボー」で「クローン病との闘病と再出発」を放映された事をきっかけに、ESPERANZAが結成されたと言う。
フルートやオカリナの気持ち良く揺れる豊かな音は、素敵なMCと共に聴く者の心を打つ。自分の経験を通して、夢・希望・勇気・生きる幸せを伝えている。
4人の女性が歌うアンサンブルBellの演奏を少しだけ聴くと、4時過ぎからESPERANZAの演奏が始まった。
「G線上のアリア」「放課後の音楽室」「ふるさとメドレー」「情熱大陸」など、いい曲が続く。
「私は、1日に3回、幸せを見つける事にしたのです。ご飯が美味しかった。電車に乗って席に座れた。どんな小さな事でも、3つ見つけるようにしたのです。そうしたら、本当に幸せになって行くんですよ。幸せが幸せを呼ぶんです」
幸せが幸せを呼ぶ。こんな素敵な言葉を紡ぎ、当たり前のように話すO妻さんは、素晴らしい。忘れられない言葉だった。人間って、何でも思うようになるんだと思った。すぐならなくても、見えない糸がそこまで繋がっていると言う事が分かったような気がした。同時に、悲観的に、マイナスに考えたりする事は、とても悲しい事だと思った。
人間皆、色々あるのだけれど。
ついこの前まで、全国でも演奏に行っていないのは沖縄だけだ、と言っていた。だが、もう全国制覇は達成された。
このBO夫婦さんが、何と今晩の懇親会に来てくれると言うのだ。やっぱり、幸せが幸せを呼んでいるのかなあ。
集合は午後6時15分、JR三ノ宮駅中央口である。その時間まで、お茶を飲む事にした。珍しく3人とも、コーヒーではなくジュースを飲んだ。
マリーさん夫婦の来神の大きな目的の一つは、シマさんの三線と唄を聴く事だった。そして、BO夫婦さんの演奏が聴ける事も、十分その目的の中に入っている。
マリーさんは一度O妻さんには会っている。それが、ここで聴ける事は、しっかり歯車が噛み合っている事の証明にもなる。今日はBO夫婦さんの演奏。明日はシマさんの演奏。これは、幸せが幸せを呼んだのだ。
「この演奏の会場に、秋田からも聴きに来て下さっています。今、この何処かで聴いてくれています。一度は会っても、二度会う事はなかなかありません。これからは大切なお友達になると思っています」
そうO妻さんは、ステージから呼びかけていた。