昨日もそうだったが、出掛けに小雨がぱらついていた。そこで、今日も75センチ幅の大きな傘を差して出掛けた。ビーチパラソルとまでは言わないけれど。
高速バスに乗る頃には、昨日も今日も止んでいた。この傘がどれだけ無用で、持って歩くのに厄介だった事か。2日間とも、肩が凝って仕様がなかったのだ。
3時からザ・シンフォニーホールで「小林研一郎 炎の饗演!」がある。
早めに家を出たのには訳があり、難波高島屋で20日まで宮崎県物産展をしていて、それに行ってみたいと思っていた。もう今日は18日で、昨日は帰りに寄ってみようと思っていたが、5時間のオカリナ練習で時間的にも気力的にも、遂に行く事が出来なかった。
難波高島屋と言えば、若い頃妹が高島屋で服飾関係の仕事をしていて、デザイナーをしたりしていた。或る意味、私にも懐かしいデパートだ。
明るく、素敵なデパートである。よくこれだけお金持ちがいるのだと思う程、多くの人間が物色している。私は7階に上がった。
目当ては芋焼酎で、味見をして回った。全部飲んだ訳ではないが、そんな事したらひっくり返る所だ。最終的には、櫻の郷酒造の「蔵の文太」がまろやかだと思った。小さいのが持ち易いのだが、1.8リットルのと比べると、かなりの割高だ。重いと思ったが、1升瓶を提げて帰る事にした。
これで止めておけばいいものを、かぐら里食品の瓶詰めの「ゆずみそ」が目に付いた。これは高いが買うしかない。頭の中に湯気の立ち上る白米が見え隠れしているのだ。私の大好物であってみれば、当然の成り行きである。
それでこの場を離れようと思ったら、餃子を試食させてくれた。おばさんと言っても、嫌味のない、感じのいい人だった。野菜が多く入っており、普通の餃子の1.5倍はある。「孟さんの餃子」と言う。20個で1,260円は高いと思うが、さっき買ったばかりの芋焼酎が呼んでいたのだ。
沢山保冷剤を入れて貰って、退散した。もっといたら、散財してスッカラカンになっている。
時間が少しあったので、高島屋の西の外れの一角にある「今庄そば」に入った。列が出来ていたので、並んで待った。60円の蕎麦とは違うだろうと言う期待で。
3段に重ねられた蕎麦に掻き揚げが付いているのを注文した。蕎麦の腰が素晴らしい。海老がプリプリの掻き揚げは絶品だ。出汁が最高! 薬味に、葱・卸大根・山葵が付いている。福井県の蕎麦である。何と美味い事か。今度は、この蕎麦を食べに難波まで、高島屋まで行くであろう。もう2枚追加注文した事は言うまでもない。
パンパンのお腹を抱えて、ザ・シンフォニーホールへ向かった。
シベリウスの交響詩「フィンランディア」(op.26)は素晴らしい。次はグリーグのピアノ協奏曲イ短調(op.16)。第3楽章まである。ピアノは指揮者小林研一郎さんの長女、小林亜矢乃さんだった。道理で終わった後、濃厚なハグをしていた。それにファンも多いのだろう、その拍手は暫く止まず、何度もステージに呼び出されていた。
ここで20分の休憩。私の席は、2階の後ろから2番目であった。けれど、まずまず正面から見る事が出来た。
それから、圧巻のチャイコフスキーの交響曲第5番ホ短調(op.64)だ。ホルンやティンパニーが素晴らしい。この楽団は、大阪フィルハーモニー交響曲楽団だった。
私が数えた所、第1ヴァイオリンが28人。第2ヴァイオリンが12人。チェロが9人。コントラバスが8人で、弦は約60人だ。金管、木管、打楽器を入れると、80名の編成である。凄い迫力の演奏だった。流石大阪フィル、と思った。
かつて、KOBAさん夫婦に連れられてお宅を訪問した第1ヴァイオリンの I さんを探した。すると、双眼鏡にあの I さんが映った。懐かしさ一入であった。私は無謀にも、オカリナと一緒に演奏したいと言ったのだ。
「老後の楽しみにしています」
と言って貰って握手を交わしたが、それは体よく断られたのか、機会があったらやってみましょうと言われたのかは定かではない。何しろ1億円はするヴァイオリンで名を馳せている大阪フィルの凄腕だ。
そうしている内に、コンサートの予定は終わり、1曲だけアンコールに応えてくれた。忌まわしい大震災があったので、その為にも演奏したいと言って音が鳴り出した。コントラバスの音が、胸に染み込んで来る。涙が込み上げて来る程の、弦だけの演奏だった。スコットランド民謡の「ダニーボーイ」だったのだ。静かで、何処か物寂しい響きだった。だが、これも名曲だ。大阪フィルが奏でるから、尚更の事だろうと思った。
重い荷物を抱えて家に戻ると、焼酎と餃子をセットにして味わったのは元より、すぐさまオカリナで「ダニーボーイ」を演奏してみた。カラオケが高音を要求していたからなのか、この大阪フィルのようには豊かさは出て来なかった。
これには、課題が残った。いつかオカリナを選び、音域を選び、そうしてゆったりと吹いてみたいとの。
明後日は、1年待たされた亜音のオカリナが手に入る。
高速バスに乗る頃には、昨日も今日も止んでいた。この傘がどれだけ無用で、持って歩くのに厄介だった事か。2日間とも、肩が凝って仕様がなかったのだ。
3時からザ・シンフォニーホールで「小林研一郎 炎の饗演!」がある。
早めに家を出たのには訳があり、難波高島屋で20日まで宮崎県物産展をしていて、それに行ってみたいと思っていた。もう今日は18日で、昨日は帰りに寄ってみようと思っていたが、5時間のオカリナ練習で時間的にも気力的にも、遂に行く事が出来なかった。
難波高島屋と言えば、若い頃妹が高島屋で服飾関係の仕事をしていて、デザイナーをしたりしていた。或る意味、私にも懐かしいデパートだ。
明るく、素敵なデパートである。よくこれだけお金持ちがいるのだと思う程、多くの人間が物色している。私は7階に上がった。
目当ては芋焼酎で、味見をして回った。全部飲んだ訳ではないが、そんな事したらひっくり返る所だ。最終的には、櫻の郷酒造の「蔵の文太」がまろやかだと思った。小さいのが持ち易いのだが、1.8リットルのと比べると、かなりの割高だ。重いと思ったが、1升瓶を提げて帰る事にした。
これで止めておけばいいものを、かぐら里食品の瓶詰めの「ゆずみそ」が目に付いた。これは高いが買うしかない。頭の中に湯気の立ち上る白米が見え隠れしているのだ。私の大好物であってみれば、当然の成り行きである。
それでこの場を離れようと思ったら、餃子を試食させてくれた。おばさんと言っても、嫌味のない、感じのいい人だった。野菜が多く入っており、普通の餃子の1.5倍はある。「孟さんの餃子」と言う。20個で1,260円は高いと思うが、さっき買ったばかりの芋焼酎が呼んでいたのだ。
沢山保冷剤を入れて貰って、退散した。もっといたら、散財してスッカラカンになっている。
時間が少しあったので、高島屋の西の外れの一角にある「今庄そば」に入った。列が出来ていたので、並んで待った。60円の蕎麦とは違うだろうと言う期待で。
3段に重ねられた蕎麦に掻き揚げが付いているのを注文した。蕎麦の腰が素晴らしい。海老がプリプリの掻き揚げは絶品だ。出汁が最高! 薬味に、葱・卸大根・山葵が付いている。福井県の蕎麦である。何と美味い事か。今度は、この蕎麦を食べに難波まで、高島屋まで行くであろう。もう2枚追加注文した事は言うまでもない。
パンパンのお腹を抱えて、ザ・シンフォニーホールへ向かった。
シベリウスの交響詩「フィンランディア」(op.26)は素晴らしい。次はグリーグのピアノ協奏曲イ短調(op.16)。第3楽章まである。ピアノは指揮者小林研一郎さんの長女、小林亜矢乃さんだった。道理で終わった後、濃厚なハグをしていた。それにファンも多いのだろう、その拍手は暫く止まず、何度もステージに呼び出されていた。
ここで20分の休憩。私の席は、2階の後ろから2番目であった。けれど、まずまず正面から見る事が出来た。
それから、圧巻のチャイコフスキーの交響曲第5番ホ短調(op.64)だ。ホルンやティンパニーが素晴らしい。この楽団は、大阪フィルハーモニー交響曲楽団だった。
私が数えた所、第1ヴァイオリンが28人。第2ヴァイオリンが12人。チェロが9人。コントラバスが8人で、弦は約60人だ。金管、木管、打楽器を入れると、80名の編成である。凄い迫力の演奏だった。流石大阪フィル、と思った。
かつて、KOBAさん夫婦に連れられてお宅を訪問した第1ヴァイオリンの I さんを探した。すると、双眼鏡にあの I さんが映った。懐かしさ一入であった。私は無謀にも、オカリナと一緒に演奏したいと言ったのだ。
「老後の楽しみにしています」
と言って貰って握手を交わしたが、それは体よく断られたのか、機会があったらやってみましょうと言われたのかは定かではない。何しろ1億円はするヴァイオリンで名を馳せている大阪フィルの凄腕だ。
そうしている内に、コンサートの予定は終わり、1曲だけアンコールに応えてくれた。忌まわしい大震災があったので、その為にも演奏したいと言って音が鳴り出した。コントラバスの音が、胸に染み込んで来る。涙が込み上げて来る程の、弦だけの演奏だった。スコットランド民謡の「ダニーボーイ」だったのだ。静かで、何処か物寂しい響きだった。だが、これも名曲だ。大阪フィルが奏でるから、尚更の事だろうと思った。
重い荷物を抱えて家に戻ると、焼酎と餃子をセットにして味わったのは元より、すぐさまオカリナで「ダニーボーイ」を演奏してみた。カラオケが高音を要求していたからなのか、この大阪フィルのようには豊かさは出て来なかった。
これには、課題が残った。いつかオカリナを選び、音域を選び、そうしてゆったりと吹いてみたいとの。
明後日は、1年待たされた亜音のオカリナが手に入る。