ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
第1楽章 アレグロ
第2楽章 アダージォ・ウン・ポーコ・モッソ
第3楽章 ロンド:アレグロ

ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
第1楽章 アダージォーアレグロ・モルト
第2楽章 ラルゴ
第3楽章 スケルツォ:モルト・ヴィヴァーチェ
第4楽章 アレグロ・コン・フォーコ

アンコール
ドヴォルザーク「スラブ舞曲」

第24回名曲コンサートは、芸術文化センターで行われた。指揮、大山平一郎。ピアノ、児玉麻里。

56人編成のオーケストラだった。兵庫県立芸術文化センター管弦楽団。

「皇帝」は、実際の演奏を生で聴いたのは初めてだった。4階なので、音が這い上がって来る。まるで、雲の上で聴いているようだった。いつか、1階か、せめて2階で聴いてみたいとは思う。感動の「皇帝」だから。

「新世界より」は聴き応えがあった。「皇帝」が、そうでなかったと言う意味ではない。強弱が素晴らしく、そのフォルテッシシモは、これでもかと音量を最大限に上げる。こんな大きな音、今まで聴いた事がなかった。

オーボエやホルンやフルートやティンパニーなどのソロが素晴らしい。流石のプロである。凄い、凄い!

「皇帝」「新世界より」は、また絶対聴きたい。「運命」も「田園」も。


午後3時から始まり5時頃に終わった。私は、阪急六甲駅に急いだ。急いだからと言って、電車の中では走っても一緒だ。じっと座っていた。

六甲駅に着くとすぐ前の、六甲苑の4階に上がって行った。中華の店だ。そこには、オカリナの愛好者が2テーブルに分かれて座っていた。「六甲オカリナ会2012」の後の懇親会の席だった。

私はいつも何かが重なり、ここで出演した事は1度もない。その代わり、後の懇親会にだけは、欠かさず参加している。こんな人間も珍しい事だろう。

Hさんが主催するこの会は、大変楽しいのだ。15組のエントリーがあったと言うから、年々参加者も増えている。

ツッキーさんが初参加は嬉しかった。懇親会の最後辺りで奥様も駆け付けた。また、遊悠笛さんも来ていた。和美音さんの2人も。その他は、去年知った人もいる。もう、内輪みたいなものだ。

ビールをよく飲んだ。もう満腹。私は、喋り過ぎる位喋った。情報も提供し、楽しい時を過ごした。5時半から9時まで。凄く長い時間だったが、あっと言う間に過ぎた。

最後に、私に吹けと言う。他の団体もいた。その団体にも了解を得たと言った。私は、皆のオカリナを聴きたいと言った。暫く飲んで、喋った。もう食べ物はなくなっていた。

やがてその団体が帰って行った。すぐに、一番年上の人が吹いた。若い人が吹いた。ツッキーさんが「春の海」をアカペラで吹いた。伴奏がないので掛け合いは出来なかったが、それでもその演奏は冴えていた。トリプルが力を発揮した瞬間だった。

Hさんが、アカペラで「故郷変奏曲」を吹いた。皆のオカリナを聴くのは、とても楽しい。

次は私の番だった。考えてみれば、考えなくても、皆アカペラだ。私は、加々美治さん作製のアルトFダブルで吹いた。その大きさと真っ黒い色は、皆にインパクトを与えたと思う。加々美さんと言えば、知る人ぞ知る大沢聡さんの弟さんだ。

飲み過ぎの私は、「今日は嬉しいので、『悲しい酒』を吹きます」と言って、徐に吹いた。気分も何もあったものではない。終わって、「はいお仕舞い」と言う類の演奏だった。

最近思っている。やって何ぼ。やるっきゃないだろう。宝くじだって、買わなきゃ当たらないのだから、オカリナだって、吹かなきゃ誰も聴いてはくれないのだ。

それから最後、和美音さんがデュエットで吹き、そのYさんの最後の言葉で終わった。

外で何人かの男性と握手を交わし、また1年後の演奏会に思いを寄せながら、帰路に着いた。

三宮で、豚まんを買った。バスの中で食べた。家では、孫の食べ残しのカツ丼があった。それも食べた。体重計が唸りを上げた。私は、何でこんなに意志薄弱で軽率なのだろうと思った。明日の昼からは、コープ卓球の新年会が待っている。