夏の暑さはまだまだ続きそうですが、8月も今日限りとなりました。名残惜しい気が致します。
先日リニューアルされた赤いロープウエイに乗って、ハーブ園まで登って来ました。熱射の中で沢山のカサブランカが咲いていましたし、ここでまたミンミンゼミの声が聞けたのは嬉しい事でした。今年2度目の声でした。
クマゼミの声すら聞けなくなったこの2、3日は、土から毎日のように這い出して鳴いた蝉の幕引きとなりました。自然の移ろいの妙に驚かされます。
さて、27・28日2日間の「オカリナフェスティバルin神戸」も、盛況の内に幕を閉じました。
中ホールのロビーは正に社交場です。そこでは色々な人との出会いが繰り広げられました。私は、ブロ友のおはぎさん、きよこさんと初めてお目にかかりました。想像とは異なり、とても若くて素敵な方でした。
また、すだちさんが四国から来て下さり、この出会いも大切なものとなりました。この方もまた、想像以上のとても素敵な方でした。
何度かお会いした人の中には、ツッキーさんだとかオカリイナオさんだとか南幸さんもいらっしゃり、言葉を交し合えたのは幸いでした。
ゲストの和田奈保子さんと波多野杜邦さんとは、懇親会で親しくお話出来ました。大沢聡さんには、私の顔をしっかり覚えて貰えたと思っています。
余り話もした事もなかった植田さんとは一歩踏み込んだ形でお話が出来、親しくなれた感じが致しました。
ここに書き忘れている人もまだまだいらっしゃると思いますが、こうした交わりこそ驚きであると共に喜びでもあると思っています。たった一つの事を除いては・・。
28日の4時過ぎの私の出番が参りました。娘が是非にと言ってプレゼントしてくれたシャツを着て、帽子まで被っての出演です。私のいつものイメージとはまったく違ったものでしたが、こんな風にするのがステージ衣装なのでしょうね。それはともかく、私は「ボレロ」を吹き始めました。
リハーサルの時の伴奏の音の違和感も余り感じなくなっており、いい調子で進んで行きました。「ボレロ」は同じメロディーが2度繰り返され、また違ったメロディーが2度繰り返されます。その連続です。そんなに長く、オカリナだけで演奏出来る訳はありません。
その2度ずつのワンセットと、後はそのメロディーを1度ずつ吹いて終わるようになっています。最後はあのクライマックスです。繰り返しの中の次のメロディーが奏でられ、その真ん中辺りからメロディーが違って来ます。ここの分岐点で同じメロディーに行かなかったら、最後のクライマックスがとても格好いいもので終われるのです。ここが一番聴いて貰いたかった所なのでした。
私は注意力が足りませんでした。あっと思った時はもう後の祭りです。分岐点で元のメロディーに入ってしまったのです。自分ではいい調子で来ているなと思っていたものですから、ここからは急転落です。驚き慌てるしかありませんでした。がたがたに崩れ、「ボレロ」の最後の閉めなど出来ませんでした。残念で仕方がありませんが、それは自分の注意力の足らなかった事に起因するのですから、潔く諦めるしかありません。
感動して貰えるなどと思った事事態、思い上がっていたのでしょうか。家を出る間際まで、何度も吹いてみたのです。練習も1年近くやって来ました。結構難しく、メロディーが短くなったり長くなったりして、狂った事も何度もありました。それでも、何とかポーズまで決めて、終わりまで辿り着いておりました。
練習量も100回や200回ではありません。それでも、間違う時は間違うのですね。こんな大きな間違いは初めてです。しかもこんなに素敵な大舞台でです。それは悔しい面もありますが、自分がやった事ですから落胆はしても、何故かそんなに落ち込む事もなく、次を頑張ろうと言う気持ちに変わって来ております。
こう言う結果になったのですから、それは受け入れる他に方法がありません。それも実力の内とは良く言ったものです。音楽には魔物が棲むとも言われています。それを今回身をもって感じさせられた事でした。
ちょっとした事でしたから、ここがうまく通過したら何の問題もなかったのです。しかし、これが上手く行っていたら、私は拍手喝采を浴びて、きっといい気になっていたかも知れません。こんな大舞台での失態は、私にまた一つ、大きな大切なものを学ばせてくれました。悔しくて遣り切れなくて断腸の思いですが、それは本心であるとしても、本当は感謝しなくてはならない事なのかも知れません。
きっと慢心と油断と隙があったのでしょう。それを戒めてくれたのです。自分の生き方の上で、今回は大成功を収めるよりも、もっと大切なものを得た気がします。「ボレロ」はまたこの次、リベンジ出来ます。また新しい挑戦に向けて練習して行きたいと思っています。
今日で8月は店仕舞いです。私の家の周辺では蝉の声は聞こえなくなりましたが、蟋蟀の鳴く声がしたように思います。神戸のフェスティバルが終わると、やっと夏が終わった気がします。それだけその舞台が大きな目標となっているのです。
「そんな事もあるよ」と誰かが言いましたが、今はその通りだなと思っています。
遠路より、また暑い中聴きに来て下さった方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
先日リニューアルされた赤いロープウエイに乗って、ハーブ園まで登って来ました。熱射の中で沢山のカサブランカが咲いていましたし、ここでまたミンミンゼミの声が聞けたのは嬉しい事でした。今年2度目の声でした。
クマゼミの声すら聞けなくなったこの2、3日は、土から毎日のように這い出して鳴いた蝉の幕引きとなりました。自然の移ろいの妙に驚かされます。
さて、27・28日2日間の「オカリナフェスティバルin神戸」も、盛況の内に幕を閉じました。
中ホールのロビーは正に社交場です。そこでは色々な人との出会いが繰り広げられました。私は、ブロ友のおはぎさん、きよこさんと初めてお目にかかりました。想像とは異なり、とても若くて素敵な方でした。
また、すだちさんが四国から来て下さり、この出会いも大切なものとなりました。この方もまた、想像以上のとても素敵な方でした。
何度かお会いした人の中には、ツッキーさんだとかオカリイナオさんだとか南幸さんもいらっしゃり、言葉を交し合えたのは幸いでした。
ゲストの和田奈保子さんと波多野杜邦さんとは、懇親会で親しくお話出来ました。大沢聡さんには、私の顔をしっかり覚えて貰えたと思っています。
余り話もした事もなかった植田さんとは一歩踏み込んだ形でお話が出来、親しくなれた感じが致しました。
ここに書き忘れている人もまだまだいらっしゃると思いますが、こうした交わりこそ驚きであると共に喜びでもあると思っています。たった一つの事を除いては・・。
28日の4時過ぎの私の出番が参りました。娘が是非にと言ってプレゼントしてくれたシャツを着て、帽子まで被っての出演です。私のいつものイメージとはまったく違ったものでしたが、こんな風にするのがステージ衣装なのでしょうね。それはともかく、私は「ボレロ」を吹き始めました。
リハーサルの時の伴奏の音の違和感も余り感じなくなっており、いい調子で進んで行きました。「ボレロ」は同じメロディーが2度繰り返され、また違ったメロディーが2度繰り返されます。その連続です。そんなに長く、オカリナだけで演奏出来る訳はありません。
その2度ずつのワンセットと、後はそのメロディーを1度ずつ吹いて終わるようになっています。最後はあのクライマックスです。繰り返しの中の次のメロディーが奏でられ、その真ん中辺りからメロディーが違って来ます。ここの分岐点で同じメロディーに行かなかったら、最後のクライマックスがとても格好いいもので終われるのです。ここが一番聴いて貰いたかった所なのでした。
私は注意力が足りませんでした。あっと思った時はもう後の祭りです。分岐点で元のメロディーに入ってしまったのです。自分ではいい調子で来ているなと思っていたものですから、ここからは急転落です。驚き慌てるしかありませんでした。がたがたに崩れ、「ボレロ」の最後の閉めなど出来ませんでした。残念で仕方がありませんが、それは自分の注意力の足らなかった事に起因するのですから、潔く諦めるしかありません。
感動して貰えるなどと思った事事態、思い上がっていたのでしょうか。家を出る間際まで、何度も吹いてみたのです。練習も1年近くやって来ました。結構難しく、メロディーが短くなったり長くなったりして、狂った事も何度もありました。それでも、何とかポーズまで決めて、終わりまで辿り着いておりました。
練習量も100回や200回ではありません。それでも、間違う時は間違うのですね。こんな大きな間違いは初めてです。しかもこんなに素敵な大舞台でです。それは悔しい面もありますが、自分がやった事ですから落胆はしても、何故かそんなに落ち込む事もなく、次を頑張ろうと言う気持ちに変わって来ております。
こう言う結果になったのですから、それは受け入れる他に方法がありません。それも実力の内とは良く言ったものです。音楽には魔物が棲むとも言われています。それを今回身をもって感じさせられた事でした。
ちょっとした事でしたから、ここがうまく通過したら何の問題もなかったのです。しかし、これが上手く行っていたら、私は拍手喝采を浴びて、きっといい気になっていたかも知れません。こんな大舞台での失態は、私にまた一つ、大きな大切なものを学ばせてくれました。悔しくて遣り切れなくて断腸の思いですが、それは本心であるとしても、本当は感謝しなくてはならない事なのかも知れません。
きっと慢心と油断と隙があったのでしょう。それを戒めてくれたのです。自分の生き方の上で、今回は大成功を収めるよりも、もっと大切なものを得た気がします。「ボレロ」はまたこの次、リベンジ出来ます。また新しい挑戦に向けて練習して行きたいと思っています。
今日で8月は店仕舞いです。私の家の周辺では蝉の声は聞こえなくなりましたが、蟋蟀の鳴く声がしたように思います。神戸のフェスティバルが終わると、やっと夏が終わった気がします。それだけその舞台が大きな目標となっているのです。
「そんな事もあるよ」と誰かが言いましたが、今はその通りだなと思っています。
遠路より、また暑い中聴きに来て下さった方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。