出雲にいる間、前の晩は必ずビールを飲んだ。その所為か、寝覚めは頗る良い。

皆の起きる時間はまちまちで、私は5時頃に起きていても、悠介やその弟や義弟はなかなか起きて来ない。2階はクーラーが壊れていて、扇風機や窓からの風で凌いでいたようだが、快適ではなかったみたいだ。

男連中が皆起きて来たのは、11時頃だっただろうか。ジョギングはパスした。いつか2度走ればいいのだ。特に女性は、もう何処にも行きたくないと言った8月の5日は、出雲での最終日だった。

義弟は風呂好きだが、熱い湯だとかは体に良くない。それに少し疲れが見えたので、彼は行かない事にして、悠介と日本三大美人の湯に出掛けた。荘原にある湯の川温泉だ。タオルは持って行かないといけない。

これまで小さい時家族で行ったきりだ。こんな十数キロの近くにある温泉なのに、何故か人事のように思えて、行く事はなかった。

「男でも綺麗になるかなあ」

「綺麗になってもしゃあないし」

1人500円だ。大浴場と言ってもこじんまりとしている。この辺りには幾つか温泉があるが、奥の方の元湯に行った。誰もいなく、2人だけだった。こんな気持ちの良い事はない。それにこれでは39度もないかと思われる位温かった。これ位が気持ちがいい。もっと熱く出来ないのかと言うお客もあるそうだ。だが、夏は温く、冬は熱くしているそうだ。

鄙びた温泉みたいだが、どうしてなかなかのもので、出ると男でも肌がつるつるしていた。来年は毎日通いたい。ここは泊まれるし、料理も美味しそうだし、出雲を旅する者には、ここ1泊、玉造温泉1泊と言うのも推薦する。

仏壇に線香の数が増えた。3時には出雲空港へと出発した。横浜からの4人。私と妹で6人が、2台の車でやって来た。2階のみやげもの売り場では、あご(トビウオ)の竹輪やサザエの混ぜご飯の素が美味い。結構ここで、色々みやげ物が買えるのである。

ふと目に付いたのが、醤油だった。ミニチュアの、手のひら指半分位までの高さの容器に入っている3本セットだ。「たまごかけしょうゆ」が美味しい事で知られていると聞いた。それを試してみたかった。他には「しじみ醤油」と「さしみ醤油」。「しじみ醤油」は板前を唸らせたと言う逸物だ。

4時過ぎの出発で、デッキで見送った。日本航空の小型のジェット機は、右から左へと滑走し、機体を浮かせた。角度を上げて、ぐんぐん上昇して行き、見る見る小さくなってそのまま消えた。

妹が、寿司が食べたいと言った。今回写した写真をキタムラカメラでプリントし、それから回転すしに行った。1皿105円で、ダイエットの為抑えていた積りが、とうとう10皿も食べてしまった。2~3キロ太り返している事は覚悟の上だった。

私が出雲の家を出たのは、夜の11時前だった。暗い車道を、赤いテールランプを見つめながら、握ったハンドルは只管に車を神戸へと向かわせた。

余談だが、神戸の家に着いてからご飯に生卵を乗せ、「たまごかけしょうゆ」をかけた。さっと混ぜると、口に運んだ。これは美味い。2~3杯でも食べられる勢いだ。こんなに美味い、卵かけに適した醤油があるのかと、感嘆さえした。もう4回位食べたが、後数回しか食べられない。何としても、大きいのを注文したい気持ちだ。

電話番号が記されていないので、試される向きには、住所を記載しておこう。ホームページなどで電話番号は調べて頂きたい。

株式会社 井ゲタ醤油 島根県出雲市浜町1070番地

「ごはんがすすむ! ぴよぴよ」と書いてある。その通りで、偽りがない。



長くなるが、キムチチャーハンのレシピを所望された方があるので、簡単に載せてみたい。

キムチチャーハンの作り方

材料  キムチ ご飯 豚肉 ニンニク ネギ

調味料  塩 砂糖 ゴマ コショウ 食用油

1.キムチ、豚肉、ネギ、ニンニクを細かく切る。
   ○好みのキムチを3人で1パックの半分位(好みでは3分の1でもいいかも)
   ○ニンニクは1人1片見当

2.ボールに入れた1に塩、砂糖、ゴマ、コショウ、ゴマ油を入れて味付け。
   ○ボールで混ぜる
   ○ゴマは炒りゴマでよい
   ○調味料は少量に

3.フライパンに食用油を回して熱し、味付けをしたキムチと肉を入れて炒める。    
   ○普通のフライパンでは3人前までが限度と思われる

4.肉に火が通った後に食用油を少し注ぎ、ご飯を入れて炒める。

5.炒めたら味見して、塩で加減。

6.ご飯を器(皿)に入れ、目玉焼きを乗せて完成。

柔軟性を持たせて、自分のキムチチャーハンを作って頂きたい。以上