5時33分ー6時3分・30分・58回・晴れ・風なし。
ご飯だけ食べているような感覚になって来た超スロージョギング。主食だからそれでもいいだろうし、別にご飯に飽きる事はない。しかし、おかずの彩が欲しいものだ。
貧相になって行く私のピーマンのような頭脳。もっと下に下がって引き締まるのが、私のピーマンは適材適所なのだが。
男の人とはすれ違ってもお互い無愛想だ。それを不器用なのだと言っておく事にする。また遠くだったり、反対側の歩道だったりする。それで余り男の人の事を書いていないので、女の人の事ばかり書いていると思われるのもなあと思いながら、また3人の女の人の事になる。
出かけてすぐ、前方に同じ方向に歩いている女性がいた。犬の散歩だ。どうも姿から知っている人のようだ。私が近づくと、足音で分かるのか立ち止まって笑顔を振り撒いた。私は走りながら、
「毎日しんどいわ」
と言った。何だか止まれなかったが、今度はちょっとだけ、立ち話をしようかと思う。
最初の長い直線で、ウオーキングの女の人に会った。すれ違い様、どちらからともなく「おはようございます」と言った。
一番遠くでUターンをして、手前のループを回ると丁度半分の2キロになる。その頃は、Tシャツが汗を吸い取る布切れに変わる。胃部を中心に、汗でぐっしょり濡れる。額の汗も拭うのだけれど、こんなに毎日気持ちのいい汗をかく事はなかった。眼鏡を外し、額の汗を手で拭い、また眼鏡をかける。何度か続く行為ではある。
2度目のUターンをして戻りの直線になる。太った男と出会った。彼は歩いていた。だが、すれ違うと同時に、大きな音をさせて屁を放(ひ)った。ちょっとは遠慮して欲しかったが、犬の縄張り争いみたいな感じがした。たまたま放ったのか、私に聞かせようとして放ったのか、疑問が残る。
最後の第4コーナーの辺りまで後200ヤード位だ。本当に止まろうかと思った。このまま歩けたら、どんなにいいだろうと思った。ポケットから飴を出して封を切る。その間立ち止まろうかと、知能犯みたいな事を考えた。でも、それは、だめ。
おっと、昨日の帽子を被った女性がこちらに歩いて来るではないか。彼女はウオーキングである。ずっと以前、歩いていたのを見たが、すぐその後走って、また歩き始めたのを思い出した。
もう、心に準備があった。しっかり顔を見た。そしてお互いに「おはようございます」と挨拶をした。帽子の下の眼が、笑っていた。
3人の女性と出会い、3人の女性と挨拶を交わした。58日目で、こんな出来事があるとは考えた事もない。
挨拶は、して貰うものではなく、自らするものだと分かった。鶯は鳴き、合歓の花は今日も咲いていた。
明日はシマさんと、大阪で30分ずつの演奏をする。
ご飯だけ食べているような感覚になって来た超スロージョギング。主食だからそれでもいいだろうし、別にご飯に飽きる事はない。しかし、おかずの彩が欲しいものだ。
貧相になって行く私のピーマンのような頭脳。もっと下に下がって引き締まるのが、私のピーマンは適材適所なのだが。
男の人とはすれ違ってもお互い無愛想だ。それを不器用なのだと言っておく事にする。また遠くだったり、反対側の歩道だったりする。それで余り男の人の事を書いていないので、女の人の事ばかり書いていると思われるのもなあと思いながら、また3人の女の人の事になる。
出かけてすぐ、前方に同じ方向に歩いている女性がいた。犬の散歩だ。どうも姿から知っている人のようだ。私が近づくと、足音で分かるのか立ち止まって笑顔を振り撒いた。私は走りながら、
「毎日しんどいわ」
と言った。何だか止まれなかったが、今度はちょっとだけ、立ち話をしようかと思う。
最初の長い直線で、ウオーキングの女の人に会った。すれ違い様、どちらからともなく「おはようございます」と言った。
一番遠くでUターンをして、手前のループを回ると丁度半分の2キロになる。その頃は、Tシャツが汗を吸い取る布切れに変わる。胃部を中心に、汗でぐっしょり濡れる。額の汗も拭うのだけれど、こんなに毎日気持ちのいい汗をかく事はなかった。眼鏡を外し、額の汗を手で拭い、また眼鏡をかける。何度か続く行為ではある。
2度目のUターンをして戻りの直線になる。太った男と出会った。彼は歩いていた。だが、すれ違うと同時に、大きな音をさせて屁を放(ひ)った。ちょっとは遠慮して欲しかったが、犬の縄張り争いみたいな感じがした。たまたま放ったのか、私に聞かせようとして放ったのか、疑問が残る。
最後の第4コーナーの辺りまで後200ヤード位だ。本当に止まろうかと思った。このまま歩けたら、どんなにいいだろうと思った。ポケットから飴を出して封を切る。その間立ち止まろうかと、知能犯みたいな事を考えた。でも、それは、だめ。
おっと、昨日の帽子を被った女性がこちらに歩いて来るではないか。彼女はウオーキングである。ずっと以前、歩いていたのを見たが、すぐその後走って、また歩き始めたのを思い出した。
もう、心に準備があった。しっかり顔を見た。そしてお互いに「おはようございます」と挨拶をした。帽子の下の眼が、笑っていた。
3人の女性と出会い、3人の女性と挨拶を交わした。58日目で、こんな出来事があるとは考えた事もない。
挨拶は、して貰うものではなく、自らするものだと分かった。鶯は鳴き、合歓の花は今日も咲いていた。
明日はシマさんと、大阪で30分ずつの演奏をする。