今日で6月が逝く。紫陽花のイメージから7月は蝉のイメージへと転換する。8月はどうなんだ? ははっ、それは、燃える喧騒。

6月末は43回目のジョギングになるが、5時20分に出かけた。昨日3時半頃、福山の孫達が帰り、垂水の孫を保育園に迎えに行ってから、丸八へ買い物に行った。車の中は、ハンドルが焼けている。只ならぬ気温だ。

人参、林檎(秋田産ふじ)、バナナ、それと潰れ梅を2パック買った。外へ出ると、見た事のある男が私の前から車の方へ行こうとしていた。私は声を掛けた。まじまじと私の顔を見て、

「失礼ですが、どちらさんで」

と来た。可笑しくて仕様がなかった。短パンを穿いて、草履姿だった。私も負けてはいない。ジャージに突っ掛けだ。真面目腐った顔をして、

「○○です」

と言った。これで分からぬ筈はない。目が輝いた。二人とも、一瞬の懐かしさに浸った。

職場を止めてから、私と同じ年期が経っていた。このNさんとA君と3人で、よく卓球をした。私の面影がなかったのだろうか。嬉しさと寂しさが交錯した。嬉しいのは、私のこの変身振りで見分けが付かなかった事。もう一つは、20年前のハンサム男の顔がすっかり変わって、醜女? にでもなっているのかと思えた事だ。

左足の膝の内側から足元まで、切開した痕がある。血管が詰まり、手術をして入院していたそうだ。生々しい傷痕だった。一頻り近況やあの時の職員の話をした。そんなこんなで年賀状も出せなかったと言った。またゆっくり前の私の年賀状を探して書くと言うので、もう一度中に入って、カウンターでボールペンを借りて住所と電話番号を書いた。彼のレシートに。

彼の元気を祈って、分かれた。出会うって、本当に突然だ。それに、私が声を掛けなかったらそれまでだった。また、どこかでA君も含めて話したいものだ。

今朝のジョギングは、基本を守ろうとしたジョギングにした積もりだが、まあ、超スローではなくスローなジョギングになっていたと思う。それで5時52分。32分位が丁度いいと言う結論めいたものが出た。

今日は空は晴れ渡っていたが、足は重く、止めたい気持ちに襲われた。いつか自然消滅しているのではないかとさえ思われた。それだけ、このジョギングは、辛い。私には苦しいのだ。それがあるから、またやろうとは思うのだが、50日目を目前にしての倦怠期に突入したのであろうか。

恐ろしいほど美しい朝焼けに出会い、夢のような虹を見て、有り得ないオーロラでも出現すれば、俄然やる気も出るだろうが。けど、止めない!

私とそんなに違わない年の2組の夫婦に出会った。ゆっくりゆっくり同じ歩調で歩いていたが、楽しそうに話している。いい顔をしていた。きっと幸せな夫婦だろうと思った。

取り敢えず、2011年の半分が終わる。明日からは7月だが、終わってみれば6月は毎日ブログを書いていた。これは私に取っては、ブログ開始以来の快挙であろう。これも超スロージョギングが齎したものだった。だが、7月はその積もりはない積もり。